空手バカなオヤジの日常

新潟の空手道場「空手道新武会」で稽古に励む、空手バカオヤジの徒然記

平成27年8月24日(月)~31日(月)の稽古

2015-09-29 21:23:11 | 空手 稽古日誌
◎ 8月24日(月)の稽古
 ◯ 本部道場 ジュニア初級者クラス
    基本稽古、移動稽古、ミット稽古、組手立ち移動稽古、軽自由組手
    ミット稽古は交差足からの中段回し蹴り。組手立ち移動稽古は突き連打から交差足中段回し蹴りにつなぐ連続技。最後は軽自由組手を30秒×9セット

 ◯ 本部道場 ジュニア上級者・一般合同クラス
    補強、基本稽古、移動稽古、型
    型は「平安そのⅢ」を稽古

◎ 8月26日(水)の稽古
 ◯ 本部道場 ジュニア初級者クラス
    基本稽古、移動稽古、ミット稽古、約束組手、軽自由組手
    ミット稽古は交差足からの中段回し蹴り。約束組手は中段回し蹴りの受け返し。最後は軽自由組手を30秒×8セット

 ◯ 本部道場 選手クラス
    補強、基本稽古、移動稽古、ミット稽古、約束組手
    ミット稽古は下段内股蹴り。約束組手は、下段内股蹴りの受け返しを数パターン


◎ 8月27日(木)の稽古
 ◯ 本部道場 レディースクラス稽古
    補強、基本稽古、移動稽古、ミット稽古、組手立ち移動稽古、型
    ミット稽古は中段回し蹴り。組手立ち移動稽古は、突き連打から中段回し蹴りにつなぐ連続技。最後は型「平安(ピンアン)そのⅠ」を稽古


 ◯ 鳥屋野体育館教室稽古
    基本稽古、移動稽古、型、ミット稽古、軽自由組手、ガンダム
    型は「追い突きの型」と「太極(タイキョク)そのⅠ」、ミット稽古は直突きから下突きの連続技、最後は軽自由組手とガンダム


諸事情で、Kくんが今日で卒業することになりました。Kくん、これまでよくがんばりました。先生は、これからもずっと応援しているよ(^_^)

◎ 8月28日(金)の稽古
 ◯ 本部道場 ジュニア初級者クラス
    基本稽古、移動稽古、型、軽自由組手
    型は、型競技新人戦に向けた稽古を実施。最後は軽自由組手を30秒×7セット

 ◯ 本部道場 ジュニア上級者・一般合同クラス
    補強、基本稽古、組手立ち基本稽古、軽自由組手、ミット稽古
    組手立ち基本稽古は、直突き二連突きから蹴りにつなげる連続技を数パターン。続いて軽自由組手を1分×12セット。最後はボディミット打ち込みを1分×1セット


 ◯ 本部道場 一般特別クラス
    基本稽古、ミット稽古、約束組手、軽自由組手
    上段突きのミット打ちと約束組手の後、上段突き有りの軽自由組手を2分×5セット


◎ 8月29日(土)の稽古
 ◯ 荻川コミュニティセンター教室 稽古
    基本稽古、移動稽古、型、ミット稽古、組手立ち移動稽古、軽自由組手、ガンダム
    型は、10月の型競技新人戦大会に向けた稽古。ミット稽古は交差足からの中段回し蹴り。組手立ち移動稽古は、突き連打から交差足中段回し蹴りにつなげる連続技。最後は軽自由組手を40秒×2セットとガンダム40秒×1セット


 ◯ 長岡道場 出稽古
  ※ 1部
     基本稽古、型、ミット稽古、軽自由組手
     型は10月の型競技新人戦大会に向けた稽古。最後は軽自由組手を40秒×11セット

