こんにちは!公認会計士の青山です

パブリックセクターを中心に会計その他のお手伝いをしています。徒然なるままに仕事やプライベートについて紹介します。

男女平等社会について

2016-11-04 | 日記

 先日、世界経済フォーラムが男女平等ランキングを発表しました。それによると、日本は144か国中111位だそうです。もっと順位は高いはずだと思っていませんか?そう思う理由は単純です。私たちが111位の社会にいるからです。

 公認会計士の仕事はその性質上、いろいろな組織にお邪魔します。行く組織によって組織風土はさまざまだと感じます。女性の立場も異なります。ただし、そこでずっと働いている方は、きっと自分が働いている組織風土の特徴はわかりませんよね。他の組織と比較できないのですから。

 男女平等社会とは、1)教育により男女平等意識が醸成され、2)家庭は平和でDVがなく、3)組織では男女平等参画が推進され(ライフワークバランスを含む)、4)法律等も女性の社会進出を後押しし、5)女性が健康でい続けるための医療制度も整っている社会です。(私の理解では、、、)

 日本は、どの自治体も男女平等社会の実現に取り組んでいることからも体制は整備されつつあると思います。しかし、実社会での運用がうまくいっていません。日本において終身雇用が崩壊し実力社会となれば、男女平等社会は早期に実現するでしょうが、今のところ期待はできません。私は、1人でも良いので、優秀な女性をトップに据えれば、それを突破口として組織は急速に変わる可能性があと思っています。

 トップに女性が就けば、1)その女性の下で働く男性は、男女平等意識が醸成されていれば抵抗なく受け入れるでしょうし、下で働く女性は自分もそのような女性になりたいと思うでしょう。2)そして、DVがない家庭であれば、女性は夫に「自分もキャリアを積みたい」との思いを伝えるかもしれません。3)夫は、仕事と家庭の調和(ワークライフバランス)を実践していれば、女性の思いに答えることができます。4)法律なども整い、5)医療体制が整備されればさらに波及効果は大きいでしょうね。


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