社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADの悪化で、1年間休職し、その後会社に復帰した。病気、定年後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

池井戸潤『七つの会議』

2016-09-19 23:05:10 | 趣味(読書)

今回は、久しぶりの池井戸氏の作品だ。『七つの会議』。最新刊?。2016年2月25日出版だ。但し、初出は2011年5月2日の日本経済新聞電子版との事なので、氏の最新作ではないだろう?

さて、この『七つの会議』と言う作品だが、タイトルを別にすれば、なかなか面白い作品だった。

最近の東洋ゴムの免震ゴムデータ改ざんや三菱自動車、東芝などの日本でも名だたる企業の不正事件が大きく記事で取り上げられると、この作品がよりリアリティを浴びてくる。特に東洋ゴムの事件がこの作品の中で発覚する不正事件と非常に似ている。会社を上げてデータねつ造をしたのか?それを隠そうとしたか?の真実は東洋ゴムの場合は分からないが、少なくとも、事件が発覚した以降の対応は、トップの責任なのは間違いない。

もっとも実際の企業(組織)では、この作品の様にシンプルではない。モットはるかに泥臭交渉や会議は在るかに多く存在するはずであり、この作品の様に簡単には進まない。

 

しかし、そんな泥臭い複雑な流れをカットして、シンプルにする方が、読み物としてははるかに面白い。と言う事で、この作品のシンプルさが大変分かりやす。

 

しかし、この作品の主人公は誰だったのかだろうか?居眠り八角の万年係長の八角民夫(やすみたみお)?そうだとは思うが、相変わらず池井戸氏の作品ではこれが分からなくなる事が多い。

七つの会議

書籍名:七つの会議
発 行:2016年2月25日初刊
著 者:池井戸 潤
発行者:村田登志江
発行所:株式会社集英社
価 格:800円+税

きっかけはパワハラだった!トップセールスマンのエリート課長を社内委員会に訴えたのは、歳上の部下だった。そして役員会が下した不可解な人事。いったい二人の間に何があったのか。今、会社で何が起きているのか。事態の収拾を命じられた原島は、親会社と取引先を巻き込んだ大掛かりな会社の秘密に迫る。ありふれた中堅メーカーを舞台に繰り広げられる迫真の物語。傑作クライム・ノベル。
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