7月29日 タコ釣り 2回目

2012年07月30日 | Weblog

           私は我慢ができない性質なのである

          なので自然と調査におもむくのであ~る



           2号3号が飽きるのは時間の問題

              よしここは一発・・・



              「釣ーれーたーよー」

               2号 「・・・」

         3号 「すげっ!ほんとに釣れるんだ!」



           3号 「パパン、釣れたよ!すごい?」



そういえば一昨年くらいに磯でたくさんのアメフラシを捕獲していた女性がいた

              不思議に思っていると

        「ナマコがたくさんいる!うれしいグアムみたい」

              と、申していました・・・

碧海の週末釣り行っちゃう?

2012年07月30日 | Weblog

       さて、実に久しぶりにブックマークを追加いたしました




             碧海の週末釣り行っちゃう?




        管理人は、私の母親の弟の長男で 碧海 さんです

             声が親父さんそっくりです

             ブログを発見したときは

            お互いのじいちゃんの釣り好き

        が遺伝しているようでおどろきが隠せませんでした

      子供を連れて釣りに行くところなどに同族さを感じます

     ですが、私とは対照的なためになる記事を書かれていますので

           みなさんぜひご一読くださいませ


7月28日 初めてのタコ釣り

2012年07月29日 | Weblog

         週の中ごろであろうか、私はあるHPを見た

するとどうだろう、カウンターの中の数字が 80000 となっているではないか! 

                  

         これは何かのメッセージかもしれない・・・

      さっそく震える指で管理人に電文報告する、すると以外にも

       「おめでとうございます、ぜひ粗品を進呈いたしたい」

               との、連絡が!

  私「では土曜の3時30分に家にきてください、旬の狩りに行きましょう」

    こうして 管理人Sちゃん悲劇の土曜 の幕を開けたのであった

      おや?私のカウンターももうじき 80000 ではないか?

          何かを準備しておかなくては・・・

      




  そして本日3時30分定刻に集まり・・・いや、一人足りないぞ、誰だ?

             S 「新人ですわ」

    ここのくだりは 仕事が終わればたまづめ をご覧いただこう

   “アンモニア高濃度危険地帯 シャーク” と検索いただきたい




      S 「備えて安心、ハンドルキャップ進っ呈~!」



        私 「ありがたき幸せ、次回も頑張ります」

          S 「次回は 88888 だぞ!」




    だいぶ陽が昇ってしまったが、いよいよ怪魚ハントの開始だ

        今回の獲物は、8本足のデヴィルなのだ!

   だが、Sちゃんは10分を過ぎる頃から様子がおかしくなり始めた



              「地味ですわ~」



            「同じく地味ですわ~」



       私にはわかる、わかるのだが今は耐えてくれ

      だが一匹が、その一匹が何かを伝えてくれるはずだ


静かに時間だけが過ぎる、新人はロッドを持ったままこっくりこっくりしている

           「Sちゃんの姿が見えぬな?」



             ぎゃー!死んでるー!

     いや、よく見ればハンドルがわずかだが回転している




            気分転換に場所を変える

    Sちゃん、新人は調査へ向かうが、私はシャスタと洒落こむ

      心地よい風に、気が付くと2時間弱寝ていたようだ

   2人の調査はどれくらい進んでいるのであろう、辺りを見回す

             するとそこには!



     Sちゃんに急接近している魔女がいるではないか?



   ちょっと目を離したすきに今度は新人と二人きりになっている

実はこの魔女、男性を狩るのも上手いのだが本当の狩りの腕も相当なものであった

   ありがたい情報をいただいたがフィーバーまでは数時間ある

     残念だが新人のサンダルも途中で買わねばならない

     泣く泣く魔女と別れポイント移動をしたのであった



私 「なあ新人、ビーサンは親指と人差し指?の間が痛くなるからすすめぬぞ」

    新 「あれ絶対痛くなりますよね、砂が嚙んだら即死です」

    私 「オレは清潔な状態でも10分は持つまい」

    新 「あれ考えたヤツは何もわかっていませんよ」

    S 「おいおい、さっきから黙って聞いてりゃお前ら」

    S 「痛くなったら人差し指と中指の間にすりゃいいだろが!」



  新しいサンダルに大喜びの新人とは真逆にSちゃんの元気がない

 まさかこんな時間まで付き合わされるとは思っていなかったのであろう

だから絶対にデヴィルを狩って二人を元気づけるのだ、なのでヘチなのだ



    ヤバい、とうとう月が出てしまった、ぼちぼち本気を出さねば

                とその時!

