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どうして茨城県は日本一人気がない県なのか?

2017-06-15 09:30:57 | 気になるニュースに二言三言

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(担当S)
※この記事には茨城県の人が不快に感じると思われる内容や文章表現がかなり含まれています。よって茨城県の人がこの記事を読み進める事はオススメしませんが、もし読まれる場合には自己責任でお願いします。

 私、担当Sは事あるごとに「東京生まれの大阪育ち」である事を表明してますが、実は仕事で何年か茨城県に住んでた事があります。
 最近になって毎年の様に「全国都道府県魅力度ランキング」と言う名前のランキングで、茨城県がワースト1位の栄誉(?)に輝いていると言うニュースがネット上で流れていますが、私は住んでただけにその理由がよくわかります。
 ちなみにこのランキングのワースト2位は数年前までは佐賀県が常連化していたのですが、日本の三大都市圏から遠く離れている県ですから立地的にとても不利で、どうしても不人気になってしまうのは仕方がない面があると思います。
 しかし茨城県は首都である東京のすぐ近くに位置する県であり、関西でいえば大阪市中心部と滋賀の大津くらいの距離しか離れていません。
 大きな湖がある点でも滋賀県に似てます。
 普通に考えれば、東京からの行楽客が沢山訪れそうな気がしますが、実際は東京から行楽客が訪れる事は殆どなく、ワースト1位の名に恥じない(?)不人気ぶりを発揮してます。
 茨城県の人たちは渦中にいる為に自分たちの事や自分の住んでる県の事を客観視できない事から、どうして自分の県がそんなに人気がないのか、なかなかその理由が分からないでしょうが、私の様に茨城県に何年か住んでたいたものの生まれも育ちも全く別のよそ者の方が、客観的な立場からその理由を分析する事ができると思います。
 そこで今回はどうして茨城県が日本一人気がない県なのか、かなり辛口ではありますが指摘していきたいと思います。

(1)そもそも観光地が少ない
 そもそも人気のある県は、その県から遠く離れたエリアに住んでる人の間でも有名な観光地が必ずあります。
 関西で言えば奈良県の東大寺や京都の清水の舞台は全国の殆どの人が知っていますが、茨城県はそう言った観光地がありません。
 茨城には水戸の偕楽園とか筑波山とか、少なくても関東では名の知れた観光地が存在しますが、関東から遠く離れたエリアに住む人が仮に水戸の偕楽園や筑波山の事を知っていたとしても、それが何県にあるのかまでは知りません。
 こう言う事を指摘すると反発する茨城の人が多いと思いますが、じゃぁ姫路城で有名な姫路市や日本の標準時の起点になっている明石市が何県にあるのか茨城の人に質問しても殆どの人は答えられないと思います(※答えは両方とも兵庫県です)。
 何を隠そう大阪育ちの私も、偕楽園や筑波山が茨城県に存在する事を関東に住むまで全く知りませんでした。
 最近は「ガールズパンッアー」と言うアニメのヒットで茨城県の大洗が注目を浴びてますが、関西の様なアニメファン・アニメオタクが少ないエリアでは「ガールズパンッアー」と言うアニメの存在自体知らない人が多く、このアニメのヒットが茨城県の知名度を押し上げているとは言い難い状況です。

(2)景色がつまらない
 茨城県は東京からそんなに離れていない県であるのにも関わらず、かなり田舎じみた県ですが、これは大阪の隣県であるのに多くの大自然や秘境の様な場所が沢山残っている奈良県と、置かれている状況がよく似ていると思います。
 しかし奈良県が「全国都道府県魅力度ランキング」で常にベスト10県にランクインしている人気県であるのに対し、茨城県は常にワースト1位か2位です。
 奈良県の場合、例え田舎じみた所があっても「日本の原風景」「伝統を感じさせる建築物」「手つかずの大自然」と奈良県を知ってる人なら思わず肯定的な形容をしたくなる様な魅力がいっぱいあるのに対して、茨城県のそれは「単なるド田舎」としか形容できない魅力の無さと平凡な風景ばかりが広がっています。
 どうしてこんなにも差が出るのかと言うと、茨城県には山や谷らしいものが殆ど存在せず景色にアクセントが存在しないからです。
 奈良の場合、意外と山あり谷ありの地形なので景色にはかなりアクセントがあり、訪れるものの目を楽しましてくれますが、茨城県で山と言うと筑波山くらいで、あとは田んぼと地平線しかありません。
 人気の観光地は目を楽しましてくれる景色が魅力の一つになっていますが、残念ながら茨城県にはそう言う景色が存在しません。

(3)とにかく交通の便が悪すぎる
 またまた奈良県との比較になってしまうのですが、奈良県には全国的に見ても秘境と言える十津川村が存在しますが、そんな十津川村にすら電車の駅があります。しかし茨城県は、宇宙センターのある筑波でさえ鉄道の駅が出来たのは21世紀に入ってからでした(※筑波には20世紀後半に廃線になったローカル鉄道の駅が存在したが、宇宙センターからは離れた場所に駅があった)。
 例えば大阪に住んでる人が行楽目的で奈良の東大寺に行こうと思えば、電車一本でそんなに時間をかけず簡単にいく事ができますが、茨城ではそう簡単にはいきません。
 必然的に東京に住んでる人は茨城の観光地に行こうと思えば車で行く事になりますが、東京や大阪の様な大都市は軒並みマイカーの所有率が低いため、交通の便が悪い観光地に無理してまで行楽に行こうとは思いません。
 奈良県は車でないといけない場所も存在しますが、有名な観光地の近くには殆どの場合、電車の駅が存在します。
 どうして茨城県と奈良県で、こんなに交通の便に違いがあるかと言うと、日本で鉄道敷設のブームが起きた明治時代後半から大正時代にかけて、関西の各市町村は自分の住んでる村や町の近くに鉄道を通す計画があると言う話を聞きつけると「是非とも我が村(町)に鉄道を通してくれや」と誘致するのに躍起になったのに対して、茨城は「汽車なんか近くを通ったらニワトリが卵を産まなくなるっぺよ」と鉄道敷設に対する反対運動が起きたからです。
 この差が21世紀に入った現在でも茨城県を非常に交通の便が悪い県にしてしまい、せっかく近くに東京という日本最大の都市があるのにも関わらず、東京からの行楽客の誘致に失敗しています。
 今後も都市部のマイカーの所有率は継続して低下する事が予想されるので、茨城に存在する観光地(しかも数が少ない)はますます来訪者が減り続け、寂れる一方でしょう。

