板橋区立志村第二小学校 学校日記

板橋区立志村第二小学校の学校日記です。日々の学校の様子、行事、お知らせなどをアップしていきます。

80周年記念音楽会

2015-11-14 15:55:09 | 小学校
昨日、今日と2日間音楽会がありました。

たくさんの地域、保護者、来賓の皆様、お足もとの悪い中、足を運んでいただきまして誠にありがとうございました。

志村第二小学校の子供たちは本当に幸せなのだと思います。これだけの地域、保護者、教職員、遠くから足を運んでくださった来賓の皆様のあたたかい声援や見守りがあって、子供たちは今日の日を迎えられました。

今日まで子供たちは音楽という教科を通じて、一人ではとてもなし得ないであろう困難に出会った時にそれを乗り越える手段を一つ身につけたのではないかと思います。

仲間と協力して一つのことをやりとげた時、その力はものすごい力にふくれあがります。

学校という教育現場での音楽は音楽を通じて人とコミュニケーションすることができるすばらしい教科です。

そして、その凄さを、子供たち一人ひとりが一番感じてくれていることでしょう。




音楽を作り上げる作業というのは、山登りとよく似ています。

山の麓から頂上を目指して峰を上り、谷を下り、時に渓谷や川を渡り、でこぼこ、どろどろのぬかるんだ坂や、次の段まで足が届かない険しい道を通りながら、きれいな湿原や高山植物、おいしい空気、おいしいわき水、さわやかな空気や自然の中にあるものを体中で5感と体力、知力、理性を使いながら感じ取り、時に危険な生き物や自然の恐ろしさを目の当たりにしながら、危険や冒険、美しいもの、心に打たれるものにふれあいながらやっと頂上にたどり着けた時しにか得られない、あのすがすがしい気持ちを一度味わってしまうこと、こんなに登るのが大変だったはずなのに、どうしてか次の山の頂をめざしたくなります。


それと同じことが音楽を練習して発表することで味わえるのです。


子供たちは今日の練習まで、いったい幾多の困難の立ち向かって、乗り越えてきたのでしょうか。
そんな時に仲間と協力し、時に一人では渡れない激しく急な流れの川や、険しくて上から手を伸ばしてもらって這い上がった崖などを乗り越えて今日という山の頂上に立ちました。


子供たちはこれからも、幾多の試練、辛いこと、悲しいこと、泣き叫びたいことに立ち向かうことになり、人生の荒波にという大航海にでていくことでしょう。


そんな時に、自分一人ではなく、周囲にいる人たちとお互い協力して、その荒波を乗り越える大きな船の舵を取れば、その荒波さえ乗り越えて、最初に設定した人生の目的地に到着できるはずです。


今後も志村第二小学校の子供たちが、学校現場の音楽活動を通じ、たくさんの人たちが一緒に助け合い、協力し、互いを思いやり、言葉や考え方が違っても、世界中の様々な文化や習慣、風習や生活がちがう人たちともコミュニケーションが取れる人たちになっていってくれることを願って、志村第二小学校の子供たちが育っていってくれることを願ってやみません。

これからも地域、保護者、教職員一丸となって志村第二小学校の子供たちの子育てをていきましょう!
きっと彼らが大人になった時に、きっと地域を見守る大人、一緒に子育てをがんばる親になってくれるはずです!

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