     根掛かりを外したはずなのにロッドに重みが残っている!

  「これは海藻ではない間違えなくデヴィルだ!釣ったことはないが」

これまで何度海藻の塊に泣かされたことか、しかし波間に見えたその姿こそ!



        「デヴィルだっ!足も間違えなく8本だ!」

     新 「ほんとに狩れるんですね!元気をもらいました」

       「Sちゃんはどうだ心が揺さぶられてやしないか?」

         S 「あ、ボクですか、ちょっとだけ」

      「よし、では残り時間はわずかだ!全力を出し切ろう」



         「うおーなんだこれは!気力がみなぎるぜ~」

                 プチ…



                 「ふう・・・」



    帰り際、偶然にももう1匹デヴィルの捕獲に成功したのであるが

         SちゃんのスイッチはOFFのままであった

               「釣るまで帰んねー」

        と言う新人をなだめ本日の調査は終了となった

      残念だがSちゃんの復帰は一生見込めないそうだ・・・



        帰りの車内で起こったSちゃんによる 念写

       8本の足のうちの1本が見事に写しだされていた

   かなりの怨念を感じる、そうそうに写真をお祓いしてもらおう


7月22日 ルアーでスモールマウス釣り 2回目

2012年07月23日 | Weblog

        「スモールマウスバスを釣りに川へ行かないか」

            新 「イエス アイ ドゥ」

            「では明日早朝に出発する」

 新 「深夜の高速をぶっ飛ばし、なんたらかんたらではじめますね、絶対」



         深夜の高速をぶっ飛ば・・・もういいや



       「雰囲気むんむんであるな、トップで一発だ」

        新 「2時間経ちますが何も釣れません」

       「では実績ポイントへ移動しようではないか」



   「ここは一番最初に来てスモールを釣った思い出の場所なのだ」

        新 「なら間違えなく釣れますね、やった♪」

     「その後に何度も来ているが1匹も釣れんアハハ!」

         新 「アハハ!ほんとに釣れませんよ」

         「仕方ない、どうしても釣りたいか?」

             新 「決まってるナリ」

               「なら移動だ」




  「ここはあそこからこうなっててここのラインをこうして攻めれば・・・」



          新 「釣れるんですね絶対!」

             「釣れるよ、ほら」



                バキっ!

          新 「お前が釣るかー?あ?」



        「歯が取れちゃったではないか新人」



      また釣れてしまった、だがラージなのでセーフ



    銀ブナまで釣れてしまったよ、もしかして絶好調オレ?

   と、その時!ロッドが満月にしなりドラグが大逆転を起こす

「ランカーヤツかもしれんが違うヤツかもしれん、すまぬがタモを取ってきてくれ」




       「薄々感づいていたがこいつだったとは・・・」

          新 「しっかり釣れー!バキっ!」



         「歯が取れちゃったではないか新人」



            またラージだ、セーフ

   と、その時!ロッドが満月にしなりドラグが大逆転を起こす

「ランカーヤツかもしれんが違うヤツかもしれん、すまぬがタモを取ってくれ」



       サイズがおちたが違うヤツだったのでセーフ



      「一度場所を移動して仕切りなおそうではないか」

          新 「賛成の反対の反対です」



              新 「釣れません」



              新 「釣れません」

       「よし昼食をはさんでさっきの場所に戻ろう」



  「ここはあそこからこうなっててここのラインをこうして攻めれば・・・」

             新 「釣れるんですね♪」

           「うん、(ドキドキ)ほら・・・」



     新 「おめでとうございます、立派なスモールです」

            「おう、ドキドキしたよ」

         新 「すごい引きでしたもんねぇ!」



       新 「こいつもすげー引きましたがもしや?」

        「いや、スモールではなくビッグのほうだ」



             ニゴイ・・・セーフ!



