飴チョコひとつぶ

ちょこちょこっと書いていきます。

「あやしうこそものぐるほし」くされる私

2012年06月04日 17時29分31秒 | 勤労夫人


今は授業で兼好法師の「花は盛りに」をやっているのですが、もういろいろと言いたいことがあるのに、授業では差し障りがあって話せないのが、腹ふくるるここち、本当に10を1にしなくてはいけないこの欲求不満。やるかたなしです。

 「男女の情も、ひとへに逢ひ見るをばいふものかは。」のところだと、指導書には、この「ひとへに」が「逢ひ」にかかるか、「いふものかは」にかかるか二通りあるっていうんですね。二通りあったっていいと思うし、それが研究史上重要な議論だったのか、勉強不足で知らないのですが、ここは「ひとへに逢ひ見る」でいいと思うのです。前の文章からのつながりから言って。だって、「よろづの事も、はじめ終りこそをかしけれ」って言ってるんだから、ものごとの全盛期って「け、そんなことに心をおどらせるのはだめだね」って言ってるんでしょう?だから、ひたすら逢って愛し合うっていうそういう恋愛の絶頂期のはどうもね…ってことでしょう。
 指導書ってその「逢ひ見る」も道徳的に「結婚して」って訳をつけてるの。恋愛の全盛が結婚?笑っちゃうわ、バカバカしい。これも無理があるよね〜。

 本当は「ねえ、みなさんは『ひとへに逢ひ見る』ってどんな場面、妄想しちゃう〜?って聞いてみたいんだけど、そんなことを言っては変態教師になるので、ぐっと我慢。指導書はとにかく「逢ふ」を結婚ってしたいらしいけど、それはどうにもおかしいと思うから、もう男女の契でいっちゃいます。
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心も肌も荒れ気味なのは、そうか、使ってない…

2012年06月04日 02時14分09秒 | 雑感
 「赤」でできているって言っておきながら、基礎化粧品、子細にみていると「青」でも!そうか私は青色も使っていたのか〜って気づきました。合わせてみると赤と青。動脈の色みたい…

 いちのひめも私もそれぞれの立場で中間考査が終了したので、いつものようにカラオケへ。洋楽をガンガンと歌って踊りました。私たち二人だと、テーブルは端によせて、とにかく踊ります…楽しい。

マドンナのLIKE A PRAYEYをいちのひめが歌って、私は LIKE A VIRGINを歌う…どういう親子や。

 今日の和歌

 思ひかへす 道をしらばや 恋の山 は山しげ山 わけいりし身に
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私は「赤」でできていた

2012年06月03日 05時58分59秒 | 和歌が分かるお年頃
 素肌につけるもの、気付いたら「赤」。こうして並べて眺めていると、我ながら「女子だな〜」って少しうれしくなります。

昨日はどうにも授業をするのが億劫で困ったものと思っていたけど、あ、新しく覚えてもらわないといけないことを教えるのってやっぱり不安です。すっと頭に入ってくれるかな、話のもっていきかたはこれでいいかなあ。ほかの先生、もっと深く教えていたらどうしよう…

 でも授業終了後、毎回必ず質問にくる生徒さんが
「先生のことを尊敬しています。」

と言ってくれて、う〜ん昇天しそうになりました。いや、その前に仰天しましたが。どこがやねん。すべっても気にせずダジャレを言い続けるこの勇気に、かな。

午後はにのたろうの運動会。夫婦で並んで応援しました。そうして夫婦で並んで電車に乗っておうちに帰る。夕方はいちのひめとお買い物へ。
ダンスのこと、授業のこと、友達のこと、いろいろとお話をしました。それにしても主婦って家族の動向につきあっていると、一日なんてあっと言う間。

 子供たちも大きくなってきて、私も仕事を持つようになって、なかなか同じ日、同じ時間に休むことってできなくなっています。JALの旅行貯金も満期になって、さて、どこに行こうってことはだいたい決まるんだけど、じゃあ、いつ?ってなると、ちっとも。

 雨がまもなく落ちてきそうな静かな日曜日の朝。「赤」を擦り込んで、さて、がんばります。
 
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いつかすれ違えるときってあるかしら

2012年06月02日 01時06分55秒 | 映画・展覧会
 お仕事の帰りに「ドナルド・キーン 日本の心への、ひとすじの道」展に行ってきました。入口で、この特別展のためにお財布を…と探していたら、「特別展は無料です。」え〜!ふつう常設が無料とちがうの〜。

 まあ、無料という言葉を聞いて嫌になる人間ではないので、遠慮なく見ることにしました。

ドナルド・キーン氏の書いたものってふと、出会っていたので。武智鉄二について調べるとき、西鶴について、芭蕉もそうだった!そう、たしか読売新聞だったか「私の履歴書」みたいなかんじで、ず〜っと生い立ちを書いていたのも興味深く読みました。源氏との出会いについても面白いエピソードなのですが、その戦争で翻訳、なり通訳をするなかで、なんでもない一兵士が実にしみじみとするような日記を書いているのに驚いた…とかいうそういうことを読んだ記憶がありました。

