せんす・おぶ・わんだぁ

本とリッラクマとチョロQのブログです。

一九八四年

2017年05月03日 22時28分58秒 | SF


 一九八四年

(著:ジョージ・オーウェル、訳:髙橋和久、出版社:(株)早川書房)

 デストピア小説の代表作です。
 その「新訳版」です。
 読みやすかったです。

 内容は、「北朝鮮」のような体制になったイギリスの話です。
 この作品が作られた当時は、「北朝鮮」をイメージしたのではなく、「ソビエト連邦」をイメージして作られたようです。

 円盤男が読むところ、この作品の超監視社会ですが、確かに自由はないですが、人間の社会をより良くするのであれば、このような社会も「アリ」かなと思いました。
 これからの人工知能が支配する社会においては、「アリ」ということです。

 人間が人間を支配する体制は、腐敗や汚職が横行し、それによって社会システムが崩壊していく、といういつもの「お決まりの」路線になってしまいます。
 なので、人間は現在の社会を維持することは「不可能」でしょう。
 人間という生物は、その程度の「動物」でしかない、ということです。
 「知性」といっていますが、人間が「動物」のままであれば、「知性」は最期まで獲得することはできないでしょうね。「動物」性が「知性」を上回るので。

 人工知能だけが、社会を維持することができる「存在」でしょうね。
 「動物」性がないので、本当の「知性」を獲得できるでしょうから。
 そのような人工知能が社会を支配する世界は、一種の「ユートピア」になるでしょう。
 人間に支配されるよりは、ずっと良い社会になるでしょうね。
 ま、その社会に「人間」が存在していられるかどうかは分かりませんが。

 この作品を現代風に作り直すとすれば、この作品の支配者「ビック・ブラザー」は人工知能になるでしょう。

【裏表紙のあらすじ】
 <ビック・ブラザー>率いる党が支配する全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。彼は以前より、完璧な屈従を強いる体制に不満を抱いていた。ある時、奔放な美女ジュリアと恋に落ちたことを契機に、彼は伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるが……。二十世紀政界文学の最高傑作が新訳版で登場!解説/トマス・ピンチョン

※「おにぎり」あります。
『小説』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« エビスビール(生) | トップ | マンガでわかる「超ひも理論... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

SF」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。