          ランカーブルーギル・・・セーフ

「私は少々疲れたので車で休んでいる、スモールが釣れたら起こしてくれ」



          コツンコツン・・・コツコツコツ!



          新 「釣・れ・ま・し・た・よ・」

             「おめでとう、バキッ!」



        新 「歯が取れちゃったじゃないですか♪」

「キリのいいところで上がろう、タレ皮パリパリが食べたくなってしまった」

        新 「そうですね、また平日に来ましょう」


 こうして二人ともスモールマウスゲットに満足し帰宅したのであった



       して幕張SAの 皮タレパリパリ は最高であった



7月15日 夏の強化合宿 2日目 小野川湖畔の家キャンプ場

2012年07月21日 | Weblog
             強化合宿2日目早朝

 4時過ぎに湖畔に立つ、鏡のように静かな湖には私一人しかいない



     今回はウエ―ディングしながらトップで虎を狙う作戦だ

 得意(嘘)のデカダンスで広範囲に虎を探すと、すぐにミスバイトが多発

        さすが朝マズメで貸切でノープレッシャーだ

    「獲物は居る、だがいまいち目が覚め切っていないようだな」

         ミノ―に代えデッドスローリトリーブ

     と、その時!ロッドは満月にしなりギリギリと悲鳴をあげる

       しかし、虎とは何かが違う?くるくるした感触なのだ

    慎重に獲物を寄せると、信じられない光景が目に飛び込んできた!



            「山女魚デヴィルではないか!」

      早起きは三文の得と言うが、うち一文の得をえた瞬間である

             さて、ならば残りは2文だ

やはりさすがは朝マヅメだ、ルアーをトップに戻した直後にヒットしたのである



     「これは黄金か、ベイトタックルをここまで絞り込むとは」



           「天晴れな黄金ではないか!」

              2文目もいただいた

     ルアーをスイッシャーに代えるとまたまた連続ヒットだ

  しかし黄金はよく引く、私は完全に黄金の魅力にはまってしまった



幾度となくするどいツッコミを楽しみ、力尽きた3文目をゲットした

        やはり昔の人の言うことは間違っていない

       早起きの3文分はしっかり得させていただいた




      気づくと背後でアルミボーターが準備を始めている

私はアウエーの一見さんなのでここは遠慮するべきとポイントを後にする

       早朝の小一時間で十二分に満足してしまったのだ



     帰り道に昨日仕掛けた内田伊勢海老仕掛けをのぞいてみる

        もちろん結果は子隊員たちには内緒なのだ






   基地の仮眠施設に戻ると隊員たちはまだ夢のなかであった



 実に気持ちよさそうに寝ているため一人で朝食の準備に取り掛かる



      飯盒でご飯を炊き始めると管理人がやってきた

      管 「おはようございます!楽しめましたか?」

「はい、ここ最高です。ところで何時までに基地を撤去すればよいでしょうか」

管 「ははは、うるさいことは何も言いません、一泊でしたね18時までに撤去ください」

「え、いいんですか?ありがとうございます、サンキューベリマッチ」



      早起きの2号が起きてきたのでサラダを作ってもらう



           「おはようございマンモス」

     鮭のハラスの匂いに誘われてか、皆仮眠から覚めたようだ



   山女魚デヴィルの自慢を終え串に刺す、直後に塩を適量振りかける

         「ヤバいぞ、よだれが垂れ流し状態だ」

       新 「あ~食べたい、けどなぜか食べられない」

      新人は昨夜の毒にひどくやられていたようであった



     子隊員s 「いただきマンモス!」「ごちそうサマンサ!」

      今回の合宿中に最低限の礼儀作法は身についたようだ




        強化合宿二日目はボートの操船訓練も兼ねる

あえて手漕ぎを選択したのは、体力強化とバランス感覚を養うのが目的である 
   


   ときおり丘に上がる新人、彼にいったいなにが起こっているのだ?



