FRPLUSを初めて使って測定
FRPLUSの設定もまだよく判ってませんが、とりあえずはアンプの傾向は判ります。
EQ基板はケースにも収納してなくて、机に置いてるだけです。
電源はそれぞれ安定化電源装置より供給
RIAA特性
これを見る限りは大幅な外れは無し。
RIAA偏差
下の方での誤差が割とあります。
1kHzのレベルと比較して、100Hz=-1.5dB、20Hz=-5dB
オリジナルの回路でのシミュレーションでも下はこんな感じなので、オリジナル定数特有の特性かも知れません。
音色的には中音重視のスカっとした音で、下はグラフでも判る通りで軽目の低音だと思います。
100Hzの入出力特性と歪率
歪1%で出力は約20V
低レベルでの盛り上がりは誘導ノイズの影響です。
1kHzの入出力特性と歪率
歪1%で出力は約20V
低レベルでの盛り上がりは誘導ノイズの影響です。
10kHzの入出力特性と歪率
入力レベルが足らないのでクリップ点が判りませんが、恐らく1kHz時と変わらないはず。
低レベルでの盛り上がりは誘導ノイズの影響です。
以上のような結果でしたが、ケースに入れてきちんと組めば、低レベルでの歪率は良くなると思います。
クリップ点の出力電圧については、真空管のEQとしては満足のいくレベルだと思います。