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加憲か改正か?憲法9条

2017年06月22日 11時22分51秒 | 新憲法
第2章 戦争の放棄
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


…というのが、現在の憲法9条で、どう読んでも自衛隊が入る余地がないのだが、どう考えても軍隊がなかったら困るし、わが日本国を守ってくださっているアメリカ様の強いご意向によって、強引な解釈の上で、警察予備隊→自衛隊を成立させたわけです。
現実を直視することのできない日本国民及び政府に代わって、アメリカ様が自衛隊を作ってくださった。やはり我が国は独立国ではなく、アメリカ様の植民地であることを実感いたします。

そんなアメリカ様も、冷戦時代が終わり軍事面で守る価値の薄くなった植民地日本に対して、冷淡になっていきました。宗主国の経済を脅かす植民地を自由気ままにさせていたら、かつてのイギリスとアメリカの関係のようになってしまうことを恐れたのかもしれません(言い過ぎですが)。様々な圧力をかけて経済的に日本を追い詰めていきました。それでも現状で世界第3位の経済規模を保っているのは、現在の植民地国民の両親や祖父母の努力がすさまじかったからでしょう。決して、今の植民地国民の能力がすばらしいわけではありません。
たまには、お墓参りをしに行きましょう。

そんな植民地国である日本ですが、現在、北朝鮮、中国、韓国、ロシアが好き勝手やっています。
みんな鳩山くん率いる民主党時代の功績です。
オバマさんに「Trust me!」と言ったまま放置プレイ。
ご主人様に命令したあげく放っといてとんずらしたんだから、戦国時代だったら打ち首ですね。

おかげで、近隣諸国には好き放題やられることになりました。
これは、政権が代わったってそう簡単に回復できることではありません。ただでさえ弱い軍事基盤をさらに弱くしてしまったんだから。現実的な国際政治を考えれば、弱くなったものを強くして、領土侵犯を十分に牽制できる力を持たなければならないでしょう。

どんなに夢や理想を語っても、どんだけ「Imagine all the people」しても、現実を見なければ意味がない。
そして、その現実とは軍事力が国際政治上の発言力と関係するというもの。
これを無視した理想は、お花畑の中だけでやってください。春先の菜の花畑の中ですると青空も映えて気持ち良いと思います。

…何言ってんだか分からなくなってきた。最近こういうパターンが多いな。

さて、憲法9条の問題。
加憲か改正か。
まあ、これも理想と現実を考えて対応しなきゃいけないということです。

結論からすれば、改正は理想論、加憲は現実論ということになります。

誰だって理想通りになれば良いに決まってる。
だけど、世の中の人すべてが自分と同じ考えということは絶対にないわけで、ある程度妥協を重ねていかなければならないのです。
昔、北方領土返還の話があがったときに、4島返還にこだわりすぎて結局なにも返ってこなかったってことがあったでしょう?
あんまり理想にこだわりすぎると、現実で最低限変えなければならないことすらできなくなってしまうんです。

政治家に最も必要だけど、ほとんどない能力。
国民の大半が理解すらしていない能力。
それは…

変革のプロセスの重要性。

これは橋下氏が一番持っていた能力だと思います。あとは、徳川家康か?
一発で完全に変えようとするから間違えて失敗するんです。
少しずつ外堀を埋めていって、少しずつ国民の意識を変革していけば、将来的には理想とする憲法9条改正が叶う可能性が強くなる。
それを理解不足による反対が多い中で強硬に改正しようとしたって、失敗する可能性の方が高いに決まっている。
石破さんは割と好きな政治家ですが、9条改正に入れ込みすぎて近視眼的になってしまっているのでしょう。
そのあたり、安倍さんは一度コケている分、学んでいると思います。

矛盾や疑問を挟む余地があっても、現状のあり得ない解釈から一歩前進させる。
そうやって段階を踏んでいくことで自衛隊が立っている場所を底なし沼からぬかるんだ陸に上げてやる。そのままいくらか待てば、地面は徐々に乾いていって確固たる地盤に代わっていくんです。そのとき改めて9条改正案を出せば良いだけの事でしょう。

憲法改正案や加憲案は一回こっきりのイベントではない。
必要があれば、その都度出せば良いだけのものだ。


一回で完全決着をつけようとする完璧主義は、理想主義すぎて現状の日本政治の中には必要ないのかもしれない。
理想を叶えるためには、プロセスの重要性を学んで、プロセスを踏んで行ってほしい。
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