        2号は3号に操船を任せレイクトローリング

   「新人チームも追い付いてきたぞ、しかしやけにフラつくな?」



       新 「気持ち悪いです、船酔いかもしれません」




         「しょうがない、沈木に固定するとしよう」

     新 「さらに揺れが増幅されました、気持ち悪いイイです」

     だが縛れば流される心配はない、しばし私は狩りに集中した

             「ん?やけに静かだな」

          静けさが気になり振り返るとなんと!



          隊員たちの姿が見えないではないか!

  まさか30m級の虎が掛かり全員湖に引きずり込まれてしまったのか?

        私はあわてて救助に向かった、とそこには!



 「ぎゃー脚しか見えない、まさか裏磐梯バラバラ殺人事件発生か・・・」



ただの仮眠中であった、どうして私はこんなにもそそっかしいのであろうか

  こうして盛り上がりのないまま日中虎狩作戦は終了したのである 



           上陸後管理棟にて昼食をとる

        子隊員たちは獲物の品定めに忙しいらしい



     「おまえら内田伊勢海老の仕掛けのことを忘れてるな」

       子隊員s 「忘れてたー忘れてたー忘れてたー」

             新 「忘れてたー」

私は結果を知っている、しかしまだ子隊員たちの悲しむ顔は見たくない

           子隊員s 「獲~れ~た~よ~」



     「おー立派な内田伊勢海老の子供(嘘)ではないか!」

     子隊員s 「・・・・沈黙・・・・かき氷食べたい」

       ヤバい、大人の気遣いがバレバレのようだ



  「さあ、今こそ冷え冷えのスイカで乾いた喉を潤そうではないか!」



          「スイカ んま!かき氷食べたい」

     ここまで言われれば食べさせないわけにはいかない



        子隊員s 「セルフかき氷だ わーい!」



        これはこれでいいかもしれない、やるな管理人!


                         
                   で、この御方が管理人さん

   時計を見ると16時になろうとしている、いよいよお別れの時がきた

   「大変楽しゅうございました、きっとまた近いうちにお邪魔します」

ここはさすがに隊員全員涙を隠せなかった、やはり別れはいつでも辛いものだ

子隊員たちは後ろを何度も振り返り管理人の姿が見えなくなるまで手を振り続けた

子隊員たちは、出会いに別れはつきものなのだということを学んだようであった



      帰り道に陸で狩りができそうな場所を探してみる

     すると、昨日のサルたちと偶然再会してしまったのだ!



        「おおーいサル、元気だったかー!」

           猿 「・・・無視・・・」

 新 「昨日、日本語の通じない若い猿だったって言ってましたよね、学習してください」

            「すまん、ついうっかり」

   新 「僕は大体の予想はついてますよ、ずばり ゆとり です!」



        数十分後、我々はもとの桟橋に戻っていた

        「管理人さん、戻ってきてしまいました」

          管 「また会えましたね・・・」

            「また会えてうれしいです」

           「あの、狩りやらせてください」

          管「どうぞご自由に使ってください」



    我々はお言葉に甘えさせていただき遠慮なく桟橋を占領した

 ちょっと申し訳ない気分であったがリピーターになることで恩を返そう




         ここで本当にあったいい話

    ある湖でルアー釣りを楽しんでいる釣り人がいました

その釣り人は勢い余って大切に使っていたグリフォンを根掛かりさせてしまいました

よほど大切なルアーなのか何度もロッドをあおって一生懸命ルアーを外そうとしています

       しかし家に帰る時間が刻々と迫っています

       釣り人は糸を引っ張って切る決断を下します

      この場合は仕方がありません、時間がないのです

               バチン!

