「しまず杯」当日から15か月が過ぎましたが、皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
先日、「しまず杯」優勝者の廣海さんから手記をお寄せ頂きました。
生憎私の不手際で記録集(完売)に掲載することができなかったので、ここに本文を掲載させて頂きます。
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abc8thが終わってから、主催者のしまずさんから直々に「今更だが、しまず杯の
優勝者を手記を書いて頂けるのならば書いて貰ってもよろしいじゃろか(要
約)」と言われたので、ずっと書こうと思っていたのだが、書こうと思ったり忘
れたりを繰り返して、ついに6ヶ月近く放置してしまった。そんな時、みまさか
オープンでばったりしまずさんに出くわし、「優勝者手記オセェヨ( ゜д゜)、ペッ(要
約)」とおっしゃってたので、これを記に一気に優勝者手記を書ききってしまお
うと思った次第である。
東京入りしたのは、前日だった。学連新人戦の連戦ということで、この日に東京
入りしていた人が多く、ひとまず自分はぱにざわsotaと下北沢でスタ丼を食べる
ことにした。このときに電子辞書で島津から始まる人名を見ていて、「島津義
弘、敵中突破で知られる人物」ということをチェックしておいた。
パニールバイガン荘太氏と別れてからは、明大前に住む高校時代の知り合いの家
にお世話になった。慣れない麻雀を点5でやって150円負けたことは記憶に新し
い。知り合いのなすび(仮)が鬱陶しかった。麻雀中に三沢光晴氏の訃報を聞
き、少しショックを受ける。
日曜日。道中でてんぱとぱにざわと合流。会場に着くまでに中途半端に迷い、会
場到着がぎりぎりとなる。ちなみにそのとき、バンザイ太郎の彼はまだ到着して
いなかった。
解答用紙がないというトラブルとともにペーパーが始まった。1問目に島津義弘
が出た。これは儲けもんだ。しっかし41問目以降が全然わからない。これは最高
点が30前後かな、と思っていたら解答終了。近似値問題を数えている時間はあま
りなかった。
なお、ペーパー回収後、ぱにざわが島津義弘をわからなかったことが発覚。ダメ
じゃん。
ペーパー順位は伊部さんに次いで2位だった。通過者を見るとなかなかの強者揃
い。気の抜けない戦いが続きそうだ。
2ラウンドはまったり観戦。意外に早いところで押される問題もあり、ところど
ころ舌を巻いていた覚えがある。
コース別クイズはカンニングペーパー付きコースに進むことに。シャルトの「金
嬉老」の押しが半端なかった。自分は「ビウレット反応」を中心にやや前のめり
な押しをして1抜け。
他のコースの問題もなかなかの難易度だった。これからのラウンド、なかなか苦
労しそうだなと思った。
ボードクイズ。いつものことながらここで抜けたら弾みがつく。自分は前半早押
し、後半ボード組だった。前半は12問中6問で早押し正解。これで勢いがついて
なんとか抜けることができた。「島田清次郎」とか「ルイセンコ」など取れるけ
ど落としたもったいない問題も多かったようにも思えた。
準決勝。ここで難易度が急上昇するのかなと思いきや、いきなり「ファイロ・
ヴァンス」「山野車輪」がきて、これをなんとか連取して通過席へ。ただ、それ
以降はさすが準決勝と思わせる問題が出題される。そうこうしているうちに「草
間彌生」を押し負けて、また通常席へ。その後も一進一退の展開が続き、祐太朗
さんが「月蝕」を素晴らしいポイントで押して1抜け。ここで気を取り直し、な
んとか「福本清三」で通過席に立ち、そして「湯木博恵」でなんとか2抜け。決
勝の舞台に進むことができた。これで東京まで来た交通費のもとを取ることはで
きたと考えた。3抜けは通過席に立った回数で慧一くん。
決勝。佐藤兄弟と自分だ。このとき祐太朗さんと慧一くんが兄弟であることを初
めて知る。遅い。ルールは5○2休なので、少しでもかすれば突っ込もうと心に決
めていた。
1問目の「ルイス・オカーニャ」は「エディ・メルクス」と誤答。問い読みのま
ゆみさんに「メルクスはスペイン人じゃないよ」突っ込まれる。なんかよくわか
らんが少し気が楽になった。同じように「ヨルゲン・パーソン」も誤答。1歩後
退した形となったか。
「四海楼」など、思い出せそうで思い出せない問題が続出する。全然押せない。
困った。「クリスチャン・オットー」の問題でのまゆみさんの「あー、これ今の
若い子たちは知らないかぁ」というフレーズが頭に残りながら、問題はどんどん
続いていく。そして27問目。
『第1話から第5話まではカラーで放送されたが、これは国産テレビ映画初のカ
ラー放送であったという、三橋美智也の歌う同名の主題歌や、石ノ森章太郎作の
コミカライズ版もヒットした特撮番組で、マレー語 で「虎」/
きたっ!『怪傑ハリマオ』だっ!!!!!
