Vive le Canada! Vive le Quebec!

英語系カナダ人、フランス語系ケベック人、そして移民たちの間の共存・共栄・葛藤・相克生活で学んだこと。

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私を殴るお友だち

私より背の小さい彼にはそれだけが楽しみだったのだろうか。小学校は朝が早い。おはようのあいさつの替わりに私のほおをひっぱたくのが彼の日課であった。 それにしても私はお人好しであった。生意気な私は自民党政権の悪口を叫び(福田赳夫氏が総理であった。まだ40日抗争から大平総理の急死へと続く流れは始まっていなかったのだ。大平氏は私の好みであったが、、、)米ソの核軍拡を罵るのに、この少年の暴力行為に抗議の . . . 本文を読む

巡礼の途上で

世の中には悲しい話も多い。かつては実にのんびりとしていて、気楽そのものであった大学界からもつらい話がたくさん流れるようになってどれほど経つであろう。 私が大学1年生になった時はバブル景気の真っ最中であった。しかし私の健康状態は人生最悪に近く、頭も体もおかしくて病院通いの日々であった。バブルの陰で暗闇が迫っていること、あるいは暗闇がまさにそこにあることを私の頭と心、そして体は痛感していたようだった . . . 本文を読む

カルラ・ブルーニとシャンタル・ビヤ

フランス国民にもっとも人気が高かった人物のひとり、エマニュエル修道女が昨秋99歳で逝去した。国葬級のミサがノートル・ダムで執り行われ、フランス大統領夫妻はじめ、多くの貴顕もまたこの修道女にオマージュを捧げた。(最初に見えるのは前大統領ジャック・シラクであるが、すこしお待ちになればニコラ・サルコジ、カルラ・ブルーニ夫妻がやってくる。) http://www.ktotv.com/cms/videos/ . . . 本文を読む

黒い肌輝くラマ・ヤデ

いわゆる新自由主義経済へのほめ歌があらゆるところから聞こえてきた時代は終わった。心の底から憎しみを感じ、日々呪いの歌を捧げたブッシュも小泉も竹中ももういない。(呪いの歌を歌ったことには心から神の赦しを願う。) 私は国境なき医師団とすこしだけかかわったが、そのかつての中心人物だったベルナール・クシュネールはサルコジのもとで外相となったけれども人気は低落気味だ。かつてフランス政治家人気No.1はクシ . . . 本文を読む

アマルティア・センを想う

朝日新聞を手に取ると、アマルティア・センの写真が大きく載り、彼についての記事が書かれていた。 小泉氏が政権に上り、構造改革の大宣伝に国民が熱狂していた時、年来の私の友人まで小泉礼讃の言葉を航空便で送ってくるものだから、喧嘩別れして<うらぶれて・ただひとり・青空のかなたを眺む・ああ、われを知り・われを慈しむひとは・遠き彼方に>などと呟いて彷徨い歩いていた。 ルノ・ブレ書店に老教授を迎えに行くと、 . . . 本文を読む