近代文明の弊[自分を見つめ]

無知で幸せな私が考える世の中

書かれた文章は材料です

2017-07-25 21:46:51 | 日記
文章の解釈は読み手の知識と推論能力によって大きく依存する。
読み手の知識と推論能力を、書き手が想定して話を飛躍させないで、意図へ導く。
そんな文章が読みやすい。読みやすいことと同意することは別問題だけど。
そして、読者の思い込みが偏見や誤解を増殖させることもある。

概念や思想を広めるためにキャッチフレーズを使うが、その言葉に対する感覚は各人で異なる。言葉が短ければ短いほど解釈の余地は広がる。
俳句や和歌は日本文化を無視しては成り立たない。長年にわたり共有したから短い言葉でイメージを共有できる。体験を共有していなければイメージも共有できない。

「古池や蛙飛び込む水の音」(ふるいけや かわず とびこむ みずのおと)。
英訳[by weblio]
•The ancient pond. A frog leaps in. The sound of the water.
•Sound of the water that Furuike and the leapfrog are crowded

芸術やファッションもある程度の認識ができないと理解できないわけですね。

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