東京城北サイクリング

東京の城北エリアおよびその近辺の道路事情や再開発を紹介します

板橋駅改良工事(後編)

2017年12月29日 | 板橋
板橋駅の改良工事の続きです。
前回の記事『板橋駅改良工事の仮設通路供用開始!』
前回は仮設通路の供用開始の話でしたが、エレベーターの完成時期の情報をいただいたのと、埼京線ホームへの階段を撮り忘れていたので、そのあたりの写真や図を掲載したいと思います。

<板橋駅改良・バリアフリー化計画図>


(〇の数字は以下に掲載する写真の撮影位置を表したものです)
現在板橋駅は改良工事中のため、構内が迷路のようになっています。
おおよその現状の通路の形状を紫の線で描き入れてみました。間違ってたらごめんなさい…

エレベーターは改札内外で計2台設置されます。
頂いた情報では2018年の2月後半から3月に設置が完了するとのことです。
ようやくベビーカーやお年寄りに優しい駅になります。

(1)ラチ外エレベーター

板橋口側のレベルに上るためのエレベーターです。
板橋口と滝野川口ではかなり高低差があります。

(2)ラチ内エレベーター(予想)

表示が無いので正確なところはわかりませんが
おそらくこの辺りにホームへ上るエレベーターが設置されると思われます。

(3)2を右に曲がったところ

このフロアーでのエレベーターの扉は階段に向かって開くものと予想されます。

(4)ホームへの階段

新設された階段です。
やや踏み心地が軽く仮設のようにも感じられました。

(埼京線ホームから)

埼京線ホームから西側を見たところです。仮囲いで囲われ、重機がいる場所は、表の看板に「作業ヤード(資材置き場等)」と書かれていました。
将来的には以下のイメージ図のような、35階建ての複合施設(住宅・商業・公益)の建設が予定されています。


全体の完成までにはまだまだ数年かかりますが、完成すれば駅周辺は人気の街に変貌しそうですね。

板橋駅改良工事の仮設通路供用開始!

2017年12月25日 | 板橋
現在板橋駅ではバリアフリー化工事が行われています。
工事に伴い12月24日に新しい仮設通路が供用開始されたので見てきました。
ほぼ説明なしで写真の羅列になります…

<板橋駅西口(板橋口)>


<駅改良工事のお知らせ看板>



まずは板橋口から入って行きます。





新設された階段です



結構な深さを降りていく感じになります。

埼京線ホームの下のレベルに到着


この辺りから奥が新しい改札内のコンコースになります。
奥を右に曲がると埼京線ホーム、左へ曲がると滝野川口へ出ます。



次は逆に滝野川口から入って行きます。

緩やかな下りスロープになっています。

くねくねとスロープの通路が続き、



埼京線ホームの下に出ます。そのまま進んで階段を上がると埼京線ホーム、

曲がると西口(板橋口)側へと続く通路になります。

西口の案内矢印に従って進んでいくと階段室に出ます。

階段を登っていくと元の板橋口側の通路に出ます。



将来的には東西をつなぐ通路は改札外となって自由に通行できるようになります。改札内となるコンコースは埼京線ホームの真下に移動し、改札口が統合されます。

次の記事『板橋駅改良工事(後編)』

補助第88号線(豊島) 2017年12月の建設状況

2017年12月17日 | 道路
補助第88号線(豊島)の現在の状況を紹介します。
地名は豊島ですが北区の町名です。JR王子駅から明治通りを北東に進んだ先にあります。

<公式情報>
  第六建設事務所>道路事業 の中ほど “【6】補助第88号線(豊島)”

<地図>(2017年12月現在)

(クリックすると拡大します。)

お知らせ看板


北東から順に見ていきます。
(1)豊島五丁目交差点(北東端)

この撮影地点の後ろ側には、巨大な豊島五丁目団地の建物が建ち並んでいます。

(2)セブン-イレブン北区豊島6丁目東店付近

2015年までは数件の建物がまだ残っていました。それらも2016年には全て解体され
現在は広い駐車場をもつセブンイレブンとなっていました。

(3)

電柱の左側にまだ残っている建物が見えます。
残るはこの一軒だけのようです。まだ営業しているようでした。

(4)

最近までパチンコ店が道路用地にかかる状態で建っていましたが、
とうとう2016年に解体され、今はなんと認可保育所になっていました。

(5)

建物が特徴的だったので撮影。

(6)豊島中央通り商店街 入口付近

右へ曲がると豊島中央通り商店街があります。赤い庇が特徴的な商店街です。

(7)豊島二丁目交差点

今期の事業範囲はここまでです。ここから先は整備が完了しています。

(8)満田橋交差点(南西端)

