3月26日は
静岡県清酒鑑評会の一般公開、酒造会社対象の利き酒研究会、鑑評会表彰式に行ってきました。
一般公開は、月曜日のお昼という時間帯にも関わらず、多くのお客様にお越し頂き誠にありがとうございました。この一般公開が静岡県の酒を介在としたコミュニケーションの場として機能はしていると思います。
吟醸部門、純米吟醸部門の県知事賞のお酒をはじめ、多くのお酒が短時間になくなり関心の高さが伺えました。
酒造会社対象の利き酒研究会では、各社の出品酒を利き酒させていただきました。
吟醸部門では、今年は、光栄なことに結審まで選考されました。
《審査の流れ 1審(上位得点の酒が2審へ)→2審(上位得点の酒が2審へ)→3審(最高得点の酒が知事賞、最高得点が複数あるときは結審へ)→結審》
(以下敬称略)
《吟醸部門の印象》
知事賞(1位)の正雪の酒は、非常になめらかで上質の甘さがあり、その点で2位の志太泉より優れておりました。また例年のように静岡県らしい酢酸イソアミルの香りが爽やかでした。
また3位の磯自慢のお酒も、きれいな酒質と、やはり酢酸イソアミルを核としながらも磯自慢らしい特徴のある香りの素晴らしい酒でした。
この素晴らしいお酒の間にある2位の志太泉の酒でしたが、味の奥行きと香りのバランスが評価されたのではと考えております。
《純米吟醸部門の印象》
知事賞(1位)の開運の酒は、お酒がやわらかで香りも調和がとれておりました。
2位以下の酒は、それぞれのお酒の良さがありました。
志太泉(6位)の酒は、香りでは、蔵としての独自の香気バランス、味ではやわらかさやまるみはよかった点かと思います。
《全体の印象》
昨年の鑑評会と比較すると、全般的に味が甘く丸く感じました。
24日土曜日は、藤枝から東海道線に揺られて西へ50分と少し浜松まで行ってきました。
ひさしぶりの浜松駅前は、遠鉄百貨店がきれいになっていましたが、その横を通り過ぎ
ささっとやけに地上から高いところにある印象の遠鉄浜松駅から遠州病院まで遠州鉄道に乗ります。
歩いても、そう変わらないのですが、今回は酒瓶を抱えていったのです。
貴田乃瀬さんの会の詳細は、下記のとおりです。
http://blog.kitanose.jp/?day=20120326
この会は、年間の志太泉の会の中でも、特に料理と志太泉の関係性を考えさせる構成となっています。
○プロセスチーズとゴルゴンゾーラチーズの寄せ物
イメージからするとナチュラルチーズは日本酒でいえば純米無ろ過生原酒系
プロセスチーズは、日本酒でいえば本醸造ろ過済み火入れ加水酒でしょうか。
プロセスチーズもまた美味しいですね。これが両方味わえるとこがよいです。
それぞれ、前者は開龍、後者は特別本醸造生原酒とのイメージが重なります。
○ホタルイカのてんぷら バジルソース
これは、和のてんぷらがイタリアンのテイストになっていました。
愛山あたりと美味しい。
○桜マスと大根のテリーヌ
味わいが上質。
出品酒(吟醸)と美味しい。
いろいろな発見がありますし、志太泉の汎用性というのも再確認できた感じがします。
貴田乃瀬のおやかた、お酒を選んでくれた、丸味屋チャリーさんありがとうございました。
今年から、地元サッカーチーム藤枝MYFCがJFLに昇格しました。
さすがに、JFLとなると、今までの東海1部とはレベルが違いますので
なかなかいまのところは苦戦していますが、慣れれば大丈夫でしょう。
将来は、J2、そしてJ1へと夢がかなうといいですね。
地元チームを応援しようということで
ワイン&リカーズ曽根さんに発案でMYFC藤枝公認の挑戦という酒をを造っています。
(東海一部時代は元年という酒でした)
日本酒は、志太泉酒造 焼酎は、杉井酒造を担当しいます。
売上の一部を藤枝MYFCに寄付しておりますので、
ぜひ、MYFCファンもお酒好きも買ってください。
ワイン&リカーズ曽根さんにMYFCの斉藤監督も来られたようです。
http://ameblo.jp/fujieda-wine-jizake/entry-11201402876.html
静岡市駿河区豊原町の鈴木酒店で
裏鈴木酒店志太泉の会が開催された模様です。
最新のテクノロジーにより会の様子もわかります。
http://osake.eshizuoka.jp/e860559.html
とき 3月26日(月)正午から午後2時
ところ JR静岡駅北側 あおいタワー内 グランディエール ブケ東海
鑑評会出品の蔵元自慢の清酒約50点を一般公開します。どうかこの機会をを心ゆくまで、きき酒をお楽しみ下さいますようご案内申し上げます。
はじめての方もぜひきてください。
私の仕事のひとつに世界で唯一の志太泉しかない酒販店の店員というのがあります。
先日のお客様からの質問は
「生酒」というのは、開封後どのくらいもつのか?
