故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.705 「中国を話そう」のお話。

2015年12月06日 | 日記

先日、私は久しぶりに「新潟・ハルビン友好市民の会」主催の“「中国」を話そう”(桂林編)というイベントに参加してきた。会場は新潟市中央区礎町にある「クロスパルにいがた」の2階にある新潟国際友好会館のサロン。この日の講師は中国・広西チワン族自治区桂林市ご出身の吉川成さん。

 

私は中国茶を飲みながら中国名産の乾燥した「棗(なつめ)」や「麻花儿(マーファール)」というお菓子を頂戴し、講師のお話に耳を傾けた。最初に桂林市の概要説明から始まった。桂林市は人口約480万人、うち約68万人がチワン族・回族・トン族・ヤオ族・ミャオ族などの少数民族が暮らしている。気候は温暖で四季がハッキリとしており、中秋節の頃になると市の花である桂花(キンモクセイ)の香りが街中に広がるという。

 

講師の吉川さんはプロジェクターを使いながら自分で撮影された桂林の山水の美しい風景や、夜の繁華街、日本人が経営しているホテル、そして地元特産のお酒などの写真をもとにして簡潔にご説明された。私の行ったことのある場所の写真もあり、懐かしく拝見させてもらった。最後の質疑応答の中で、桂林の若い人達が「将来就職したい職業」を尋ねてみた。

 

吉川さんは給料も高く身分の安定した「教師」や「公務員」に人気があると説明された。また最近は会社に就職する人も多いが、大学を卒業しても就職できない人もいるという。桂林市でも就職難の波が押し寄せていた。

 

この日の講師は中国・広西チワン族自治区桂林市出身の吉川成さん。

中国茶を飲みながら「棗」や「麻花儿」というお菓子を頂戴し、講師のお話に耳を傾けた。

「麻花儿」というお菓子。

講師が撮影された写真。

 

 

 

 



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