  ※ 2部
     型班と組手班に分かれ、型班は「平安(ピンアン)そのⅠ」と「平安そのⅡ」を、組手班は武空杯ルールの稽古を実施


◎ 8月30日(日)の稽古
 ◯ 北地区コミュニティセンター教室 稽古
    基本稽古、型、ミット稽古、組手立ち移動稽古、軽自由組手
    型は10月の型競技新人戦大会に向けた稽古。ミット稽古は中段回し蹴り、組手立ち移動稽古は、突き連打から中段回し蹴りの連続技。最後は軽自由組手を30秒×9セット


 ◯ 本部道場 型選手稽古
    補強、基本稽古、移動稽古、型
    型は「十八(セーパイ)」を稽古

◎ 8月31日(月)の稽古
 ◯ 本部道場 レディースクラス稽古
    補強、基本稽古、移動稽古、型、ミット稽古、約束組手
    ミット稽古は中段回し蹴り。約束組手は中段回し蹴りの受け返しを実施


 ◯ 本部道場 ジュニア初級者クラス
    基本稽古、型、約束組手、軽自由組手
    型は10月の型競技新人戦大会に向けた稽古。約束組手は中段回し蹴りの受け返し。最後は軽自由組手を30秒×6セット

 ◯ 本部道場 ジュニア上級者・一般合同クラス
    補強、基本稽古、ミット稽古、軽自由組手、ミット稽古
    ミット稽古は蹴りの連続技と下突きを中心にした突きの打ち込み。続いて軽自由組手を1分×15セット。最後はボディミット打ちを1分×1セット
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第15回南東北空手道選手権大会 遠征記

2015-09-25 15:46:06 | 空手 エッセイ
 8月22日(土)、23日(日)、極真館福島県支部主催の「第15回南東北空手道選手権大会」に参加するため、福島に行ってきました。

 今回同行してくれたのは長女と次女。東京から来る長女とは、郡山駅で待ち合わせです。長男は用事があるとかで今回はパスでした(-_-;)

 私、基本的に車の運転は大好きで、長距離運転も苦になりません。実は今回の遠征の3日前に新しい愛車が届いたばかりで、新車での長距離ドライブに、内心ワクワクしていました。

 磐梯山SAがかなり込み合っていたため、少し先の五百川PAで昼食をとりました。ソースカツ丼か、喜多方ラーメンか迷いましたが、講習会が控えていることを考え、喜多方ラーメンをいただきました。ソースカツ丼は帰り道でいただくことにします。


 郡山ICで高速を降り、郡山駅で長女を乗せ、石川町に向かいます。大会前日の22日午後3時から、型講習会が行われます。実は私、毎年この型講習会を楽しみにしています。 私は、指導する立場となり、道場で「先生」とか「師範」とか呼ばれるようになろうとも、常に「学ぶ」という気持ちを忘れてはならない、と思っています。この講習会は、そんな私が一人の修行者として、「学ぶ立場」になれる数少ない機会なのです。
 今年も、極真館主席師範の岡崎寛人先生はじめ極真館の諸先生方から、多くのことを学ばせていただきました。他流派である我々を、快く講習会に参加させてくださり、分け隔てなくご指導くださった極真館の諸先生方には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

 講習会を終えて。極真館福島県支部須賀川道場で修行中のTくんも参加しました。

 講習会を終え、ホテルへ。少し遠いのですが、新白河駅前のホテルに宿泊です。夕食は、ホテル近くの居酒屋さんへ。このお店に行くのも、毎年恒例となりました。胃潰瘍も完治し、まずは生ビールで乾杯!
 このお店、「まんぷく」という名前なのですが、その名のとおり、何を頼んでもものすごいボリュームで、長女と次女は一人前を二人で分けて食べてちょうどいい位でした。


 翌23日(日)は、いよいよ大会です。朝、会場でまず日帰り組が無事に到着したか確認です。全員無事到着を確認してひと安心。あとは出場する皆が、全力で試合してくれることを祈るのみです。
 私は今年も審判のお手伝いをさせていただきました。型、組手とも予選から決勝まで、ほぼフルに審判をさせていただき、こちらでも良い勉強をさせていただきました。