この質問をされた時、はっきり気付いたのは、このお客さんは、間違いなく開封後1週間とか1ヶ月とか具体的な数字を欲しがってることです。
お客様の文法からすれば
保存可能期間から、購買戦略を決定しようとしているということです。
だから生酒は〇度以下の冷蔵庫に保存して〇〇日以内に飲んでください。
と言って欲しかったんでしょう。
お客さんの、意図には気付きながら、これだけは、やはり言えなかったなあ。
志太泉の蔵の文法で言えば、
それは、生酒の種類、各醸造年度による酒質の違い、お買い上げ後の保存温度、飲んだ後どれくらいの容量が残っているか、お客様の嗜好、お客様のイソバレルアルデヒドの感度等によるので一概に言えません。という事ではあるけれど。
それを簡略化したような事を返答しました。
お客さんに、一方的に蔵の文法のリテラシーを求めるのは、おかしな話でもあるし
蔵の文法を一般の人に啓蒙するという方法論は、すでの部分的にしか機能してないことは、かなり白日にさらせれている。
かといって蔵というのは、ひたすら客のデマンドによりそえば良いわけでもないし、マーケット志向というのは、コンサル業を食わせるだけのもんでしょうね。
全国新酒鑑評会の要項が届きました。
日程
3月25日 申し込み締め切り
4月1日 出品酒搬入期限
4月20〜22日 予審
5月10〜11日 結審
5月24日 東広島 酒類総合研究所講演会
5月25日 東広島 製造技術研究会(酒造業界関係者の利き酒会)
6月15日 池袋 公開利き酒会
昨年からの変更点
山田錦の使用割合による出品酒区分の廃止
(山田錦使用部門とその他の米使用部門の一本化)
特に気づいた点
池袋の公開利き酒会では、原料米品種と純米酒かどうかが表示される。
ここ数年は池袋の公開利き酒会に行っており、東広島には、ずいぶん行っていません。
毎年行きたいなと思いつつ、やはり広島は遠いなあと断念しています。
普通にYAHOOの路線検索だと
藤枝〜東広島で新幹線とJRで片道4時間半ぐらいと16120円かかります。
最近静岡から大阪に夜行バスが運行されるようになったので
夜中静岡を出発すると朝新大阪に着きます。6500円です。
この後、新大阪から東広島に新幹線を使うと9940円でちっとも安くなりません。
朝から普通列車のみなら5250円でお昼に西条に到着できますが
苦労の割にやすくならないなあという感じがします。
多分名古屋まで行ってそれから広島まで夜行高速バス(多分6000円ぐらい)で行くのが一番安そうです。
調べたけどいけるかどうかいまだにわかりません。
静岡県の杜氏組合主催の杜氏研究会が開催されました。
静岡県清酒鑑評会と同様に吟醸部門と純米吟醸部門の審査が行われました。
この審査では、静岡県清酒鑑評会と同様の評価基準で静岡県の現役杜氏
名古屋国税局鑑定官室、酒販店代表、卸代表、静岡県沼津工業技術支援センターの諸氏
が審査されます。
吟醸部門、純米吟醸部門ともまずまずの評価を得ることができました。
一般公開に時間帯に利き酒してきました。
今年の志太泉出品酒は、例年の指摘事項である渋みが少ないことが評価につながったように感じます。
◆名古屋国税局の総評◆
全般に酢酸イソアミルを主体にした佳酒がそろっていた。一部に吟醸部門では、酢酸エチル、純米吟醸部門では、ろ過ぐせがある酒が散見された。
日本酒を仕事を始めたころ不満に思っていた事の一つが清酒グラスの事でした。
簡単に言って、当時「清酒グラス」はいけてないと思っていたのです。
もっと、ワイングラスのようなグラスの方が、日本酒のイメージアップにつながると思っていました。
現在の暫定的な結論は、「清酒グラス」は個人的には好きです。
しかし、日本酒を拡売させる手段として仮に「他の(ワイングラスっぽい)グラス」が採用されていたすれば、より拡売できたのかもしれません。
(仮定の話とするのは、我ながら逃げ道を作ってるぽい。)
昨年、亡くなられた、「清酒グラス」の作者柳宗理氏のデザインは、無駄をそぎ落とすことによる機能的な美しさに特徴があると思われます。(違うかもしれない)
「清酒グラス」は、そういうミニマムな美しさがあるとような気がします。
でも、ミニマムな分盛れてないんでしょう。
「清酒グラス」では香りがそれほど、グラス上部にこもらないので、香り高い酒との相性という意味では、もっと違う選択肢もあったかと思います。
香り高い酒というのは、盛れてる酒のような事ともいえるかもしれません。
盛れてる事とミニマムな事、難しいところですね。
西原杜氏が能登杜氏の若手による自主的な利き酒会トラディションに出席してきました。
トラディションは、各蔵の大吟醸新酒を持ち寄り、造り手が互いにブラインドで審査しあう会です。
志太泉の大吟醸の評価は、まずまずよかったです。
特徴としては、志太泉の大吟醸(明利酵母使用)でも香りがかなり高い部類に属する。
全国的には、能登杜氏の(全国鑑評会用の)酒は、カプロン酸エチルという尺度では、抑え目であるのではないかということです。
なかなか、現在非常に全国鑑評会で成績の良い仙台国税局管内の酒に比べると、香りが抑え目なため、欠点を指摘しやすいのではないかと言う事などを杜氏と話しました。