(4)県民のモノの考え方が古すぎる
 今時、普通のサラリーマンがカッコつけて外車なんかを乗り回していたら「身の丈に合わん車なんかに乗りおってw」と鼻で笑われますが、茨城県に限って言えば外車とか高級車に乗ってるとどうした訳か羨望の眼差しで見られます。
 経済的に余裕があって本当に車が好きな人が色気のある車を乗り回す事については私はなんとも思いませんが、そこらにいる様な茶髪の兄ちゃんが全然似合ってない高級外車に乗っている姿を見かけると、私は笑いを堪えきれません。
 まだまだ経済的に貧しかった昔は、外車を所有するなんて事は夢のまた夢で、多くの庶民の憧れの的でしたが、バブル時代に国民全員がにわかに豊かになり少し背伸びすれば外車が手に入る様になると、価格に見合ってない故障率の高さや壊れた時のサービスの悪さに多くの人が辟易して「やっぱり日本車が最高やね」と言う価値観が日本全国に浸透し現在に至ってます…いや、そのはずでした。
 ところが茨城県では未だに昭和の時代を引きずったような外車信仰・高級車信仰が根強く残っており、こう言うカビの生えた価値観は何も車だけに留まらず、都市計画や観光施設の建設にまで及んでいます。
 バブル時代にテーマーパークの建設が全国でブームになった事がありましたが、しっかりした事業計画を立てずに作られたテーマパークが多かったので、それらの多くが事業として失敗し今では廃墟になっています。
 しかし茨城ではそう言うテーマパークの失敗例を省みることなく、バブル時代然とした「ワープステーション江戸」と言う名前のテーマパークを何と21世紀になってから建設しました。ですが、事業計画が杜撰なのもバブル時代に作られたテーマパークと同様だったので殆ど誰も「ワープステーション江戸」に足を運ばず、僅か1年足らずで閉園に追い込まれてしまいました。
 はっきり言って茨城だけ流行のトレンドが20〜30年は遅れています。
 観光地なんかでも、昔はコンクリートで作られた大きなホテルや立派な商業施設を建てると観光客から喜ばれましたが、今は全く逆で日本の伝統を感じさせる建物の方が「日本らしい魅力に溢れている」と日本人観光客からも海外の観光客からも好まれる傾向にあります。
 一時期、海外からの観光客数が大きく落ち込んだ京都では、法律を作ってまで現代的な見た目の建物を日本の伝統文化を感じさせる様な外観に変えさせましたが、そうしたら海外から訪れる観光客数が再び元に戻りました。
 なのに茨城では昔の日本でウケた様なコンクリート製のホテルや商業施設を観光地のど真ん中に作る様な真似を未だにやっており、完全に21世紀のトレンドからはズレているので、元々不人気だった観光地からますます観光客が逃げ出す有様になっています。
 昭和の初期ごろまでは関東で観光地として名を馳せていた筑波山や潮来(茨城県)は、コンクリート製の大きな建物が立ち並び今や昔日の美しさは見る影もありません。

 と、まぁ、茨城の人の反発が予想されますが、この辛口な指摘は関西と関東の両方に住んだ事がある私の、偽らざる率直な感想です。
 (1)〜(3)に関しては、地元の人の気持ち次第でなんとかなると思います。
 「全国都道府県魅力度ランキング」は何も観光地の多寡だけが判断基準ではないので、県民一人一人が魅力的な県造りを心がければ、ランキングの順位は自ずと上がるはずです。
 しかし(4)の県民の考えが古すぎると言う問題は、なかなか改善されないと思います。人間の考えと言うのは、そう簡単には変わりませんからね。
 茨城県の人は「茨城って全国で一番魅力のない県らしいで」と言うと不貞腐れる人が多いですが、そう言う事を言われて不貞腐れる割には、自分の住んで居る県が少しでも住み心地がよくなる様な努力を誰一人としてやっていないし、少なくても私の目には努力をしている様には見えません。
 誰かに「茨城って全国で一番魅力のない県らしいで」と言われても余り気にしないサバサバした気質の県民性なら、こんな記事を書いたりはしないのですが、茨城の人はこう言う事をもの凄く気にする人が多いので、今回かなり辛口でありますが敢えて問題点を指摘してみました。
 私なんかは大阪育ちで愛阪精神も強いですが「大阪が〇〇でまたワースト1」と言う話を聞いても不貞腐れたりはしませんけどね。
 憤りは感じますが、それは愛阪精神から湧いてくる「もっとしっかりせぇよ大阪!」と言う類の憤りであって、子供っぽい「自分が住んでいる大阪がバカにされた!」と言う感情とは全くの別の物です。
 

  
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