天空の景色 ~乗鞍天空マラソン~



日曜日に第12回乗鞍天空マラソンを走ってきました。標高1500mからスタートして2700mまで上って下りてくるコース。これまでは35kmでしたが、今年から42.195kmのコースも設定され、日本一標高の高い場所を走るフルマラソンということです。



当日の天候は曇り、青空が見れないのは残念でしたが、程よい気温で走りやすかったと思います。スタートしてから最初は緩やかな下り、白樺の林の中を走ります。この下りが終わった後に20km以上の上りがあるのは分かっているので、あまりペースを上げず景色を楽しみながら走りました。折り返しの後、緩やかな上りが始まり、再びスタート地点に戻ってきます。ここでたくさんの人が応援の声をかけてくれます。声援を受けこれから始まる長い上りに立ち向かう気持ちを自分の中で盛り上げます。



しばらく林の中の上りが続きます。途中コース脇に滝があり、ひんやりとした空気に一瞬包まれました。自然の中を走っている実感が湧いてきて、喜びを感じながら、上りも順調に走って上っていました。時々、林が開けた場所から眺めると周囲の山々まで見渡すことができました。まさに天空を走っています。



徐々に勾配も急になり、道路は山の斜面を蛇行しながら上っていきます。気温も下がり、ところどころに雪が溶けずに残っているのを見られるようになってきます。この頃になるとだいぶ歩く人も多くなってきますが、自分は歩かないことを目標に黙々と走っていました。しかし、15kmを過ぎた辺りから勾配の急な場所で走るのが辛くなり、走ってはいるものの、勾配の急な場所は歩くといった感じになってしまいました。折り返した後の下りで脚が痙攣するのも厳しいので、ここで無理はしないようにしました。ふと下を見ると自分が走ってきたコースが見えます、だいぶ上ってきました。



さらに上っていくと、ちらほらだった雪の量が徐々に増えてきます。とろどころ雪だまりになってしまっている部分は道路の部分だけ除雪してあり、そこが雪の壁になっていました。人と比べるとその高さがわかります、今年は特に高い壁になっているとのことでした。「すごい!」の一言です。これを見るために苦労して上ってきたようなもので、一気に気分が盛り上がりました。



雪景色になってから折り返し地点までは、周囲のすべての景色に感激しているので、辛さは感じませんでした。そして、ついに大雪渓前の折り返し地点に到着。もうゴールしたような気分で、中間地点なのに大きな達成感があります。ここまでくると結構寒く、エイドでもらったお味噌汁がとても美味しかったです。



この後、折り返しからはゴールまでずっと下りです。もう大変なことはないだろうと思っていましたが、そんなことはありませんでした。35kmを超えると下り続けている脚の疲れが激しいことに気が付き、下り坂であっても脚を前に運ぶのが大変になってきました。気を抜くとつまずきそうです、やはり42kmは長かった。そして5時間22分かけてゴール、順位は真ん中のちょっと下ぐらいでした。今回はタイムは考えていなかったですし、むしろあれほどの素晴らしい景色を見ることができたことで、レース後の満足感は特別でした。信州まで行って参加する価値のあるレースだったと思います、乗鞍天空マラソン良かったです。






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