遊びをせんとや生まれけん

キャンピングカーGTで車中泊したり温泉巡りしています。

小国周辺へ 続き

2017-05-29 23:17:24 | 旅行
池山水源をあとにして、本日最初の温泉である黒川温泉の耕きちの湯へ向かいます。
黒川温泉ではありますが東側のはずれにあり、観光地の喧騒といったものとは無縁です。






木立に囲まれた中に建物があり、暑い日ではありますが爽やかな風が吹き抜けていきます。
微かに川の流れる音がきこえてきますがとても静かな場所です。
家族風呂からは川が見えるそうですが、内風呂からは見えません。
時間が早いこともあって私の他には誰もおらず貸し切り状態でした。



中には浴槽が2つあり洗い場の他に脱衣所も同じ場所にあります。これ昔ながらの造りなんでしょうか?
建物のほぼすべてが木造で、浴槽だけがコンクリートのようです。











何一つ目障りなものがない、心地よい空間。
泉質は硫黄泉で強烈ではないけれどしっかりにおいます。
2つの浴槽は片方が熱め、もう片方はそれより少しぬるめです。
真ん中に張り渡された丸太は頭を持たれかけさせるためのものかと思われますが、あと10cm低ければ心地好かったかな。
まあこれは体格次第ですね。


薄水色の濁り湯に浸かり、開け放った窓から時おり吹き込んでくる風を顔に受け、まさに至福の時を過ごすことが出来ました。
今まで入った温泉のなかで間違いなく第1位でした。
次回は家族風呂に入ってみたいと思います。



次は小国の北にある山川温泉ですが、その前に小国の道の駅に。
GWにAさんと訪れた際、私がカバンを置き忘れ、それを保管していただき大変心配をかけた(取りに戻ったとき店の外で心配そうに見ていた)ジャージーソフト屋さんにお礼を言いに行きました。
これも今回の旅の大事なミッションです。
店の奥さんは覚えてくれていて色々お話することができ、改めてお礼もお伝えできホッとしました。
ここの道の駅は全体的なオペレーションが行き届いてない感じがしますが、ソフト屋さんはとても温かく、居心地がいいのです。


さて、山川温泉ですが、岳の湯の一筋南にあり泉質は硫黄泉。
付近には旧国鉄の宮原(みやのはる)線のアーチ橋もいくつか見えます。





ここへ来た目的は山川温泉共同浴場です。






まさに共同浴場といった風情が周りの自然と溶けあっていますね。
先客がおられたのでなかの写真はありません。
硫黄泉で湯の華が漂っていました。
ここのお湯は透明で硫黄の香りも少な目です。
先客の方はご夫婦で温泉巡り、それもここのような鄙びた共同浴場を主に訪ねているそうです。



風呂から上がるとちょうど昼時だったので、岳の湯のそばの蒸鶏工房白地商店さんで昼食です。
ここはキャン友Aさん絶賛の店で、これも今回のミッションでした。
山菜の天ぷらも頼んでみました。




メインはもちろん蒸し鶏ですが、その他のオカズ類も丁寧に作ってあり、1,000円はとてもリーズナブルです。メインの蒸し鶏は大変柔らかくシューシーで満足しました。
鶏には味噌ベースと思われるタレがかかっていましたが、鶏自体が良いので何か他のアッサリした味付けで食べてみたい気もちょっとしましたね。

店の裏に自噴の源泉がありました。



この時点で温泉的にも胃袋的にも満腹で、もういいかなとも思ったのですが、せっかく来たのだからと意地汚い考えもあり、ラストで近くの豊礼の湯に行ってみました。








ここには地獄蒸しの設備があり、平日にも関わらず多くの人が卵や野菜を蒸して外にあるテーブルを囲んで食事をしていました。
どうも肉や魚はNGのようです。
立ち寄り湯は露天のみで、涌蓋山がよく見える素晴らしいロケーション。
青い濁り湯がここの売りで、写真を見ると青く写っているんですが、実際には白濁に見えました。



先客の方がふたりいましたが、両方とも熊本市内からで、あちこちの温泉の話で盛り上がり、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
しかしさすがに3湯目ともなると暑さもあり、ぐったりしてきたので、収穫の多かった今回の温泉紀行もこれにて打ち止め。
帰りは黒川までファームロードを通りR442 R212 ミルクロード R57で帰宅しました。



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