しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

カウボーイ&エイリアン

2011年10月23日 14時04分52秒 | 作品名(か行)
第242回「超A級スタッフによる超B級映画」

「カウボーイ&エイリアン」・・・このタイトルを初めて聞いた時、「おいおい、どんなタイトルだよ!どうせつまんない映画だろ!」と思いました。ところが、製作総指揮スティーブン・スピルバーグ、監督に「アイアンマン」のジョン・ファブロー、主演がダニエル・クレイグ、ハリソン・フォードと聞けば、映画ファンなら「もしかしたら、駄作じゃないかも」と思いますよね。そんな訳で公開日に観に行きました。「カウボーイ&エイリアン」

荒野の真ん中で突然目覚めた1人の男。自分が何者かも思い出せず、左腕には見た事もない装置がついている。通りかかったカウボーイから奪った馬に乗り辿り着いた小さな町。そこにあった指名手配の札には「ジェイク・ロネガン」と書かれた自分の顔があった。保安官に拘束され、大きな町で連邦警察へと引き渡されようと馬車に乗せられた時・・・突然、空から何かが町を攻撃してきた。正体不明の飛行体は次々と人間達を連れ去っていく。するとジェイクの左腕につけられた装置が突然動き出した。何かに導かれるようにそれを敵に向けると青い閃光を放ち、その飛行体を破壊した。町の人々は連れ去られた人を救う為、ジェイクと共に町を出発した。一体、何者なのか?彼らは無事に救出することができるのか?

SF映画が好きな私にとってこの118分という時間は決して苦痛な時間ではありませんでした。脚本もきちんと練られていて最後まで引き付けられて鑑賞できたし、ハリソン・フォード扮する親バカな町の権力者や、酒場の主人に保安官の孫など登場人物もいい味を出していて良かった。ただ、SF映画好きでなければ、ただの荒唐無稽なアクション映画になっていたような気がします。

あらすじなどをサイトで見ると1873年のアリゾナを舞台にしていることになっているのですが、劇中にそれを説明する記述は登場しませんでした。(自分が気付かなかっただけかも・・・)その為に色んなことを考えながらの鑑賞でした。実は未来のお話では?現代なのかも?など、色々と勘繰りながら見ましたが、そんな捻りはまったく存在しませんでした。純粋にタイトル通りカウボーイとエイリアンが戦うお話でした。

点数は★★★☆☆です。駄作だ。観なきゃ良かった。というほどの出来ではありませんが、他人に劇場に足を運んでまでお勧めするかと言えば、おそらくしないだろうということでこの点数になりました。ただエイリアンの目的や存在などをハッキリさせずに終わった某作品よりはきちんと設定されていて良かったと思います。

それにしてもここにきて、やけにエイリアンが登場する作品が多いことに気が付きました。「スカイライン-征服-」「世界侵略:ロサンゼルス決戦」にこの作品で3本目、さらに12月にはコメディ映画ですが「宇宙人ポール」と同じ年にこれだけエイリアン物が公開されるのは珍しいのでは?

「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の時に書きましたが、ハリウッドがいよいよ地球上に敵はいなくなったことを暗示しているのではないでしょうか?

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