カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

イースターって何?

2007-04-09 15:57:52 | 生活・習慣
今日はイースターマンデー、欧米の証券市場などはお休みです。

イースター(復活祭)とはキリストが十字架上で死んでから3日目に甦ったことを祝う日で、この日が日曜日だったため「春分後の最初の満月から数えて最初の日曜日」と定められたそうです。
だから毎年、日にちが違ってくるんですね~
ちなみにイースター前の金曜日はキリストが十字架に架けられた日で、Good Friday(聖金曜日)と言うそうです。

さて、イースターと言えば卵、それからウサギ。
近所のスーパーにも卵の形のチョコレートやらウサギの形のクッキーやらが店頭に所狭しと並んでいて、親子連れでごった返してました。
やはりキリスト教の国の人には大事な祝日なんですね。

でもなぜ卵?ウサギ?
ということで、ちょっと勉強してみました。

まず卵のほうですが、
中世ではイースター前の9週間は野鳥の卵を採ることが禁止されており、禁が解かれるといっせいに野に出て野鳥の卵を探しそれを採って食べたという風習があって、それがエッグハントの起源なんだって。ヒヨコが殻を割って出てくるのとイエス・キリストが墓から甦ったのとあわせて、卵を復活のシンボルとしてイースターに用いるようになったみたいです。

で、ウサギですが、こちらはドイツの民話が出典らしいです。
昔、子供好きのお婆さんが、ある年のイースターに卵を庭に隠して、子供たちにそれを見つけさせるゲームをしたところ、野ウサギがちょうどその場所に通りかかり、それを見た子供たちが「ウサギがこの卵を配っている」と勘違いをしてしまったんだそうな。
ウサギが多産であることも、新たな命の誕生の象徴となっているようです。

ちなみにモアイ像で有名なイースター島ですが、この島が1722年に初めて西欧人に発見された日がちょうどイースター(復活祭)だったため、この名がついたそうです。
知らなかったー


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