blog-鹿苑

鹿の覚書

過不及

2007-08-17 | 覚書
どのように行おうと

人が求めて(わざと)行えば「過不及」を免れ無い

過ぎるか

及ばないかだ

自然は常に最適である

少なくともそうとしか言えない

しかし次に訪れる瞬間にどう臨めば最適なのか私たちは知的には知り得ない

なぜなら自然とは変動不居であり

無常である変化の連続であるとともに

その一瞬間に関わる自然という全体性の及ぶ範囲さえ特定できないのだから

しかし生命は常に最適に機能しうるだろう

なぜなら私たちも最適であるとしか言えない自然の働きを有し

今という一瞬間に

この瞬間にもほら

まぎれもなく存在するのだから


鹿苑の鹿