 大会の結果と内容については、既に記しましたので、重複は避けますが、とにかく皆本当によく頑張りました。出場した道場生全員に合格点をあげたいと思います。

 南東北大会が終わると、そろそろ夏も終わり。今年の夏もバタバタと過ぎていった感がありますが、充実した夏でした。あっ、ソースカツ丼食べ忘れた…(^_^;)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第15回南東北空手道選手権大会 その3 ~組手競技 その2~

2015-09-19 00:44:52 | 空手 大会
 小学6年生男子の部には、H1級、R1級の2名が出場しました。

 H1級は、初戦を勝ち上がり、2回戦で今年春の全日本大会3位、今大会でも準優勝した選手と対戦しました。強豪選手相手に、延長までもつれ込む熱戦を展開しましたが、相手選手は接近戦での膝蹴りが非常に上手く、その膝蹴りで技ありを奪われ、敗れてしまいました。しかし、全日本3位の選手を相手に、延長までもつれ込む戦いをしたのですから、大したものです。
 H1級は、気持ちが強く、積極的に攻めていく姿勢は素晴らしいと思います。ただ、技のつなぎのスムースさがもうひとつ足りないように感じます。型の項でも述べましたが、体幹を鍛え、体軸がさらに安定すれば、課題の技のつなぎもさらに向上すると思います。更なる精進を期待します。


 R1級は、初戦で優勝した選手との対戦となりました。体格で勝る相手に呑まれてしまったのか、、横への動きがなく、技も単発で、自分のよいところを出せないまま敗れてしまったように感じました。さらに経験を積み、どんな相手に対しても、自分の組手をできるよう、精進してほしいと思います。



 小学5年生女子の部には、E5級が出場しました。

 E5級は、終始積極的に技を出し続ける組手で初戦を勝ち上がり、準決勝戦で今年春の全日本大会小学5年女子重量級チャンピオン、今大会でも優勝した選手と対戦しました。
 軽量級の体格のE5級とは、身長で約10センチ、体重で約10キロの体格差がありましたが、ひるむことなく、終始積極的に技を出して自分の組手を貫き、素晴らしい試合を見せてくれました。結果は併せ一本負けでしたが、5級ながら全日本チャンピオン相手に真っ向勝負を挑んだその姿は、限りない可能性を感じさせました。第3位入賞おめでとう。更なる精進を期待します。



 小学4年生男子の部のは、K4級が出場しました。

 K4級は、初戦で今年春の全日本大会3位、今大会でも準優勝した選手と対戦しました。
疲れているのか、私の知るK4級とは思えないほど動きに精彩がなく、相手選手の手数が勝り、判定で敗れました。内容的には、動きに精彩を欠きながらも、一方的に攻め込まれたわけでなく、良い攻撃も返しており、調子が万全なら、かなり良い勝負になったのでは、と感じられました。惜しい試合でした。



 小学4年生女子の部には、I 3級が出場しました。

 I 3級は、長岡道場の道場生ですが、毎週日曜日の新潟道場の選手クラス稽古に長岡から通い、ほぼ皆勤している努力家です。その努力が実り、着実に力をつけてきています。
 今大会も、初戦を積極的な攻めで勝ちあがり、準決勝に進みました。準決勝の相手は、今年春の全日本大会準優勝、今大会も準優勝した選手でした。積極的に攻めたものの、相手選手に一日の長があり、併せ一本負けを喫しましたが、見事な第3位入賞でした。更なる精進を期待します。



 小学1年生男子の部には、H10級が出場しました。

H10級は、気持ちが強く、常に前へ前へと攻めていく姿勢はとても良いのですが、突きが上段に流れてしまうことが多く、今大会も、2回戦で上段突きの反則で敗れてしまいました。
 試合である以上、絶対にルールに則った戦い方で戦わなければなりません。これからの稽古で、「きちんと技をコントロールして反則個所を打たない」ということを学んでいってほしいと思います。



