「日に新たに」・・・・あくなき好奇心と探究心を持って、生かされていることに感謝し、日々精進・努力していきたい

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少子化対策???とはなんぞや。

2005年05月05日 10時54分57秒 | 希望に燃えて、「先達」と歩む日々
ヨーロッパ諸国に見習うべし。

 日本に限らず、先進諸国では少子化が進んでいる。
経済が高度に発達し、成熟化してくると、少子化と高齢化の問題が
発生してくるらしい。原因はいろいろあるのであろう。
経済学のモデルでいえば、消費者が効用最大化を目指す結果として
このような現象が生じるのだろうと思う。

 経済の成熟化に伴う弊害であると考える人もいる。確かに、
少子高齢化してくると国力が減少するという。特に日本のように
資源の少ない国では「人材」こそ国力であるといえるだろう。
しかし、日本経済の現状をみれば、工場などでは無人化が進み
人がいない。IT技術の普及に伴い、事務現場を含めて、
働く人が少なくなっている。とすれば、少子化になっても
国力が減少することにはならないだろう。経済活動が衰えない
からである。
 本当の少子化の問題点は人口が減少すると云うことではなく、
「質」の問題であると思う。
子供の数が少なくなると、なんとなく寂しいと思われる方もおられるだろう。
しかし、子供の数は少なくても、一人一人の子供が生き生きしていれば
それでも良いだろう。今、子供達は生き生きしているだろうか。

 爺の考えはまたまた極論であると、非難されそうであるが、
爺は少子高齢化、望むところであると言いたい。
少子高齢化の心配は「数」ではない。「質」である。
数少ない子供達が、如何にしたら生き生きと生活することが出来るか
そして、長生きする高齢者が如何にしたら、長生きして良かったと思える
社会が作れるかなのである。
 日本経済は資源の有効活用と、高付加価値化によって、安定的成長が
可能である。資源の有効活用と高付加価値化こそ「質」の問題であろう。

 諸賢、そうであろう。

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