四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(庚日干巳月火旺生まれ)

2017年05月13日 21時48分29秒 | 命理


☆命理
こんばんは!!雨が降ったら、お花やお野菜が生き生きしてますね。バラも綺麗に咲いて・・・初夏らしいです。本日はさわやかにまいりましょう(笑)。

 さて今日は庚子日です。
丁酉
乙巳
庚子
丙戌 としましょう。
 
 日干庚金は巳月火旺の生まれです。年支の酉は遠隔で無情無力となり根の作用はありません。死令の上に巳火に剋されています。時支の戌は燥湿中間ですが子水にあたってさらに湿土化するかと思えば、天干には旺令の丙火ですからこちらからは燥の気が降りてくるというか制の関係です。戌中辛金は旺令の丙火に制されます。戌中戊は生金はしますので唯一頼りとなる印です。子水は巳火と剋ですが調候です。双方減力して八字全体に生気を与えます。日干庚金は乙財と干合して乙木は燥湿は程良いかと。日干は財にも官殺にも任じなくてはならず、申酉の根を欲しますが、ありませんので・・・
日干弱
格は偏官格
用神はやむなく戌中戊 
喜神:湿土金
忌神:木火
閑神:燥土水
調候:壬
と取ります。

 日干弱で官殺強なので水は天干にあれば制殺もできます。また土を湿にして生金も可。そして調候ですから・・・良いところです。ところが過ぎると身弱の庚金には洩身大過となって剋洩交加となります。加減が難しいところですね。
 庚金というのは身弱で根がなくても決め事は一流です。日干が他の干で八字に庚金が強くあれば、これも同様です。見かけが弱々しい人でも庚金があればハッとするときがあると思います。というか何やら返事しかねているような人でも考えてみるとちっとも人の意見にはなびかず、結局は自分の思うようにしているではないかというのもそうかもしれません。庚金というのはやはり刀ですから「切る」「縮む」という感覚はあるでしょう。
 金がどの通変なのか、これでも大きく違ってくるかと思います。金が食傷であるとどうしても理路整然となりそうです。金が官殺で身弱ですと・・・つまり日干は木ということになりますが・・・気持ちが怯むかもしれません。日干強弱の度合いですね。
 本日命のように日干庚金はまさに庚の人です。日干根の運をいったとして、申酉運は戊申、己酉運です。巳火と剋戦してしまいますので日干根の運とはいえ、大躍進とはなるにはそれまでの生き方など考慮しないと難しいですね。特に人生中盤以降に日干根の喜神運がくることも多々あります。一気によくなるように思って待ち焦がれているケースも多そうですが、人生は前運の続きですから良くも悪くもどのように生きてきたか・・・今まで抑え気味にしていたなら少し大胆になってもいいかもしれません。また準備してきたものがあるなら良い流年に挑戦してみると良い成果となるかもしれません。こんな八字の友人がいるのですが、結構、行動的に人生を送っておられるようです。財官の忌象はあるのですが、果敢に生きて行くのもこのタイプかもしれません。
 本日、身弱ながら庚日干をはかってみました。
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