 今大会の組手競技では、型競技同様、新武会の選手たちの着実なレベルアップを感じさせる試合が多くありましたが、上位入賞選手との差も痛感させられました。上位入賞選手との差は何なのか、それは、「技ありを奪える技を持っているか否か」の差のように感じました。
 「この技なら、確実に技ありを奪える」という技を磨き、さらに高みを目指してほしいと思います。更なる努力、精進を期待します。

 最後になりましたが、他流派である私ども新武会を快く大会並びに型講習会に参加させてくださった、極真空手道連盟 極真館 主席師範 岡崎寛人先生はじめ、極真館の諸先生方、大会関係者の皆様方に心から御礼申し上げます。ありがとうございました。


皆、お疲れ様でした。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第15回南東北空手道選手権大会 その2 ~組手競技 その1~

2015-09-15 23:51:49 | 空手 大会
 型競技終了後、引き続き組手競技が行われました。新武会からは、組手競技に13名が出場しました。

 壮年男子の部には、S弐段、I 初段の2名が出場しました。

 S弐段は、初戦、前蹴りと膝蹴りを中心に良い攻めを見せていましたが、終盤スタミナ切れしたのか、急に動きが鈍くなり、そこを攻め込まれて判定で敗れました。
 S弐段は仕事が忙しく、5月以降あまり稽古に出席できていませんでした。8月に入り、週2回稽古に出席できるようになりましたが、やはり稽古不足でした。


 I 初段は、初戦で極真館新潟県支部のO選手と対戦しました。両者は、これまでも何度か対戦しておりますが、実力は拮抗しており、毎回好勝負を展開しています。
 今対戦も、延長戦にもつれ込む好勝負を展開しましたが、判定で敗れ、O選手が勝利しました。
 I 初段は、仕事が忙しく、今年に入ってからは週1回稽古に出席するのがやっとの状況で、思うように稽古出来ない状態でした。それでも試合に挑む姿勢は素晴らしいと思いますが、如何せん、稽古不足が如実に結果に出てしまいました。


 S弐段、I 初段とも、社会人である以上、仕事が最優先です。そんな状況下で、コンスタントに稽古を続けて行くことは、とても難しいことではあります。が、社会人で空手をやっている人間は、大なり小なり似たような状況下にあることも事実です。どうか、自身の状況の中で、最大限の努力をし、さらに精進してほしいと思います。


 高校生男子軽量級には、M初段が出場しました。
 M初段は、高校ではバドミントン部に所属し、部活動と空手を両立してがんばっています。8月に入ってからは、毎日部活動の練習を1日こなしてから道場に来て稽古していました。そのがんばりは素晴らしいのですが、徐々に、頬がこけ、やつれてきているように感じたので、少し心配していました。
 部活動では、主将になったそうで、責任感の強いM初段は、空手の大会があるからといって練習を休むわけにはいかないと、大会前日も1日ハードな練習をこなしてきたそうです。
 しかし、そんな無理が試合に出てしまいました。M初段は左の中段回し蹴りを主武器にして戦うという自身の組手スタイルを確立しつつあり、準決勝でも左中段回し蹴りを中心にした良い攻めをしていました。しかし終盤、スタミナが切れたのか急に失速してしまい、判定で敗れました。
 体調が万全であれば…との思いが頭をよぎりましたが、M初段は、自身の立場、与えられた状況下で最大限の努力をしたのです。よく頑張りました。少し休んで、体調を戻して、また精進してください。