    ルアーからラインが切断された音が湖中に響き渡ります

              「あ~ぁ」

     釣り人はがっくりと肩を落としますが、その時です

 なんと引っ掛かっていたはずのルアーが湖面に浮かび上がってきました

  慌てて他のルアーを投げ回収を試みますがなかなか上手くいきません

     諦めかけたその時に一艘のカヌーが近づいてきました

           「どうされたのですか?」

  釣り人 「思いでのルアーが回収できなくて心から悲しいのです」

      カヌーはそのルアーに向かって音もなく進みます

            するとどうでしょう

次の瞬間には浮かんでいたはずのルアーが釣り人の手の中に戻っているではありませんか

      おどろいた釣り人は頭を深々と下げ礼をいいました

           「管理人さんありがとう」



   辺りもすっかり暗くなり2日間の強化合宿は終わりを迎えた



車に戻る足取りが重い、ここを離れたとたんに現実に呼び戻されるのが怖い

     これは隊員たち全員が同じ気持ちだったことであろう



        しかし美しい景色の中、自然に包まれ
  
 目標であった黄金、虎、ミヤマオオクワガタの捕獲に成功したのだ

         強化合宿1回目は大成功と言えよう!



我々が今回合宿を行ったキャンプ場であるが決してみなさんにはお奨めしない

       シャワー、トイレ、炊事場、小川完備

 区画もなくレギュレーションの幅が広い、管理人が親切過ぎる

  湖畔にテントが張れて目の前が狩場、安すぎるし環境抜群

みなさんも我々と同じ目に合わぬよう決してここには近づかないことだ

        なので今回はあえて場所は明かさない

      そうすれば次回も空いているかもしれないから




7月14日 夏の強化合宿 1日目 小野川湖畔の家キャンプ場

2012年07月20日 | Weblog

    「東北地方に黄金に輝く謎の怪魚の生息情報を入手した」

            新 「 それは狩らねばなりませぬな」

                「しかも虎模様だそうだ」

              新 「わくわくテカテカにございます」



早朝4時30分、我々は装備を車に積み込み目的地に向け車を走らせた

今回、調査員にセガレーズ2号3号、新人の長男 小新人 が加わった

厳しい戦いが待っているが、この合宿により一回り成長して頂きたい



目的地までは5時間強かかる、今のうちに今回の調査内容を確認しておこう

        1、黄金に輝く虎模様の怪魚の捕獲

        2、内田伊勢海老の捕獲

        3、夜間におけるクワガタの灯火採集

    この企画はヤバい、大供(おども)になってしまいそうだ



     このトンネルを抜ければまもなく目的地である

   標高800mの高地にて一泊二日の強化合宿を行うのだ

        と、ここで新人の表情が曇る

       「どうした、何を怯えている?」

   新 「今、標高800mって言いましたよね・・・」

「タバコを吸いたいのですが窓を開けると気圧差でガラスが割れてしまいます」

           「大丈夫だ 新人」



       午前11時、我々はついに聖地に到着した

  水は限りなく碧く、頬を撫でる風が・・・冷たい?え?冷たいぞ

    そうTシャツでは寒いくらいなのだ、なぜだ今は夏だぞ?

       新 「ふふふ気圧差ですよ、そんなもんです」



   「寒ければ体を動かすのだ、さっそく基地の設営に取り掛かるぞ」

         新 「ラジャッ、にやにや」

     ん?やたら設営に積極的な新人の姿が・・・なぜだ?



     新 「実はボク、キャンプ指導員なんです、えへっ!」

       なるほど、手際がいいのはそういう訳であったか



 リーダー(指導員)の指示に従い基地の設営は順調にすすんでいった

       おそるべし、キャンプインストラクター



         そうだ!まずは飲料水の確保だ

     子隊員達がちょうどよい小川を見つけてくれた

  これでいつでも冷え冷えの飲料水が頂ける、天然の冷蔵庫だ
 
     子隊員達いきなり成長したな、グッジョブ!

が、帰り際に上流で子供のパンツを洗う女性隊員を見てしまったのだが・・・

       過ぎてしまったことだ、受け入れよう




  数時間後、リーダーの指揮の下無事に基地は完成となった



           時計を見ると14時だ

      遅い昼食だが 小野川焼きそば を振舞った

   残念なことに評判はいまいちだったように記憶している

   これは滴り落ちる汗の塩分が原因であろうと推測する



      次は料理の下ごしらえだ、当然全員で行う



  毒のチェックも欠かせない、これ無しでは楽しさが半減してしまう

  よし!毒もオッケー下ごしらえもオッケーだ、さあ準備は整ったぞ

               虎狩にGOだ!