 ドナルド・キーン氏の自筆をみてびっくり!お手紙が展示されていましたが、縦書きで旧字体!こんなの日本人でも字画の多い漢字ってかけない!あと、谷崎の自筆、川端の自筆、三島のっていうそれを見られたのが、存外の収穫でした。資料集ではよく見たけど、谷崎の自筆ってそういえば見たことなかったような…

 帰りにリーフレットをもらったのですが、ここに「ドナルド・キーンの<来し方>」って書いてあって、お〜、これ先日授業でやったよ〜って、うれしくなりました。丁度助動詞の「き」「けり」をやっていますが、「き」は連用形接続なんだけど、カ変、サ変には特殊な接続、「来し」は「こし」って読むんだよ、でも「来し方」はもう過去っていう意味で「きし」だからねって話をしたばかり。

 明日、その助動詞確認テストを作るから、これ、入れ込んじゃおうっと。 
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「ことの心を得たらむ人」になりたい

2012年05月28日 21時36分02秒 | 和歌が分かるお年頃
 古今和歌集を注文したらアマゾンはさっそく翌日には届けてくれました。相変わらずすごい!

 ページを開いてかな序から読みます。感動。貫之ってこんなかっこいい文章を書くんだ!

自分の仕事に誇りと自信を持っていて、意義をしっかりと書いて、いわゆる六歌仙の悪口のようなものを
書いているのには、なんでかなあ…って思ってしまうけど、初めての勅撰和歌集だ〜っていう気負いが
感じられて、素敵ですね。

「たとひ時移り事去り、楽しび悲しびゆきかふとも、この歌の文字あるをや。

青柳の糸絶えず、松の葉の散りうせずして、まさきの葛長く伝はり、鳥の跡久しくとどまれらば、

歌のさまをも知り、ことの心を得たらむ人は、大空の月を見るがごとくに、いにしへを仰ぎて、今を恋ひざらめかも」 

神話の時代から、こおんな、もしかしたら私たち平成を生きる人をまで想像して書いているとすれば、なんだろう、
こういう感覚ってすごいな。

 私は今不安で不安で逃げたいことばかり。授業の不安は、授業の緻密な準備しかないのに、それが不安が先にたって
なかなか…頑張らないと、私。
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芍薬の魅力に

2012年05月27日 20時57分13秒 | おいおいと老いていく私
 先日、誕生日を迎え自分へのプレゼントとして芍薬のお花を買いました。見とれています…バラより好きかもしれません。

そう、花びらの数がすごい!ぎっしりと詰まっています。バラのような決まった重なり方ではなくて、ある意味無造作に、雑然と
花びらが重なり合っているところが不思議なかんじです。乱雑だから、じっと見ていると、ひき込まれそうです。

 実家の母がお誕生日にこんなメッセージをくれました。

「お誕生日おめでとう。何でも一生懸命に生きている飴ちゃん、ご苦労様です。」

私を一番理解してくれていて、心配してくれている人にしかこの文章は書けないと思いました。
「ご苦労さまです」欲しい言葉なんだな。

台所の目につくところに貼っています。
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家のことも仕事も完璧に、と苛むのは誰か

2012年05月26日 23時46分11秒 | 和歌が分かるお年頃
 家にいると雑音が多くて仕事ができない。でも今日中にやらないとって思うところがあって、ちょっとがんばりました。
朝3時に起きて、朝ごはん、お昼ご飯、晩御飯。三食の準備。お仕事先に行ってさっき帰ってきました。長い一日です。

 電車はこんな時間なのに混んでいました。線路に立ち入った人がいるとかで、何度も「JRが悪いんじゃない。きみらと同じ乗客がわるさをしたんだ」と言わんばかりに、同じことを繰り返しアナウンス。乗ると、お酒くさいんですよね。だって土曜日夜だもん。そりゃ飲むわな。

 座れなくて一つの吊革に両手でぶらさがるようにして立って、電車に揺られました。

 つりかわに
両手をかけて
うなだれる
しもとの刑をまつ
罪人のごとくに

ぶら下がるようにつりかわにつかまっている自分が窓にうつって、そう思いました。これから刑罰を受けるような罪人みたい。抵抗する力もない。
 疲れました。帰ってくると、お茶碗は汚れたまま。なんだか、泣きたくなりました。
もちろんみんな寝ていて、お話してくれる人もいない。

 携帯をじっと眺めて、あの人なら今おしゃべりしたいって言えば、つきあってくれるかなって思ったり。擦り切れてるなあ、体も心も。疲れました。

 
 