 中学生男子軽量級には、F初段、R初段の2名が出場しました。

 F初段は、初戦で準優勝した選手と対戦しましたが、内容的には素晴らしい戦いでした。F初段は、「左右の下突きから左の中段回し蹴り、前蹴りで攻める」という戦い方が着実に身に付き、今試合でも自分のこのスタイルを中心に良い攻めをしていました。
 試合は、本戦2-0、延長2-2と決着つかず、わずか600グラム差の体重判定で敗れました。
 私の目からは、ひいき目なしに、本線、延長ともF初段が優勢だったように見えました。特に、延長戦はF初段の有効打が多かったように思います。しかし、あと1本旗を挙げさせることが出来ませんでした。それが試合の厳しさです。
 F初段、挫けることなく、さらに精進してください。主審を務められた、極真館城南品川支部長の金子先生は、本戦、延長とも君に旗を挙げていましたよ。


 R初段は、初戦、動きがとても良く、特に、接近戦での膝蹴りが冴えていました。本線引き分け、延長で一瞬の油断から上段蹴りをもらい、技ありを奪われて敗れました。
 内容的には、惜しい試合でしたが、R初段は、今年4月以降、月1~2回しか稽古に来ておらず、南東北大会出場を決めた後も、週1回程度しか稽古に来ていませんでした。いろいろ事情はあると思いますが、稽古不足が最大の敗因だろうと思います。
 それにしても、あの程度の稽古量で、あれだけの動きが出来る、ということに、R初段の潜在能力の高さを垣間見た思いでした。だからこそ、しっかり稽古を積んで出場してほしかったです。



 一般女子の部には、S初段、N初段の2名が出場しました。

 S初段の初戦は、20代の若い選手との対戦でした。相手選手のスピードと手数にもしっかり対抗し、本線は2-2の引き分けと全くの互角。延長戦で、少し気持ちが引いたのか、相手の攻撃に下がってしまう場面がみられ、判定で惜敗しました。試合後、本人も「延長に入り、あきらめの気持ちが出てしまいました。」と言っていましたが、それが敗因のすべてです。惜しい勝負でした。


 N初段は、初戦、緊張からか動きが硬く、相手選手のスピードと手数に対抗できていませんでした。
 相手の前足、後ろ足への下段蹴り等、良い技も出ていましたが、手数で劣り、初戦突破はなりませんでした。
 手数を出してくる相手には、やはりこちらも手数で対抗しないと、旗判定では不利になってしまいます。また、スピードをつけるのも課題です。更なる精進を期待します。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第15回南東北空手道選手権大会 その1 ~型競技~

2015-09-09 00:09:40 | 空手 大会
 8月23日(日)、福島県石川町総合体育館で開催されました、極真空手道連盟 極真館 福島県支部主催の「第15回南東北空手道選手権大会」に、今年も参加させていただきました。

 午前中は型競技が実施されました。新武会からは、型競技に12名が出場しました。


 中高生女子の部には、T初段が出場しました。
 T初段は、予選、決勝とも、力強く、かつ正確な型を打ち、見事優勝を果たしました。今春の全日本青少年大会型競技高校女子の部の入賞者で、今大会に出場した選手はT初段のみでしたので、順当といえば順当な結果と言えますが、プレッシャーをはねのけ、しっかり結果を出すあたり、精神的にも確実に成長していると実感させる大会でした。更なる高みを目指して精進してほしいと思います。



 中高生男子の部には、M初段、F初段の2名が出場しました。

 M初段は、力強い型で予選を勝ち上がり、決勝に進出しました。決勝でも力強く、かつ正確な型を打ちましたが、結果は0.1点差での準優勝。惜しい勝負でした。M初段も確実にレベルアップしています。更なる高みを目指して精進してほしいと思います。


 F初段は、予選で今春の全日本青少年大会第4位の選手と対戦、判定2-3の僅差で惜敗しました。全日本入賞選手を相手に、旗を2本上げさせたのですから大したものです。これまでの地道な努力の成果だと思います。更なる精進を期待します。



 一般女子Ⅱ部(壮年女子クラス)には、S初段、N初段の2名が出場しました。

 S初段は、緊張からか予選は動きが硬く、決勝で少し持ち直したものの、やはり動きにキレがなく、結果は第3位入賞でした。S初段の課題は、いかにキレのある動きを出来るようになるか、です。更なる精進を期待します。


