SHIKIBUさんのブログ 別館

iPhoneアプリ開発者のSHIKIBUさんが、歴史・文化・オカルトその他の雑学をいろいろ呟きます

【Xマス特別企画】アポロ8号のクルーは月でサンタクロースを見たのか?

2016-12-27 01:02:17 | 歴史

1702

  iPhone用ゲームアプリ(iOS6.0以上)

(担当S)

 
 クリスマスが近いので、特別企画としてクリスマスに関係のあるオカルト話を紹介していきたいと思います。
 今回は宇宙人やUFOに関するオカルト話で、クリスマスの日に月へ行ったアメリカのアポロ8号が宇宙人やUFOに遭遇したかもしれないと言う噂があります。
 任務遂行中に宇宙人やUFOを目撃したり遭遇した場合、アメリカの宇宙飛行士は"サンタクロース"と言う暗号めいた言葉を使って地上にいる管制官に知らせていたらしいのですが、果たしてこの噂は何処までが本当なのでしょうか?
 
 
■アポロ8号のクルーが発言した「月にはサンタクロースがいるんだ!」の真意は?
 上の写真(※PCで閲覧している場合は左の写真)は旧ソ連が開発した「ソユーズ7K-L1」宇宙船です。
 「あれ、アポロ宇宙船ってアメリカの奴やなかったっけ?」と早速、ツッコミが入ってしまいそうですが、アポロ8号のエピソードを語る上で、旧ソ連の「ソユーズ7K-L1」を抜きに語ってしまうのは、クリープのないコーヒー、あるいは551の無い時の大阪の家庭と一緒です。
 アポロ8号は人類初の月に到着した宇宙船(※到着しただけで月面着陸は行っていない)として、歴史に名前を刻んでいますが、実は旧ソ連の「ソユーズ7K-L1」の方がアポロ8号よりも先に、月に到着できた可能性が十分にありました。
 事実、アポロ8号が初の月到着を成し遂げる1ヶ月も前の1968年11月10日に、「ソユーズ7K-L1」は大型打ち上げロケットのプロトンによって打ち上げられ、月へと向かっています。
 ただし宇宙飛行士は乗らずに無人でですが。
 本当は宇宙飛行士を乗せる予定だったのらしいですが、当時、旧ソ連の宇宙計画を仕切っていたヴァシーリィ・ミーシンは、前年に起きたソユーズ1号の死亡事故の影響で、こう言うリスクの高い試みに対してはすっかり臆病になっており、それが「ソユーズ7K-L1」を無人で月に向かわせた原因ではないかと言われています。
 上の写真(※PCで閲覧している場合は右の写真)は、「ソユーズ7K-L1」の打ち上げに使われたプロトンロケットの同型機ですが、信頼性が高いと言われている旧ソ連・ロシア製のロケットの中で、このプロトンロケットだけは例外で、現在ではだいぶ改良されて信頼性が上がってはいるものの、開発された当初は非常に信頼性の乏しい危険なロケットとして旧ソ連のエライ人も問題視していました。
 それでも旧ソ連がこのロケットを使い続けたのは、打ち上げ能力が高く、特に「ソユーズ7K-L1」のような宇宙船を月へ送ろうと思えば、プロトンロケットを使う以外、選択肢はありませんでした。
 前述した旧ソ連宇宙開発の指揮官であったヴァシーリィ・ミーシンが、1968年11月10日の「ソユーズ7K-L1」の打ち上げの時に宇宙飛行士を乗せるのを見送ったのも、プロトンロケットの信頼性の低さを問題視していたからと言うのもあります。
 打ち上げる時にプロトンロケットが地上で爆発して、宇宙飛行士の命が失われてしまう事を、彼は非常に恐れていたのです。
 だから何回かリハーサルとして、無人の「ソユーズ7K-L1」を月に送り、信頼性に問題が無い事が確認できたら、次は宇宙飛行士を乗せるつもりでいました。
 旧ソ連には「兵士は畑から採れる」なんて言葉があったくらい、人命に関してかなり鈍感な部分があったのですが、意外な事に宇宙開発に関しては人命と言うものを西側諸国並みに気にしていました。
 このミーシンの決定に対して、アメリカよりも先に月に行けると信じて疑わなかった旧ソ連の宇宙飛行士達は、ミーシンを臆病者と罵り憤慨したと言います。
 こうした旧ソ連の宇宙飛行士達の反応の裏には、自分達がこうしてグズグズしている内に、きっとライバルであるアメリカは先に月へ人類を送るに違いない、と言う焦りがありました。
 一方のアメリカは、この「ソユーズ7K-L1」の打ち上げに関する大まかな情報を、スパイを使って掴んでいました。
 危ういところで旧ソ連に「人類初の月到達」の栄誉を明け渡してしまう所だったので、「ソユーズ7K-L1」が無人で打ち上げられた事にアメリカのエライ人達は安堵しましたが、次に旧ソ連が打ち上げる「ソユーズ7K-L1」には必ず宇宙飛行士が乗っているだろうと予測しました。
 国家の威信をかけても旧ソ連に負ける訳には行かないアメリカは、本来はアポロ10号で行う予定だった月軌道への投入計画を、前倒しでアポロ8号で実施する事にします。
 これは、かなりのリスクを伴う計画だったのですが、旧ソ連にアメリカが勝つ為には多少のリスクは目を瞑るしかありませんでした。
 こうしてアポロ8号は月へと向かうことになったのですが、この計画の中で特にリスクが高いと考えられていたのが、アポロ8号が月へ到達後、地球に帰還する為に行うロケットエンジンの噴射で、これに失敗すればアポロ8号とそのクルーは宇宙で迷子になり永久に地球へは戻れなくなります。
 もちろんアポロ8号に搭乗する3名のクルーは、この計画の危険性を十分に理解していました。