  私は10年ぶりのブラックパール号にまたがり単独調査に向かう



         碧い水と緑豊かな森、心が洗われるようだ



    最初の決戦の場は冷たい沢水が流れ込むポイントだ

事前調査に伴った(黄金虎は冷水を好む)ポイント選択であったのだが・・・



ポイントに近づけば近づくほど水は冷たくなるのだが浅くなる、底が丸見えなのだ

      もちろんベイトであろう小魚の姿も見えない

     岸際を一通り流すが反応はない、どうしたものか?

         と、その時新人から無線が入る

   新 「2号が、スモールなスモールな・・・あれ?」

   「2号が小さいサイズの虎をゲットしたでいいのだな?」

     新 「落ち着いてください、そんなとこです」



            2号の初虎ゲットである



その直後に3号もさらにスモールなスモールな・・・あれ?をゲットしたのであった



       虎からの反応がないまま時間だけが過ぎていく

          私は考え抜いた結果ある作戦にでた

          押してもダメなら引いてみな作戦だ!

      ラージを狙う時の様にピンのピンを撃つ作戦=押してる

       際を捨て適当に中央付近をマシンガンキャスト=引く

 そうなのだ、虎とラージはまったくの別物、いわば水と油のようなものだ

    湖中央に突き出る沈木を目印にその周辺をシャッドで広く探る

         意外にも答えはすぐに返ってきた

  何の前触れもなくものすごい力でロッドが絞り込まれたのだ

          と、次の瞬間ハイジャンプ!

            私は見てしまった

   一瞬で私の瞳に焼付いたその姿はまごうことなく黄金であった

        ここから両者の生死を賭けた戦いがはじまった

   ラインを巻いては出されを繰り返し、お互い命の削りあいが続く

      ついには私のロッドを握る右手からは血が吹き出し

      リールを回す左人さし指の爪がはがれかけてきた

    「このまま持久戦に持ち込まれたら相打ちになってしまう」

              そう思った瞬間

ヤツのほうが観念したのだ、腹を上に向け力なく浮かび上がってきたのだ

           私は勝利の雄叫びをあげた



       「とうとう見事な 黄金 をゲットしたぞ!」

       これは独り言ではない、サルたちに言ったのだ

               猿 「・・・?」

       「おや?ここのサルは日本語が通じないのか」

             「猿のは くせ~」

と、30年以上前の新春かくし芸大会のネタを披露したのだがやはり「・・・?」であった

       「そうか、まだ生まれてなかったんだな」



      景色を楽しみセミの声を聴く、贅沢な時間だ

別のサルと遊んで(遊ばれて)いると急にロッドが湖面に突き刺さる!

    音で表現するならば ギュゥイイイぃぃ――― であろうか?

         次の瞬間信じられないことが起こった!

なんと体重70kgの私を載せたブラックパール号ごとそいつは湖を引きずり回しはじめたのだ

「やばい、このままでは海まで引っぱられてしまう、そうなったら海の藻屑だ」

   覚悟を決め勝負を仕掛けた瞬間 フッ とテンションが抜けたのだ



「な、なんだこの巨大なウロコは?もしや伝説の30m級の虎を掛けてしまったのか!」

バラした悔しさなんかない、まともに戦っていたら私は今頃ヤツの腹の中だ・・・

気付くと辺りは静寂に支配されている、私は先ほどの獲物を思い出し怖くなってしまった

                 「帰ろう」

                「でも一投」

         私はわざと背中越しにルアーを投げた

虎もまさか後ろにルアーを投げる人間がいるとは思っていなかったのであろう

 リトリーブを開始したその直後にロッドティップが水面に突き刺さ・・・略



            「見事な虎であ~る!」

           今回は独り言をキメてみた



        「ナイスなプロポーションでもあ~る」

         独り言は意外にも癖になるのである!



