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行仙の宿

2017-05-18 10:42:06 | 日記
5月17日(水)
我々は奥駈道の一つの宿行仙宿に上りました。
8時30分に白谷トンネル近くの登山道から登り始めました。
35分かかって宿につきました。


白装束で法螺貝を腰に、ゆっくり登っていく人がいます。

今日は役行者像をもとの行仙堂に安置し落慶法要をする日です。

この仏像は平成2年ここを守る新宮やまびこグループの玉岡さん(現在93才)たちがここに役行者の像を安置したいと、京都聖護院に1体頂けないかお願いに行ったそうです。

私は今知ったことなんですが、明治の廃仏毀釈のとき、仏像の処置に困り、たくさんの仏像銅像が聖護院に預けられたそうなんです。

その頂いた役行者の像が、大変な像だったのです。



修復されて出来上がった象がこれです。
大事な像がボケていて残念なのですが、こんなに美しくおおらかで、ありがたい形に修復されました。何時間でも見ていたいと思うほどいい表情の像です。

この象が少し傷んでいるので、仏師にお願いして修理してもらったというのです。
傷んでいるのは各所にあって、これは本格的に全体を直さないといけないということになり、調べていくと、なんと体内から書き物が出てきたのです。
そこにはこの仏像が元禄15年に作られて、仏師の名前からいろいろなことが書かれていたのです。

そこで、こういう運びになったのです。

11時
聖護院から6人の僧侶がお越しになり、行仙堂の前に集まりました。高僧はお堂に入って拝みます。
護摩がたかれ始まりました




すべての行事が終わり、長老の玉岡さんが挨拶をします。

ここで、聖護院について調べてみました。


日本人は昔から山には神々が宿ると信じ、山の神を信仰して来た山岳信仰、自然崇拝に源を発した民族信仰を持っています。
これは日本の国土が山に覆われ、四季折々に変化する大自然と信仰が結びついていたからです。
山自体をご神体(法体)として拝むことに始まり、山の中、つまりご神体の中に入って修行することにより呪術的な験力を得る事を望んだのです。
また仏教が伝えられると仏教と融和し、神道・儒教・道教・陰陽道等をも融合して仏教的神道的色彩の濃い日本独自の神仏習合・権現信仰の色彩が強い修験道が完成されて来ます。
修験道では今から約1300年前に誕生された役行者神変大菩薩を開祖と仰ぎ、聖護院では平安期の高僧、第5代天台座主智證大師圓珍を中興の祖と呼んでいます。

修験道は山岳崇拝の精神を基とし、厳しい山々で修行し、困苦を忍び、心身を修練し、悟りを開いて仏果を得る、という出家・在家を問わない菩薩道、即身即仏を実修する日本古来の宗教です。
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