    1968年12月21日にフランク・ボーマン、ジム・ラヴェル、ウィリアム・アンダースンの3名の宇宙飛行士を乗せたアポロ8号は、サターンV型ロケットよって打ち上げられ一路、月へと向かいます。

 余談ですが、この時に副船長を務めたジム・ラヴェルは、後にアポロ13号の船長を務める事になります。
 上の写真(※PCで閲覧している場合は右の写真)は、アポロ8号が打ち上げられた時に撮影されたものです。
 計画は順調に進み、打ち上げの三日後の12月24日にアポロ8号は人類としては初めて、月軌道に到達した宇宙船となりました。
 月に到達した日がクリスマス・イブと言う事もあり、3名の宇宙飛行士は交代で旧約聖書の創世記の朗読を始めます。
 実はアポロ8号の計画の一部始終は、人類初の月へ到達する宇宙船と言う話題性もあって、テレビやラジオで生中継されていました。
 宇宙船から旧約聖書の創世記の朗読を始めたのは、人類の偉業を聖書の言葉で讃えると言う意味以外にも、テレビやラジオの前の視聴者に対するサービスと言う意味もあったのです。
 月の軌道を10回周回した後、12月25日にアポロ8号は地球へ戻る為、エンジンを点火させました。
 前述しましたが、このエンジン点火に失敗すればアポロ8号は永久に地球へとは帰れません。
 アポロ8号に搭乗している3名の宇宙飛行士はもちろんの事、地上にいる管制官達も、このエンジン点火の様子を固唾を飲んで見守っていました。
 途中でアポロ8号が電波の届かない月の裏側に入ってしまった為に、地球との無線連絡が途切れてしまいましたが、連絡が回復すると副船長のジム・ラヴェルは興奮した様子で「みんなに伝えてくれ!月にはサンタクロースがいるんだ!」と伝えてきました。
 この発言を聞いて、地上の管制室でずっとヤキモキしていた管制官達は胸を撫で下ろしました。
 月を離れてから二日後の12月27日には無事にアポロ8号は地球へと帰還し、旧ソ連に勝利する為に敢えてリスクを承知の上で挑んだ月への旅は、こうして成功裏に終わったのです。
 ……これがアポロ8号の「月にはサンタクロースがいるんだ!」発言の全容ですが、この発言の中に一部のオカルト研究家が言うような、宇宙人やUFOを連想させるような不思議な箇所は微塵もありません。
 一部のオカルト研究家に言わせると"月にサンタクロース"は"月で宇宙人やUFOを発見した"と言う暗号らしいのですが、申し訳ないんですが担当Sの耳には逆立ちしてもそういう風には聞こえません。
 宇宙飛行士のジム・ラヴェル氏が「月にはサンタクロースがいるんだ!」と発言したのは、アポロ8号が月を離れた日がクリスマス真っ只中の12月25日だったのと、失敗すれば一生宇宙で迷子になる危険がはらんでいた地球へ帰還する為のロケット点火が上手く行き、その安堵と興奮の中、「自分たちと祖国アメリカに対する最高のクリスマスプレゼント」と言う意味で"サンタクロース"と言う言葉を口にしたのでしょう。
 と、言うか、そういう風にしか聞こえません。
 本当に"月にサンタクロース"="月で宇宙人やUFOを発見した"と言う意味だったら面白いんですけど、この件に関しては残念ながら、こじ付けと言うほかなさそうです。
 一部のオカルト研究家の皆様には、もっともっと真実味のある「おお!こ、これは一体なんだんだ!?」と思わず口走ってしまいたくなるようなネタを提供して頂くことを心から期待していますので、更に更に頑張ってもらうようにお願いします。
 
 
 
+++++アプリの宣伝です+++++
イメージ 3
 5月1日よりAppStoreから配信となりました、カラフルなサイコロが印象的なアクションパズルゲーム「ダイスポップ」。
 ゲームのジャンル的には落ちもの系ゲーム(いわゆる、落ちげー)になります。
 指一本で遊べるとても簡単な操作性ながら、ぷよぷよの様な「連鎖反応消し」等のテクニックも使えます。
 興味のある方は下記のリンクからどうぞ。


 [gooブログ]【Xマス特別企画】アポロ8号のクルーは月でサンタクロースを見たのか?
『スピリチュアル』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 【雨ニモマケズ】雪にも負けない... | トップ | 【Xマス特別企画】北極圏の神秘... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。