Vive le Canada! Vive le Quebec!

英語系カナダ人、フランス語系ケベック人、そして移民たちの間の共存・共栄・葛藤・相克生活で学んだこと。

カルラ・ブルーニとシャンタル・ビヤ

2009年03月20日 | Weblog
フランス国民にもっとも人気が高かった人物のひとり、エマニュエル修道女が昨秋99歳で逝去した。国葬級のミサがノートル・ダムで執り行われ、フランス大統領夫妻はじめ、多くの貴顕もまたこの修道女にオマージュを捧げた。(最初に見えるのは前大統領ジャック・シラクであるが、すこしお待ちになればニコラ・サルコジ、カルラ・ブルーニ夫妻がやってくる。)
http://www.ktotv.com/cms/videos/fiche_video.html?idV=00041917&vl=video_les_plus_vues

ローマ教皇は昨年パリを訪れてエリゼ宮、コレージュ・デ・ベルナルダンなどで政界・学界・諸宗教界の諸賢と会見、ノートル・ダムでの晩課、アンヴァリッドでのミサの後、巡礼者としてルルドを訪問し、多くの病人とともにミサをささげて、貧しく無知な少女ベルナデットの取次ぎを懇願した。パリ・オルリー空港ではフランス大統領夫妻が直々に教皇を出迎えた。

http://www.ktotv.com/cms/videos/fiche_video.html?idV=00040850&vl=video_les_plus_vues

現在、教皇はアフリカ司教会議のためカメルーンならびにアンゴラを訪問中である。

http://www.ktotv.com/cms/videos/fiche_video.html?idV=00043834&vl=video_nouveautes

http://www.ktotv.com/cms/videos/fiche_video.html?idV=00043839&vl=video_nouveautes

カトリックを事毎に叩く習性のある朝日新聞などは教皇の悪口を大々的に報じたが、現教皇にさまざまな批判があることは承知しつつ、好むと好まざるとに関わらず、ヴァチカンという歴史的地理的政治的宗教的思想的現実をいろいろ眺めるのも一興であろう。

フランス共和国大統領夫人もカメルーン共和国大統領夫人も教皇と教会の王子(Princes de l'Eglise)たる枢機卿・司教たちを恭しくもてなしていた。
カルラ・ブルーニの立居振る舞いは野蛮男の魅力をもつサルコジより優雅なようだ。サルコジもハンガリー貴族の末裔ではあるけれども。ヨーロッパもアフリカ政界もヴァチカン官僚機構も複雑怪奇であるが、あまり怒ったり苛々したりはせず楽しみながら学びたいものだ。

また、ソルボンヌおよびパリ政治学院で学んだビヤ・カメルーン共和国大統領、エイズ問題に取り組むシャンタル夫人、また同僚の方々がアフリカ人民のために幸いな政治をしてくださることを心から祈念したい。

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2 コメント

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お久しぶりです (くみ)
2009-04-19 03:09:31
今はどこかにお出かけと出版社の方からお聞きしました。
お元気で、順調にお仕事をされているご様子何よりです。
出版社の方もお仕事ぶりには大変満足されていらっしゃいました。

ルルドの聖母 (Shigekazu)
2009-05-29 17:45:11
ルルドの聖母に祈りを捧げに行っておりました。
美味しいバスク料理やガスコーニュ料理もいただき力を戴きました。