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何様のつもりなのか、自分は。

2012年05月25日 17時07分03秒 | 勤労夫人
 真面目な話。今朝、朝ごはんを食べる夫と少し会話。私のお勤め先のちょっとしたことを話しました。夫はサラリーマンで、とても常識的価値観で、的確にその件について教えてくれました。

 いろんなものを抱えながら働きに行く。そうしてヘトヘトになって帰ってくる。すると誰かに甘えたくなる。でも…今の時代、仕事があるだけ、ありがたいってやっぱり思わないといけないな。頭を冷やせ、私。

 朝刊を今、こうして夕方に読むのだけど、また増えてきた解雇や不当な異動の話。ぼんやりと夢をみていたいな、なんて思っていると、知らないうちにクレバスにはまって、もう出られなくなる…

 寒いのはきょうのお天気のせいじゃない。自分の能力と、立ち位置と、よく考えるがいい。
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ねむい…

2012年05月22日 21時15分27秒 | 雑感
 この画像はFBのをシェアさせてもらいました。そう、ちょうど昨日の金環日食。プラチナの光を放っていた時、こんなふうに手をのばして指輪をとる仕草をしました。 指輪、ふだん、しないからどうかな?ですが、うっとりすること限りなし。

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金環のときのあのゆらめきは、まるで楽器が共鳴してふるえているような

2012年05月21日 22時48分20秒 | マイブーム
 半ばあきらめていた今朝の日食。でもだんだん青空も見えてきているし、お、影もでてきた。これは期待してよいかも。
急いで学校に向かいました。

 運動場で見る生徒さんが大半ですが、私はそれよりも上等?の校舎の屋上へ。自然科学部の人たちが陣取っているところです。
 部活の一貫でもあるから、望遠鏡もセットしていて、カメラ撮影しようとする生徒さんもいて、モチベーション高い人たちばかり。しかも理科の先生もいてくれるので解説付き。ありがたい〜。

 日食の最大までまだ15分ある。まあ、ちょっと見てみるかと思い、ウルトラセブンのように、シャキ〜ンとメガネを装着するとびっくり!
太陽が三日月になってるよ〜。ひゃ〜っとまずは歓声をあげました。たしかに太陽がなくなってきています。生徒さんたちも
「夕方の日差しだ…」と感じている様子。金環まで興奮が高まりました。

 理科の先生が、さあ、って言ってカウントダウンです。みんなで待望の…関東地方の人たちはそうだったと思いますが、ちょうどうす雲がかかり始めたんですね。おばかさんですから、こら〜、「なかくしそ〜」なんて言って、少しでも文系の意地をみせたのですが、分かってくれていそうな生徒さんは皆無…だよね。ここは自然科学部のみなさん、あなたも、そう、君も、冬休みに古典の補講にでてたよね…

 いや、災い転じて、でもないですが、うす雲がかかったおかげで、先生が「あ、これ肉眼でみましょう」って言ってくださって、見上げると、まず思ったのは…目玉だ〜!!でした。縁取りの金よりもやっぱり真っ黒の中心部に目がいってしまって。うん、本当に太陽が大きく欠損したってかんじ。そうしてそれがぎょろっとした目玉にみえて、なんだか天ににらまれているような感じがしました。足がすくみそうでした。

 そうしているうちに、なんだかふちがきらきらとまたたくような、ゆらめくような、リングがぴか〜んと、存在感を見せ始めました。
肉眼でみたので、白金なの。プラチナの指輪でした。なんてきれいなんだろう。

 私にはとっても神々しく、これはどうにも欲しい!って思うような指輪にみえました。「あれ、買ってほしい…」
一茶の「あの月を とってくれろと 泣く子かな」ではないけれど、「あの指輪 買ってくれろと 泣く私」と、つぶやきました。まあ、むなしいけどね。

 運動場のほうからも生徒さん、先生たちの歓声や拍手が湧き上がって、大いに盛り上がりました。皆で同じものを仰ぎ見る幸せ。一体感ですね。これはよい思い出になりそうです。

 びっくりしたのはもう一つ。偏光グラスによって色がちがってみえるの。理科の先生がもっている下敷きくらいの大きさの、おそらく値段が高めのもので見ると、濃いオレンジいろでした。そして私の500円くらいのでみると、うすめのオレンジでした。画像に載せましたが、これ、200円くらいの安いメガネをとおしてみたの。そうしたら緑色の太陽だった!これは、iPhone のレンズにグラスをかけて撮ったような超ど素人写真。これだって本当は三日月くらいのものを撮ったのに、光があいまいにぼけているようにうつるからこんなかんじに。でも色は緑でしょう?

 日食の色も、グラスによっていろいろだってことが分かって、とても興味深かったです。

 ああ、気温も心なしかぐっと下がったみたいです。ずっと見ていたいけど授業の準備もあるし、さよなら〜って言って太陽と別れて職員室でふ〜ふ〜言いながらコーヒーをのみました。

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