故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.1.031 「フレぺの滝」のお話。

2016年10月27日 | 日記

知床の観光地のひとつである「フレぺの滝」周辺は、ハイキングコースが整備されていた。ここにも野生の“ヒグマ”や“鹿”が生息し、突然、観光客の前に現れることもあるという。


現地の知床ネイチャーガイドが私達39人を案内する前に「死んだふり」「木に登る」「走って逃げる」などの“ヒグマ”対策は、熊さん達(?)には全く効果がないことを最初に説明された。


昔、開拓者が入植していた林を抜けると「フレぺの滝」の展望台が見えてきた。この展望台に登ると100m以上ある断崖絶壁の中程から、細く幾筋にも分かれて流れ落ちる美しい滝を鑑賞できる


この滝は羅臼岳の地下に浸透した雪や雨水が断崖の割れ目から流れ落ちているという。ホロホロと流れ落ちる様子が「涙」に似ているところから、この滝を「乙女の涙」と呼んでいる。


約60分のハイキングであったが、最近の中高年を対象としたツアーは、体力に応じて自分の足で歩く体験型が流行っているようだ。


 



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