こうして、1○をもぎとることに成功した。
その後も以前作った問題の前振りにあった「人しれず微笑まん」や「クリーブラ
ンド・スパイダーズ」を思い出すことは出来なかったが、限定問題数40問が終わ
り、優勝することができた。1問しか積むことができず少し物足りない思いはし
たが、なんとか優勝ことができてよかったと思っていた。
優勝賞品は「しまず杯」にちなみ「しまず(家で使われている)杯」をいただい
た。しまず杯は現在でもわが下宿でバリバリ現役である。
「しまず杯」という大会の開催が決定したとき、しばらくは自分はこの大会に
全力を注がなければならないと考えた。それが実行できたかどうかははなはだ疑
問であるが、それぐらい自分のモチベーションアップにつながったのは事実である。
abcの参加者が年々増えていくなかで学生全体の流れが短文・基本問題へとシ
フトしていく中で、ここ数年の『高校生クイズ』と「しまず杯」という大会、そ
して去年から開かれているperson of the yearは、この流れに一石を投じている
ように思う。この流れで、学生の間で難問の波が再びくることを期待してやまな
く思う。去年のperson of the yearは定期演奏会とモロ被りで行けなかったが、
今年はなんとか日程的にいけることがわかっている。person of the yearが非常
に楽しみだ。しまずさんとは今年のperson of the yearでいい戦いをしたい。
最後の方が意味わからなくなったが、忙しい時間を縫って大会を開いてくださ
ったしまずさんとスタッフの方々には本当に頭が上がらない。本当に感謝。ま
た自分も、しまずさんみたいにこうやって学生向けに大会を開けたらいいなと思
う次第である。
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先日、「しまず杯」優勝者の廣海さんから手記をお寄せ頂きました。
生憎私の不手際で記録集(完売)に掲載することができなかったので、ここに本文を掲載させて頂きます。
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abc8thが終わってから、主催者のしまずさんから直々に「今更だが、しまず杯の
優勝者を手記を書いて頂けるのならば書いて貰ってもよろしいじゃろか(要
約)」と言われたので、ずっと書こうと思っていたのだが、書こうと思ったり忘
れたりを繰り返して、ついに6ヶ月近く放置してしまった。そんな時、みまさか
オープンでばったりしまずさんに出くわし、「優勝者手記オセェヨ( ゜д゜)、ペッ(要
約)」とおっしゃってたので、これを記に一気に優勝者手記を書ききってしまお
うと思った次第である。
東京入りしたのは、前日だった。学連新人戦の連戦ということで、この日に東京
入りしていた人が多く、ひとまず自分はぱにざわsotaと下北沢でスタ丼を食べる
ことにした。このときに電子辞書で島津から始まる人名を見ていて、「島津義
弘、敵中突破で知られる人物」ということをチェックしておいた。
パニールバイガン荘太氏と別れてからは、明大前に住む高校時代の知り合いの家
にお世話になった。慣れない麻雀を点5でやって150円負けたことは記憶に新し
い。知り合いのなすび(仮)が鬱陶しかった。麻雀中に三沢光晴氏の訃報を聞
き、少しショックを受ける。
日曜日。道中でてんぱとぱにざわと合流。会場に着くまでに中途半端に迷い、会
場到着がぎりぎりとなる。ちなみにそのとき、バンザイ太郎の彼はまだ到着して
いなかった。
解答用紙がないというトラブルとともにペーパーが始まった。1問目に島津義弘
が出た。これは儲けもんだ。しっかし41問目以降が全然わからない。これは最高
点が30前後かな、と思っていたら解答終了。近似値問題を数えている時間はあま
りなかった。
なお、ペーパー回収後、ぱにざわが島津義弘をわからなかったことが発覚。ダメ
じゃん。
ペーパー順位は伊部さんに次いで2位だった。通過者を見るとなかなかの強者揃
い。気の抜けない戦いが続きそうだ。
2ラウンドはまったり観戦。意外に早いところで押される問題もあり、ところど
ころ舌を巻いていた覚えがある。