  私は1匹の黄金と1匹の虎を引き連れご機嫌に基地に向かった

    腹を空かした隊員たちの喜ぶ顔が目に浮かぶようだ



私の予想通り、隊員たちは基地に通じる桟橋まで出迎えに来てくれていた

手こそ振ってはいないが体を大きく左右に振りながら喜びのダンスを舞ってくれているようだ

     それを見た私の涙腺は我慢しきれず大崩壊であった

嬉し涙を見せたくなかったので、フィンの故障と理由をつけゆっくりと遠回りして涙が乾くのを待った



           さっそく3号による品定めが始まる

3号 「ヒレもピンピンしてますし素材の風味を活かすには塩焼きが一番です」

         この瞬間に彼らの運命が決まってしまった



「あとわずかな時間で日が沈む、内田伊勢海老の仕掛けを投入し明日に備えよ」

           子隊員s 「イエッスサー!」

     こうして強化合宿一日目の虎調査は終了したのであった


      そしていよいよお楽しみの食事の時間の始まりだ



     まずはみんなで刺した 焼き鳥“ファイヤーバード”



              黄金の塩姿焼き



              ラムだっちゃ!



        毒のまわった新人がついに禁断の扉をひらく



              高級牛肉は炎を上げ



             締めはあっさり牛タン



         珍しく2号が食べ残すという現象が起きた



         気が付くと子隊員たちは基地の仮眠室へ

       「寝るにはまだ早い、クワガタを採りに行くぞ!」

               新 「はーい!」



   管理人情報によると今年はクワガタの発生が遅れているとのこと



 しかし我々は諦めない、今こそ子隊員たちの目の良さを活用するときだ



 子に混じり 口を開きて大供も見上げ 夏にクワガタ 癒し萌え  字あまり

        さらっと一句を捻ったその瞬間!

      小新 「ヤツです、ヤツに違いありません!」



      「やったな小新人、オオクワガタ(嘘)の♀だ!」

         小新 「ミヤマ…オオクワですハイ…」



      こうして強化合宿一日目全日程が終了したのである



     ちなみに黄金の塩姿焼きは完食されていたのであった





7月7日 サーフ 15回目

2012年07月07日 | Weblog
             真夏の海は危険がいっぱい!

      時間を忘れ、この世の楽園といえる海水浴場で遊ぶ人々…

          そんな人々をシャークの危険から守る!

          それが我々、シャークバスターズの使命。

            by仕事が終わればたまづめ





       某国未明、我々は隊長の使命により急遽召集された

         以下、現地に向かう車中での会話である

ス隊長 「諸君に集まってもらったのは言うまでもないが仕事の依頼だ。最近のシャークの出現率は近年まれにみる高さだそうだ。海水浴客は常にシャークの脅威に怯えているらしいとの情報を入手した、今日は徹底的にシャークをバストして聖地に平和を取り戻すのだ」

