原発とめろ!新橋アクションのブログ

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20220827 UPLAN STOP!! 東海第二原発の再稼働 いばらき大集会

2022年09月03日 | 福島第二原発

20220827 UPLAN STOP!! 東海第二原発の再稼働 いばらき大集会

 

 

東海第二原発GX抗議文
岸田首相は原発推進政策の「短絡的な号令」を撤回せよ

◎ 8月24日、GX(グリーントランスフオーメンション)実行会議において岸田首相は脱炭素社会の実現に不可欠と称し原発の新増設と、来年夏以降、複数の既存原発の再稼働を加速させることを関係省庁に指示しました。この中には再稼働の議論ができる状況にない、茨城県の東海第二原発、新潟県の柏崎刈羽原発まで含まれています。「STOP!!東海第二原発の再稼働いばらき大集会」に参集した私たち市民は、この拙速な政府方針の表明に強く抗議します。

◎ 茨城県の東海第二原発は再稼働の議論ができる状態ではありません
 第一に、地元自治体で避難計画が出来ていません。この原発の30km圏には国内最多の94万人の住民が住んでおり各自治体の住民避難計画作成は未完のまま難航しています。
 茨城県の大井川知事が表明している通り実効性ある避難計画が策定されないうちは再稼働の判断ができる状態ではないと考えます。
 地元の住民を無視した岸田首相の指示には疑問を禁じえません。

 第二に、原子力規制委員会の審査を受けた原発の中でも最も古い世代の原発である東海第二には安全性に関わる疑義がまだ残っています
 直近でも、原発の心臓部とも呼ぶべき圧力容器の健全性に疑いがあることが地元の科学者・技術者の会から「質問書」として提出され、それを受けて茨城県は東海第二発電所安全性検討ワーキングチームが検討をする、と表明しています。福島第一原発事故の教訓は、「論理的に起こりうる事故は起こる」ということだったはずです。

 第三に、事業者である日本原電の計画に照らしても規制対策工事の完了目標は 2024年9月を掲げており、彼ら事業者ですら地元自治体に対して判断を仰げる状況ではありません。
 このような状況で、政府が、原発が立地している地元の頭越しに「電カが不足しているから原発再稼働を加速させよ」と号令をかけることは、再び原発事故を招く危険な振る舞いだと考えます。

◎ 日本政府がいま取り組むべきは「電力が不足しているから原発を動かせ」と短絡的な号令をかけることではありません。再生エネルギーの発電施設が太陽光を中心に大きなシェアを占めるようになった現段階に合った時間帯別の電源構成を計画すること、ひっぱく時間帯に対応できるミドル電源の増強、そして再エネ拡大の現実に即した送電系統の再構築ではないでしょうか。
岸田首相には冷静な判断を求めます。
                     2022年8月27日
           STOP!!東海第ニ原発の再稼働いばらき大集会参加者ー同

9・11とめよう東海第二原発 統一行動報告

2021年10月02日 | 福島第二原発
 原発とめろ!新橋アクションは、13時30分から14時30分まで秋葉原駅ヨドバシカメラ前
5人でスタンディングとリーフ、署名取りをしました。署名は8人。この日の行動を頑張ろうとしていた仲間たちも体調不良で少ない中、やり抜きました!伊方原発反対運動をしている人が署名してくれて、「茨城の人に渡してください」と1000円をカンパ。
 
 アピールをしている中で、あらためて水戸判決の重要性を感じました。30キロ圏内の 14の 自治体うち「避難計画」を作成できているのは、たった5自治体。その避難計画の実現可能性を問題にして「運転してはならない」とされた判決。福島の避難者の犠牲、苦しみを考えながら、伊方の人とも合流できたので、全国の原発の再稼働もとめる可能性を実感しました。東海第2原発再稼働で絶望では再稼働をとめる希望を訴えました。
 
 秋葉原は、原電の本社がある地域。この判決を無視して工事を着工する原電と、その工事に資金を出す東電を批判。今回の行動をとおして、来年の12月の再稼働を絶対にとめようという決意を新たにしました!
 このスタンディングの後は、15時からの経産省前テントひろばの集会に合流し、「とめよう 東海第2原発首都圏連絡会議」の方に、署名とカンパを渡しました。丸10年を迎える経産省前テントひろば。集会にはたくさんの人が集まり、福島原発事故は終わってない!と怒りが燃え立っていました。
 
 
秋葉原
 
 
 
脱原発テント