4 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 Unknown (kazuou) 2017-06-03 06:31:29 せっかく魅力的な建造物を出しているのに、それが使いきれていない印象ですよね。もっと、ホテルの謎を探索していくような話かと思ってたんですが。黒幕との戦いが「黒い観覧車」というのは、確かになるほどと思いました。 返信する kazuouさんへ (shigeyuki) 2017-06-03 14:48:56 何を期待して読み始めたのかといえば、ホテルの迷宮性だったので、最後に黒幕らしき人物が出てきて、それを倒して終わりというのは、こちらの期待とはちょっと違いました。まあ、そんなのは期待する方が悪いのかもしれないですが(笑)。でも、ここが例えばホジスンやマッケンとラヴクラフトとの違いですよね。ホジスンやマッケンは最後まで得体がしれないものをわからないまま書く。ラヴクラフトは、得体がしれないなりに、謎が黒幕的な存在に収束する。だから、どこかすっきりと収まりがよくなる。あ、そういう意味で、ラヴクラフトなのかな、本の惹句。 返信する Unknown (ちゃちゃ) 2017-11-01 23:11:23 先日の読書会では貴重な本、推薦本の紹介ありがとうございました次回も参加する予定です よろしくお願いします先ほど読み終わりました前半は面白くなりそうな感じがしたんですが、長編は後半が大事だと同じ様に感じました防火扉、ホテルの廊下、フロント、中庭、人感センサーの照明、絵画、エレヴェータ前の椅子、工事中の連絡通路など小道具的なものは結構揃っていたのに残念後半ヒルバートが出てからは追っかけっこになって、ホテルの感情、意思もうまく説明できず終わってしまった解説に書いてありましtが、小説ではありませんが無国籍的な場所、大きな建物ビッグネスについてはレム コールハース 錯乱のニューヨーク、S、M、L、XL+の方がずっと面白かった 返信する ちゃちゃさんへ (shigeyuki) 2017-11-02 21:32:23 こんばんは。そうなんですよね。最初は面白そうな感じがしたんですが、だんだんと期待とは違う方向へ物語が向かっていった印象があります。せっかくバラードの「コンクリートの島」を思わせるような描写があったりすることだし、もう少しどっぷりとその建物の描写に寄り添って物語が進んでいれば、好みだったんですが。例えるなら、例えばアメリカのウィンチェスター・ミステリー・ハウスを使ってハリウッド的なアクションドラマが展開されているような感じでした。レム・コールハースは、読んでませんが、面白そうですね。そのうち、ちょっと目を通してみます。巨大な建物を舞台にした小説は大好きなんですが、最近読んだ中では、「横浜駅SF」が変わってましたし、ミルハウザーの「マーティン・ドレスラーの夢」は、間違いなく名作だったと思います。マンガでは、kashmirさんの「てるみな」とか。kazuouさん主催の「奇妙な世界の片隅で」の読書会ですが、次回はたまたま予定があって、ぼくは参加できないと思います。ですが、都合がつく限り参加していますので、またよろしくおねがいしますね。 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
黒幕との戦いが「黒い観覧車」というのは、確かになるほどと思いました。
でも、ここが例えばホジスンやマッケンとラヴクラフトとの違いですよね。ホジスンやマッケンは最後まで得体がしれないものをわからないまま書く。ラヴクラフトは、得体がしれないなりに、謎が黒幕的な存在に収束する。だから、どこかすっきりと収まりがよくなる。あ、そういう意味で、ラヴクラフトなのかな、本の惹句。
次回も参加する予定です よろしくお願いします
先ほど読み終わりました
前半は面白くなりそうな感じがしたんですが、長編は後半が大事だと同じ様に感じました
防火扉、ホテルの廊下、フロント、中庭、人感センサーの照明、絵画、エレヴェータ前の椅子、工事中の連絡通路など小道具的なものは結構揃っていたのに残念
後半ヒルバートが出てからは追っかけっこになって、ホテルの感情、意思もうまく説明できず終わってしまった
解説に書いてありましtが、小説ではありませんが
無国籍的な場所、大きな建物ビッグネスについては
レム コールハース 錯乱のニューヨーク、S、M、L、XL+の方がずっと面白かった
そうなんですよね。最初は面白そうな感じがしたんですが、だんだんと期待とは違う方向へ物語が向かっていった印象があります。せっかくバラードの「コンクリートの島」を思わせるような描写があったりすることだし、もう少しどっぷりとその建物の描写に寄り添って物語が進んでいれば、好みだったんですが。例えるなら、例えばアメリカのウィンチェスター・ミステリー・ハウスを使ってハリウッド的なアクションドラマが展開されているような感じでした。
レム・コールハースは、読んでませんが、面白そうですね。そのうち、ちょっと目を通してみます。
巨大な建物を舞台にした小説は大好きなんですが、最近読んだ中では、「横浜駅SF」が変わってましたし、ミルハウザーの「マーティン・ドレスラーの夢」は、間違いなく名作だったと思います。マンガでは、kashmirさんの「てるみな」とか。
kazuouさん主催の「奇妙な世界の片隅で」の読書会ですが、次回はたまたま予定があって、ぼくは参加できないと思います。ですが、都合がつく限り参加していますので、またよろしくおねがいしますね。