この日の予定では北見市にある宿泊ホテルから観光バスで≪約380㎞≫も走り、札幌市内のホテルに夜、到着することになっていた。そのため「トイレ休憩」時間も少し削りながら、観光地を“分単位”で駆け足のように見学する日程となった。
午前中の観光スポットは“層雲峡”にある「日本の滝100選」にも選ばれている「銀河の滝」と「流星の滝」の2つの滝。途中、標高の高い山は白くなり、ここに到着する前には吹雪となった。
落差が約90mの「流星の滝」を最初に見学した。切り立った岩の間から迫力のある水が勢いよく落ちてきた。私が写真を撮っていると中国語が聞こえてきた。聞けば「新潟」を知っていた台湾からの観光客で、滝を背景に盛んに記念写真を撮っていた。
「銀河の滝」は落差が約120mあり「流星の滝」と異なり幾重にも分かれて落ちてくる女性的な滝である。久しぶりに美しい二つの滝を鑑賞させてもらった。
落差が約120mの「銀河の滝」。
落差が約90mの「流星の滝」。