しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

X‐ファイル 真実を求めて

2008年11月11日 00時17分58秒 | 作品名(あ行)
第112回「いい意味でも悪い意味でも、X‐ファイルらしい映画でした。」

これまで数多くの海外ドラマを観てきました。古くは「ナイトライダー」や「エアーウルフ」、その後は「ツインピークス」、「フルハウス」など。最近では「ER」にハマっています。今夜の映画「X‐ファイル 真実を求めて」もそんなテレビシリーズの1つです。

テレビ朝日系列で放送されたX‐ファイルは、宇宙人や超能力、UFOにUMA(未確認生物)などの超常現象に対して、FBI捜査官のモルダーとスカリーの2人が挑んで行くというお話です。私好みのテーマにすっかりハマってしまった私は、熱心にテレビを観ていたのを覚えています。

ところが、テレビ朝日での放送が(おそらく)第3シーズンで終了すると、急にその熱は冷めてしまったのでした。テレビでの放送が終了しても、レンタルビデオで借りるっていう方法があるはずなのに、なぜ借りてまで観なかったのか?
その理由は、ドラマの進行方法にありました。基本的に一話完結方式でテンポ良く、前回のお話を見逃しても、気にする事なく次の回から観る事ができるというのが、人気が出た理由の1つでもあるのですが、その中で本筋のお話の後ろで大きなお話が展開しているのです。それはモルダーの妹の誘拐事件についての話です。
そのお話が本筋の脇で、ほんの少しづつ進行していくのですが、そのスピードが異常に遅いのです。かなり大事なお話なので、すごく気になるのですが、黒幕が時々現れてはヒントだけ残して、また消えるというのを繰り返すのです。

今夜の映画もテレビシリーズと同じように、FBI捜査官の誘拐事件を軸に、超能力を持った神父が現れ、その捜査をモルダー達が解決に導いていくというお話。誘拐事件を中心にお話が進んでいきますが、それでも微妙に登場するモルダーの過去の事件への思い。テレビシリーズ終了時に解決済かと思っていたら、終わっていなかったみたいです。
そちらのエピソードも気になってしまい、どちらに気持ちを置いていいのか、迷ってしまいました。その事がテレビシリーズを観なくなった原因なんだと、この映画を観ていて気がつきました。

映画の点数としては★★★☆☆ですかね。サイコ・ホラー・サスペンスという意味ではとても面白いのですが、やはり「X‐ファイル」ですからね。らしい事件ではあるのですが、前述した悪いところまでもが、X‐ファイルらしい仕上がりになってしまっていたのがマイナス要因ですね。
テレビシリーズを見ていなくても、それなりに楽しめます。テレビシリーズのファンはちょっと物足りなく感じるかも知れません。

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