近代文明の弊[自分を見つめ]

無知で幸せな私が考える世の中

人間の脳

2016-10-12 21:50:50 | 日記
脳が考え手が動く。手が動くから脳が発達する。相互に密接に関わって発達した。
手を訓練すれば見事な絵図を描き、精密な機械を制作し、おいしい料理を造る。足も同じである。練習することで速く走ることも、遠くへ跳ぶこともできるようになる。これは筋肉を訓練するだけではなく脳が制御しているからだ。

赤ちゃんは脳を使って歩くことを学ぶが、成人した大人は無意識に歩いている。
練習初めは脳が関与するが、次第に反射運動のごとく脳の介在が少なくなる。スポーツ選手は意識せずに競技しているはず。車の運転も同じ。脳で考えると反応が遅い。

他の動物と異なり、人間の特徴は手足を自由に動かし道具を使うことである。
手足の延長線に道具を考案し利用することで人間は発展した。道具が発展し、機械になり、工場になり、システムになった。
それは脳と手だけで実現できたのではない。

忘れてならないのは言葉である。
のどから音声を発生させる。それを耳で聞きわける。音声を脳で判別し意味を了解する。会話の始まりだ。互いの意思を伝え合える。

なぜ会話が必要なのか?
人間は一人では弱い。群れを組んで強くなる。仕事を分担して大きくなる。互いの意を解し、担当をまっとうすることで集団が強くなる。集団が大きくなれば分担は細分化され、専門化される。
歴史に名を残すのは代表者ばかりだが、集団の結束がなければ上位の人の名も残らない。担当が己の仕事を全うしたから代表の名を残せたのだ。

科学が進歩したのも言葉のお陰だ。時代を超えた会話、文字ができたからだ。
脳で機械を設計し、手で作り出し、操作して、結果を書類にまとめ継承する。顕微鏡や望遠鏡やMRI(核磁気共鳴映像)などで見える範囲が広がってきた。継承手段も言葉だけでなく画像や映像に広がってきた。
なんでも分ったように報道され、感じている。

科学の発展が現代社会に大きく影響している。
よく考えてみると現代科学は証拠主義だ。再現できない現象に対しては否定的だ。再現できるのは現実の中の小さな、小さな、小さな世界だけでです。大きな世界に対しては人間の脳では何も説明ができない。無知なのですから。

人間が小さな存在であって、その臓器の脳はもっと小さなものだと知ってほしい。その脳で考える言葉は小さな範囲しか表現できないと知ってほしい。過信しないでください。

しかし、その小さな範囲を小さな脳で考えたことを大切にしてほしい。
それが人間の脳だから。
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