青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

保証人の確認は

2009年05月08日 | 短歌に政治や社会
首相、補正予算案の早期成立を求める 衆院予算委(朝日新聞) - goo ニュース

「補正予算案」の中身、税収は、おおむね「赤字国債」に頼っている。
言わば「借金」である。
この「借金、赤字国債発行」に伴い、それを償還するための保証人が必要になる。「連帯保証人」も必要になる。
この「保証人、連帯保証人」に誰がなるかというと、我々国民を置いて他にはあるまい。
ところが、こうした「借金、赤字国債発行」しようとしているのに、国民に「保証人や連帯保証人」の確認を取っていない。
「保証人や連帯保証人」の確認を取るということとは、国民投票を受けるということである。それは「総選挙」ということでもある。

三代もたらい回しにしていて、こういう大事な事を霞ヶ関だけで決めて、国民に「保証人や連帯保証人」を押し付けられるのは、真っ平である。霞ヶ関で決議するなら、霞ヶ関が「保証人や連帯保証人」になれば言い。

「借金や赤字国債発行」だけでは無い。
その後に続くであろう「消費税増税」についても、国民の国民の判断抜きで、霞ヶ関だけでやろうとしている。
国民の保障確保無しのものなら、誰が保障する。
総選挙なるら、国民投票の結果に元ずくものなら、素直に従える。

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拡大する相互荒廃

2009年05月08日 | 人生設計
私達は「しあわせ」に、なりたい。
「豊か」にも、なりたい。
しかし私達は、本当に「しあわせ」でも、「豊か」でもないのだろうか。

今、現在の私達は、こうして生活できる。
こうして「生活できる」ということは、それだけ「恵まれ」ていることである。「豊かである」ということでもある。
しかし私達は、こうした目の前の「幸せ、豊かさ」に目を向けず、目を背け、粗末にし、まだ無い「幸せや豊かさ」ばかりを追っている。
目の前の「幸せと豊かさ」を喜び感謝しないでいて、先々の「幸せと豊かさ」を追って手に入れたとて、それはまた、スルリと手からすり抜けてしまうようになってしまうだろう。

その良い図例が「耕地荒廃」である。
恵まれた環境の中にある田園に見切りを付けて、華々しい「都会へ都会へ」と出て行ってしまった後に、もう再耕地化できなくなってしまっている荒廃した耕地。それでいて「都会へ都会へ」と移動していって、それで良くなったかというと、そこは今度は「精神の荒廃」が進み拡大している。
一方の荒廃が、他方の荒廃を招いたようになり、「相互荒廃」となっている。それは相関関係を持って、総合荒廃となって、全体を荒廃させていく。

それは先にも述べたように、「今ある幸せと豊かさ」に目を向けないでいたからである。喜び感謝しないでいたからである。

こうしたことは、「生きる」ということだけを見詰めるのでは無しに、全てのものに必ず訪れる「死」に対して、「生きる幸せ」を思うと同時に、「死する幸せ」を思うことによって、この「相互荒廃」を打ち破ることができる。
第一、「生きる」ということに「幸せを見出そう」とするならば、必ず訪れる「死」に対しても、そこに「幸福感」を持たないことには整合性が無い。

ここに「信仰、宗教」の心がある。
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