 N初段は、S初段以上に緊張していたようで、予選、決勝とも、硬く、キレのない動きに終始してしまいました。N初段の課題は、いかにキレのある動きを出来るようになるか、そして、いかに緊張という自分自身の心のうちのプレッシャーと向き合うか、だと思います。更なる精進を期待します。



 小学生高学年男子の部には、H1級、R1級の2名が出場しました。

 H1級は予選を勝ち上がり、決勝に進出しましたが、残念ながら入賞にはいたりませんでした。H1級は、体幹が弱く、そのため、軸が安定していないように感じます。もう一度、立ち方から基本稽古、移動稽古を徹底して行い、しっかりした体幹と軸を作るよう努力してほしいと思います。


 R1級は、最近成長著しく、今大会でも予選3回戦まで勝ち上がりました。予選3回戦では、今春の全日本青少年大会第3位の選手と対戦、判定2-3の僅差で惜敗しました。R1級もF初段同様、全日本入賞選手を相手に、旗を2本上げさせたのですから大したものです。これまでの地道な努力の成果だと思います。更なる精進を期待します。



 小学生高学年女子の部には、S5級、E5級の2名が出場しました。

 S5級は、最近成長著しく、ひとつひとつの動きに正確さが増し、威力も表現できるようになってきました。予選2回戦で、今春の全日本青少年大会準優勝の選手と当たり、敗れましたが、動作の正確さでは決して劣っていませんでした。ただ、威力の表現では、相手選手が数段上でした。今後の課題は、いかに今以上に威力を表現できるようになるか、です。更なる精進を期待します。


 E5級も、最近成長著しい道場生の一人です。今大会では、予選1回戦で判定1-4で敗れましたが、もし私が審判なら、E5級に旗を上げたでしょう。それほど、僅差の勝負でした。自信をもって、さらに精進してほしいと思います。



 小学生中学年男子の部には、K4級が出場しました。
 K4級は、予選2回戦で今春の全日本青少年大会第3位の選手と対戦、判定2-3の僅差で惜敗しました。K4級も、F初段、R1級同様、全日本入賞選手を相手に、旗を2本上げさせたのですから大したものです。地力は全日本入賞者に劣らないものを持っていると思います。更なる精進を期待します。



 小学生中学年女子の部には、I3級が出場しました。
 I3級は、ひとつひとつの動作は上手いのですが、小手先の動き、といった印象で、「身体全体を使って技を繰り出す」ことがまだ出来ていないように思います。立ち方から基本稽古、移動稽古を徹底して行い、「身体全体で動く」ということに意を注いだ稽古を行ってほしいと思います。(I3級の試合を撮影出来ませんでした。ごめんなさい…)


 小学生低学年男子の部には、I7級が出場しました。
 I7級は、予選2回戦で敗れましたが、初戦を勝ち上がることが出来、内容的には、大会前の稽古の成果をしっかり出すことが出来たと思います。更なる精進を期待します。



 今大会の型競技、「新武会の選手たちは、本当にレベルアップしてきたな」と感ずることが多くありました。入賞者は12名中3名でしたが、敗れた選手たちもほとんどが僅差の勝負で、全日本大会入賞者と対戦しても、判定2-3まで肉薄する選手が3名もいるなど、内容的には素晴らしかったと思います。

 これは、今春の全日本型競技大会で優勝したA弐段、全日本青少年大会で入賞したM初段、T初段ら、全日本クラスの選手を間近に見て稽古する中で、自然と意識が高まり、全体のレベルアップにつながったのではないかと思います。

 もちろん、まだまだ課題も多いです。その課題とは、「正確な立ち方と無駄のない運足」「正確な動作」「一撃で相手を倒す威力を持った技」「相手を圧倒する気合い、気迫」です。これらをさらにを向上させるよう、さらに努力精進してください。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする