しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

ウルヴァリン:SAMURAI

2013年09月16日 01時26分51秒 | 作品名(あ行)
第321回「新たなる物語への序章に過ぎないのか?」
前回の「マン・オブ・スティール」に続いて、今回もアメコミ映画のブログを書くことになりました。アメコミ映画好きとしては、こんなに幸せなことはありません。今回の映画は「ウルヴァリン:SAMURAI」です。待ちに待った映画だったので、迷うことなく映画館へと向かいました。

時間軸は「X-メン ファイナルディシジョン」の後。自らの手で愛するジーンを殺したローガン=ウルヴァリンは苦しみ続けていた。人との接触を避け、山奥で野宿を続ける生活を続けていた。そんなある日、彼の元にユキオと名乗る日本人が訪ねてきた。彼女は矢志田という人間の依頼でローガンを探し続けていたという。矢志田という名前には憶えがあった。かつて彼が第二次世界大戦時に、長崎で命を救った男の名前だった。あれから60年余が過ぎ、日本最大の企業「矢志田産業」の会長となった彼の命が尽きようとしていた。死を目前にした矢志田は、かつて命を救われたローガンに別れを言いたいと日本へ来るようにと伝言を託したのだった。古い友人からの誘いを受けたローガンは未知なる日本の地へと降り立った。再会を果たした矢志田とローガン。病床の矢志田はローガンに不死身の能力を取り除く方法があると語る。それが彼を呼んだ理由だという。命を救ってくれたローガンに「安らかな死」を与えると・・・しかし、その夜に矢志田は息を引き取ってしまう。彼の葬儀に参列したローガンだったが、葬儀の最中に矢志田の孫娘マリコの殺害を狙ったヤクザ達の襲撃を受け、彼女と共に逃亡することになった。そこにはマリコとローガンを狙った大いなる陰謀が隠されているのだった。

私がこの映画で一番心配していたのは、ハリウッド映画の中での日本の描き方でした。今まで、数々の映画の中で思いっきり誤解された描かれ方をされてきた日本という国。原作のコミックでも彼のターニングポイントとして描かれたエピソードだけにおかしな描かれ方をしていないのかが心配でした。結論は、もちろん全てを見事に描いていたとは言えません。葬儀の警備に自動小銃を携帯した警備が普通に出てきたり、新幹線での戦闘だったり、「一体、どこを舞台にしているんだよ!」と突っ込みたくなるような場所が登場したりと、手放しで素晴らしいとは言えませんが、アメコミ映画らしく、それでいて無理なく描けていたと思います。

出演していた俳優さん達も日本語のシーンも英語のシーンもきちんと発音されていて(当たり前のことなのですが)違和感を覚えるシーンが少なかったのも良かった点です。よくあるんですよね。日本人の設定なんだけど、日本語が片言にしか喋れないアジア人俳優を使うケースが。唯一残念だったのが、マリコの幼馴染という設定だったハラダ。彼は中国人だったようで、日本語で喋るシーンが見ていて、大変そうで気の毒になってしまいました。出来れば、若手日本人俳優にチャンスを与えて欲しかったと思ってしまいました。

点数は★★★★☆です。ほぼ満点に近いのですが、いつも言う魅力的な悪役が今作には不在だったのでマイナス1としました。いいキャラクターだったのですが、持っている能力がイマイチ伝わりにくかったのと、あまりにあっさりと倒されてしまったのが残念でした。ユキオの能力も中途半端だったような・・・

それよりも今の私の心を捉えてしまっているのは、エンドロールが始まってすぐに映し出されたあのシーンです。今作から二年後。とある空港でのシーンなのですが、ビックリするような展開が待っていますので、すぐに席は立たないでください。次回作の「デイズ・オブ・フューチャー・パスト」への展開が今から楽しみで仕方がないです。

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