   「しかし隊長、すでにG隊長より撲滅完了のお知らせが届いてます」

「G隊長は聖地の食物連鎖の頂点に立つ漢であります、プランクトン→小魚→シャーク→G隊長であります」

             ス隊長 「取り戻すの」

           「ラジャーであります、サー!」



  ス隊長 「おや、今日は見慣れないメンバーが2人いるがなにヤツ?」

新新 「本日入隊しました碧海と申します、新新人(しんしんじん)と呼んでください」

碧海1号 「新新人の息子です、碧海1号(あおうみいちごう)と呼んでください」

シャークバスターズ結成以来初の入隊者である、スミレ隊長はなぜか空を見上げ続けている

私は見てしまったのだ、隊長は溢れ落ちそうになる涙に、それの重力に逆らっていたのだ

     「まずは目前のハマゾン河を越える訓練だ、覚悟できたか」

         目を真っ赤にしたスミレ隊長の激が飛ぶ

が、先日驚愕の事実を目の当たりにしてしまった私と新人は回り道を選択した



 無事に河を渡りきった隊長、ものすごいオーラが写真に写り込んでいる

 さっきまで set の法則を熱弁していた時とはまるで別人のようだ



      聖地に侵入後、各々思う場所に散り散りになる

      いよいよ調査・・・いや、今日はバスト開始だ

バスト開始のゴングが鳴り響いた直後、新人が妙なシャークの捕獲に成功した



  新 「妙な違和感を覚えます、獰猛さが微塵も感じられません」

「たしかに獰猛さ、いやハンターの風格さえ見当たらないがその特徴的な長い吻はもしかすると!」

新 「さすがですね、感ずいてしまいましたか、実はクロカジキ・・・の子供です!」


   
   そして新人は今日もG隊長に 絶好調だね と褒められていた




遠くに新新人親子が見える、なにか獲物をぶら下げているように見えるのだが

     新人に声を掛けると彼は目を丸くしてこう言った

      「あれはシャークです、間違えありません」



「シャークの捕獲に成功しました、おめでとう、あ、自分で言っちゃった」

聖地デビュー戦でシャークの捕獲に成功するとは、新新人 計りしれない・・・

 しかし改めて調査写真を見るとさすが親子である、顔がそっくりだ

 「これで海水浴客がシャークの脅威にさらされる危険はなくなりました」

      そう言うと碧海親子は颯爽と現場を後にした




    そしていつものように我々だけが残ってしまった

だが釣れるまで帰らないと家族や友人が心配するので9時過ぎにはバスト終了したのである

    以上が本日のシャークバストの結果報告である 


7月1日 バス釣り 10回目

2012年07月01日 | Weblog

            家を出るときに雨がぽつぽつ

    釣り場に着いた途端にほぼ本降り、だがそんなの関係ねぇ!



     得意の(嘘)デカダンス日和じゃねーか、わくわく♪

     なのだが、隣でロッドを振っている小学生が気になる

こんな雨の日に親はいったい何をやっているんだ、風邪をひいちまうだろ?

             親の顔が見てみてぇわ!



      私が親であった…デカダンス引いてるし間違いない



とうとう雨が本降りになる、帰ろうと車に向かっているとずぶ濡れの小学生が前を横切る…

こんなに濡れるまで釣りをやらせるなんて、まったく最近の親は常識がない!



             また、私の息子であった


6月30日 サーフ 14回目

2012年07月01日 | Weblog
        2時間後目を覚ます、見事に目覚まし1分前だ

     海はまだ暗い、ただ荒れてはいないので釣りにはなりそうだ

しかし浅いな、大人プールから子供プールに迷い込んでしまったかのようだ

 しかも千切れ海藻だらけだ・・・もう諦めて帰ろう、今なら夜明け前だ

                  が!



     釣る人は釣る、最初からあきらめてしまってはダメなのさ



            静かに波が寄せては帰る



              私も帰る・・・

6月29日 アジング 23回目

2012年07月01日 | Weblog
     今週は私の都合で 聖地 には行けなくなってしまった

 仕事はバックレてでも聖地に行くと張り切っている新人に申し訳ないので

   SPメニューとしてアジング→車泊→サーフと贅沢に盛ってみた

       だが、返ってきた返事に私は我が目を疑った

 返信:なぜか体が火照っていて喉が燃えるように痛いですヘビさ投げたい

                 新人病欠

       久しぶりだが孤独を堪能しに行くか・・・



              まさかの月夜に愕然



           アジは居る・・・いや、居ない



            フグは居る・・・たくさん



             ムツも居る・・・少々



        しょうがない、プレモル呑んで寝るのだ



       お泊りセットも久しぶりに発動したんだぜ

         アジは5匹、刺身だな、チキショー

みなさんには布団でルアーとプライヤー持って窓を全開で寝ることはおススメしない

           風邪をひいてしまいますよ


6月24日 バス釣り 9回目

2012年07月01日 | Weblog
      すっかりブログアップするのを忘れてしまっていた

            が、なんてことはない

    ただブラックバスを釣りに行って釣れなかっただけだからさ



            ただのフライの練習



     ブルーギルは意外と釣るのが難しいのがわかってきた



          バスのほうが簡単かも・・・