遊びをせんとや生まれけん

キャンピングカーGTで車中泊したり温泉巡りしています。

キャン友さんと2連湯!

2017-05-05 00:38:21 | 旅行
土曜日から仕事のため休みも残り少なくなりましたが、昨日(4日)は予定を入れていませんでした。
どこか少し遠目のところで温泉の新規開拓をしたいなあ、等と思っていたら、ちょうどキャンプ友達のAさんが阿蘇周辺に単独行で来ていることが判明し、連絡を取りあった結果、小国の道の駅で落ち合うことに。
待つべきものは友達ですね。


一昨日と同じ霧と低温のミルクロードをすり抜け小国へ。
朝だったのでそれほどの渋滞はありませんでした。
それにしても今年は随分新緑を堪能するなあと思いつつ道の駅へ。
昨年の今頃は地震のために愛知の我が家に父を連れて避難していたんです。
買ったばかりのキャンピングカーが恐ろしいほどの活躍をしましたよ!



取り敢えず道の駅小国阿蘇ジャージーソフト屋さんでコーヒー(200円!)を飲みながら行動計画を練ります。
もう少し早くこの事がわかっていれば、今晩は阿蘇のRVパークで祝杯をあげられたのですが、父の夕食の用意をしていなかったので、今回は昼間だけになります。


結局、Aさんの希望で近くの北里記念館に行き、見学後岡本とうふ店で食事そして湧蓋山の麓のはげの湯で入浴というアウトラインが決まりました。


しかし記念館に到着後私がバッグをジャージーソフト屋さんに忘れたことに気付き、私はとりに戻り、Aさんは見学へ。
お騒がせしましたm(__)m
お店に戻ったところ店員さんが心配そうに外に出ておられ、すぐに手渡して下さいました。ありがとうございました!次はソフトクリームを頂きます。
それにしても大事なことを次々に忘れる今日この頃。(まあ、昔からですが)
先が思いやられます。もう、やられてます。


私のせいで時間がたち、岡本とうふ店は混んできているだろうと思われたので、記念館近くの木魂館に併設の北里バランで昼食。
赤牛が売りのようですが、私は黒豚、Aさんは鶏を(笑)
赤牛はちょっとお高めだったので…
ちなみにここには温泉や広いキャンプ場もありました。


さて、本日のメイン、温泉です。
これまた近くのはげの湯温泉の旅館山翠を目指して湧蓋山方面へ。
途中、裕花や豊礼の湯など聞き覚えのある温泉があらわれ、あっという間に山翠へ到着しました。








なんというワイルドさ!
いきなり道路から蒸気が噴き出し硫黄の香りが漂います。
建物はまるで山賊の根城のようではありませんか!
求めていたものにやっと出会った感じがあります。


旅館で500円を支払い、向かいの立ち寄り湯へ行きますが、入り口付近のコンクリートの割れ目からも蒸気が噴き出しています。
山手には鉄製のタンクからものすごい勢いで蒸気が空に向かって出ていますが、店の人に聞くと噴出音を消すためのサイレンサーだそうで、ここは自噴の温泉だということが良くわかりました。







男女別の内湯や露天もありますが、ここの売りはなんといっても半混浴の露天でしょう。
山の斜面に沿って風呂が作られていますが、半混浴露天は一番上にあります。
洗い場もなかなかワイルドで水しか出ません。
脱衣場は男女別で、浴槽も一応別なんですが、先端部分は1メートル以上開いていて自由に行き来できます。
仕切りは大きな岩なので、手前にいれば何も見えませんが、眺めの良い端のほうでは丸見えな訳ですね。


先客がいて、中年男性が真ん中にいて、女湯にいるパートナーと喋っていました。ああ、夫婦で来ているんだと思いあまり先へは行かず遠慮しましたが、あとから上がったところを見ると、女性は随分若かったので、訳ありカップルかと。


それはともかく、湯温はぬるめで景色は木々の間から湧蓋山、目の前にはツツジや石楠花、遠くには釈迦岳など奥日田の山々が見える絶好のロケーションで、今後また訪れたい場所となりました。
泉質は硫黄泉で湯口からは硫黄の香りが漂いますが、水自体の匂いはそれほど強くはありませんでした。
とろみもなし。


色々圧倒され気味の我々は大満足で、再び打ち合わせをします。
私はもともとR387沿いの奴留湯(ぬるゆ)温泉に行くつもりだったので、そこにも2人で行ってみることに。







200円を料金箱に入れて脱衣場に入ったとたんかなりの硫黄臭がしますが、温泉特有の熱気はありません
体を流そうと浴槽の水を体にかけますが、全く熱さ、温さを感じません。かといって冷たくもない。
浴槽の底にはゴロタ石が敷き詰められていて、とにかく勝手が違いすぎ、戸惑う我々です。
とにかく浴槽に入りますが、水温が38℃とのことで、やはり熱くも冷たくもない不思議な感覚です。底が石のため落ち着いて座ることも困難です。
石の下に木で作った格子のようなものがあり、隙間から覗くとさらにその下に深い穴が空いているという、とにかく色々不思議な温泉です。
硫黄臭は結構強く、12時間経った今でも肌に少し残っている感じで、熱ければかなり臭うのではないでしょうか。
2湯のキャラの立った温泉を体験し本当に充実した1日になりました。



これからまた旅を続けるAさんとここで別れ混みかけたミルクロードを下って帰宅しました。Aさんどうもお付き合いありがとうございました!

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