近代文明の弊[自分を見つめ]

無知で幸せな私が考える世の中

少子化問題の解消

2017-01-11 21:07:51 | 日記
 社会保障の対象は老年層と幼若年層が主です。老年層の医療保証が驚くほど多いが…。壮年層も老年齢なれば保障してもらえると考えているでしょう。そうあって欲しいと…。

 大人は選挙権を持っていますが、子供は持っていない。その結果、老年層への保障は(老齢者を含む)多数派の政治的支持を得て、充実しやすい。出産奨励策や育児支援策といった幼若年層への保障は軽視されがちです。

 全ての大人が子供を持つわけではない(子供は所有物ではないですが…)。避妊法も普及している現状では、子供を持つことを個人が選択でき、子供の養育は個人の義務とみなされがちでです。

 政治家の一番の目的は権力です。当選することです。落選し、権力を保持できなければ、彼らの存在感は無い。政治行動は集団的であり、政治家たちは当選するためには自らの意見を妥協させ、有権者に歩み寄る。若者が政治に参加することで自分らの住みやすい環境を勝ち取りことができるでしょう。

 一票の格差とか言っても、近年の投票率は50%程度で政治への関心が低い。昨年、選挙年齢が18歳に引き下げられた。若者の比率が上がったのです。若者達が投票することで、若年層の優遇政策を実現させる可能性が高くなったわけです。

 黙って親の言うことを聞いていても、過去の常識にとらわれた親たちは現代の若者の考えを上手く読み取ってくれるわけではない。年長世代に恩義を感じても、実世界は各々が自分で住み易くする他はない。親をはじめ他人はあまりあてにできない。

少子化問題はおじさん、おばさんでは解決できない! 当事者でないから。

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