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翁長俊郎・島袋盛敏「琉歌全集」(武蔵野書院)

2005年03月28日 | 「Weekly 読書感想」
 本書が刊行された1968年というのは昭和43年、私が大学を卒業し琉球新報東京支社に就職した年。今更ながら驚く。
 というのは、著者の翁長先生から、私が琉大法政科に入学した昭和38年、一般教養課程でミシガン式英会話を教えて貰った。後から知ったことだが、東京外大出の翁長先生は、当時既に定年後の英語教師として琉大に出講しながら東大の服部四郎言語研に出張、研究活動されていたのだ。
 700ページを越すハードカバーの研究成果上製本。今にして先生の定年後尚の旺盛な研究心には感歎する。

 組節、吟詠等3000首の琉球古歌のカナ、ローマ字表記と評釈集。
 気の遠くなるような歴史的研究作業だ。服部四郎、比嘉春潮両氏と共に翁長先生の「HOW IT CAME ABOUT」という英文の序文がある。
 書末には島袋盛敏教授の解説、朗読・朗詠、山内盛彬氏による歌のソノシートが付いている貴重な稀覯本。
 それが何故私の手元にあるのか。

 実は以前にもHPで紹介したロス在住のWUBメンバー斉藤陽子さんが、翁長教授の愛娘で首里高卒。私より一期後輩で、共通の知人が大勢いた。
 4年前、ロス郊外ウォルナッツ市の斉藤邸にお世話になった際、本書をいただいた。
 WUB大会で会った時はその奇遇に驚いたが、ご長男ウイリアム君がバイオ認証で世界的に有名なI/O Software 社長、次男ダニエル君がNTT関連会社と、いずれもIT業界にいた奇縁にもまた驚いた。
 さらに、故先生の奥様で陽子さんのご母堂が、琉大家政学部の母とも言うべき翁長君江教授だった。

 もとよりこの浩瀚な著書、前書と奄美関連の緒歌をなぞるだけで精一杯。
 送呈を受けて以来ずーっと気になっていたが、短期とはいえ故翁長先生との奇縁・学恩と愛娘・斉藤陽子さんの好意に謝するため、遅ればせながらUPしました。
キーワード
バイオ認証 ウイリアム ローマ字表記 武蔵野書院
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