コース別クイズはカンニングペーパー付きコースに進むことに。シャルトの「金
嬉老」の押しが半端なかった。自分は「ビウレット反応」を中心にやや前のめり
な押しをして1抜け。
他のコースの問題もなかなかの難易度だった。これからのラウンド、なかなか苦
労しそうだなと思った。
ボードクイズ。いつものことながらここで抜けたら弾みがつく。自分は前半早押
し、後半ボード組だった。前半は12問中6問で早押し正解。これで勢いがついて
なんとか抜けることができた。「島田清次郎」とか「ルイセンコ」など取れるけ
ど落としたもったいない問題も多かったようにも思えた。
準決勝。ここで難易度が急上昇するのかなと思いきや、いきなり「ファイロ・
ヴァンス」「山野車輪」がきて、これをなんとか連取して通過席へ。ただ、それ
以降はさすが準決勝と思わせる問題が出題される。そうこうしているうちに「草
間彌生」を押し負けて、また通常席へ。その後も一進一退の展開が続き、祐太朗
さんが「月蝕」を素晴らしいポイントで押して1抜け。ここで気を取り直し、な
んとか「福本清三」で通過席に立ち、そして「湯木博恵」でなんとか2抜け。決
勝の舞台に進むことができた。これで東京まで来た交通費のもとを取ることはで
きたと考えた。3抜けは通過席に立った回数で慧一くん。
決勝。佐藤兄弟と自分だ。このとき祐太朗さんと慧一くんが兄弟であることを初
めて知る。遅い。ルールは5○2休なので、少しでもかすれば突っ込もうと心に決
めていた。
1問目の「ルイス・オカーニャ」は「エディ・メルクス」と誤答。問い読みのま
ゆみさんに「メルクスはスペイン人じゃないよ」突っ込まれる。なんかよくわか
らんが少し気が楽になった。同じように「ヨルゲン・パーソン」も誤答。1歩後
退した形となったか。
「四海楼」など、思い出せそうで思い出せない問題が続出する。全然押せない。
困った。「クリスチャン・オットー」の問題でのまゆみさんの「あー、これ今の
若い子たちは知らないかぁ」というフレーズが頭に残りながら、問題はどんどん
続いていく。そして27問目。
『第1話から第5話まではカラーで放送されたが、これは国産テレビ映画初のカ
ラー放送であったという、三橋美智也の歌う同名の主題歌や、石ノ森章太郎作の
コミカライズ版もヒットした特撮番組で、マレー語 で「虎」/
きたっ!『怪傑ハリマオ』だっ!!!!!
こうして、1○をもぎとることに成功した。
その後も以前作った問題の前振りにあった「人しれず微笑まん」や「クリーブラ
ンド・スパイダーズ」を思い出すことは出来なかったが、限定問題数40問が終わ
り、優勝することができた。1問しか積むことができず少し物足りない思いはし
たが、なんとか優勝ことができてよかったと思っていた。
優勝賞品は「しまず杯」にちなみ「しまず(家で使われている)杯」をいただい
た。しまず杯は現在でもわが下宿でバリバリ現役である。
「しまず杯」という大会の開催が決定したとき、しばらくは自分はこの大会に
全力を注がなければならないと考えた。それが実行できたかどうかははなはだ疑
問であるが、それぐらい自分のモチベーションアップにつながったのは事実である。
abcの参加者が年々増えていくなかで学生全体の流れが短文・基本問題へとシ
フトしていく中で、ここ数年の『高校生クイズ』と「しまず杯」という大会、そ
して去年から開かれているperson of the yearは、この流れに一石を投じている
ように思う。この流れで、学生の間で難問の波が再びくることを期待してやまな
く思う。去年のperson of the yearは定期演奏会とモロ被りで行けなかったが、
今年はなんとか日程的にいけることがわかっている。person of the yearが非常
に楽しみだ。しまずさんとは今年のperson of the yearでいい戦いをしたい。
最後の方が意味わからなくなったが、忙しい時間を縫って大会を開いてくださ
ったしまずさんとスタッフの方々には本当に頭が上がらない。本当に感謝。ま
た自分も、しまずさんみたいにこうやって学生向けに大会を開けたらいいなと思
う次第である。
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