ここから先は明治通りとなります。このまま進むと王子駅前に出ます。
上部には首都高速中央環状線が通っており、交通の結節点となっています。

以上補助88号線の現状でした。
用地取得率は99%とのことです。現在では電線共同溝の設置工事など道路構築の工事が開始され始めています。あともう少しのところまで来ましたね。


■豊島四丁目地区地区計画■
ついでに88号線のそばで行われている再開発事業も見てきましたので報告します。
これは豊島4丁目の工場跡地の再開発で、隅田川のスーパー堤防事業と合わせて開発が行われています。

<公式情報>
  地区計画 豊島四丁目地区

民間のニュース記事は"日本油脂王子工場跡地開発"で検索すると色々出てくると思います。

(9)豊島四丁目地区の現状

まだ始まったばかりといった状況でした。

(配置図)

(イメージパース)

駅前再開発などとは違い地味な印象ですが、高規格堤防化することで安全性も美観も向上しますのでインフラ整備の点では大事な開発です。



次回は板橋区大山の補助26号線について調べてみたいと思います。

"里上青木線"の建設状況(2017年12月)

2017年12月10日 | 川口市
2018年春に開通が予定されている"里上青木線"の建設状況をお伝えします。

2017年12月5日から人道橋の撤去が行われるのに伴い、新しい橋の内、南側の歩道が通行できるようになりました!

<地図>

クリックすると拡大できます。

地図に書き入れた〇数字(機種依存文字の為文章では(数字)で書きます)の順に東側から紹介していきます。

(1)第二産業道路との交差部

今回の調査のスタート地点となります。
この写真の後方(東側)にも道は伸びていて、鳩ヶ谷駅の方へと続いています。
今回はここから西へ向かい、SKIPシティという施設を目指します。
この写真の中央を左右に横断する道路が通っていたのですが、里上青木線の建設に伴い車の通り抜けが出来なくなりました。

(2)里西通り線(建設中)との交差部

この道路と直行する形で、幅員12mの里西通り線という道路の建設が行われています。
交差点の縁石は出来上がっていました。

(3)橋梁東側

春に開通を予定していますが、まだ橋の車道と北側の歩道は舗装されていませんでした。
写真左側の歩道だけ舗装が行われています。
北側に仮設橋があり、その取り壊しを先に行うためこのような工程の順番になったようです。

(4)橋梁歩道
さっそく解放された橋の歩道を渡ってみました!
まだ暫定の解放なので式典があるわけでもなく、なんとなくバリケードの位置をずらして通れるようにしました、といった感じでした。
(里側取付部)

(橋梁部)銘板はまだ名前が入っていません。

(上青木側取付部)


(5)橋梁西側

橋を渡り終えて上青木側に入ったところです。
去年の時点では右側の緑のネットの土地にはENEOSのガソリンスタンドが、左側角には住宅が建っていました。
更地にはなったものの、各インフラ整備はまだ途中のように見えます。
下水道管工事は平成30年1月31日までとなっていました。電柱はこのままなんでしょうか?
歩道の縁石もまだ構築されていません。春までに間に合う?

(6)5から少し進んだ場所

橋からこの先の青木神戸線との交差部まで、ようやく用地確保が完了しクリアになりました。

(7)青木神戸線との交差部
幅員24mという広さの青木神戸線と交差します。
里上青木線も結構な広さですが、青木神戸線はそれ以上に広い道路になる予定です。
今は雑な感じの交差点ですが、将来的には立派な交差点になっていることでしょう。

(交差点北東側角)

右側の角地では住宅の建替えが行われています。
建替え前は立派な塀を持つお宅でしたが2本の広い道路の交差点にかかっていたため
ごっそり土地を持っていかれてしまいました・・・。ご協力本当にありがとうございました。

(8)未買収箇所(マンション1)

左側の白いマンションの共用部が道路用地に掛かっています。
専有部では無いのでマンションの組合内で話がまとまれば
道路用地の提供はそれほど困難では無いように思われますが・・・

(9)未買収箇所(墓地)

墓地の用地の収用はどこでも難航しますね。

(10)未買収箇所(マンション2)

こちらの左側のマンションも用地に掛かっています。
先ほどと違って建物本体が掛かっていますので建物の除去が必要となってきます。
かなり難易度が高そうです・・・

(11)SKIPシティ

SKIPシティに到着!
NHKアーカイブスや、市立科学館などの施設がありますが、半分以上が空き地のままです。
鳩ヶ谷駅とのシャトルバスが運行されれば空き地も有効活用されるようになるかもしれません。

以上見てきましたが、青木神戸線~第二産業道路間については全て用地の取得が完了していることが確認できました。SKIPシティ~青木神戸線間については、マンションや墓地といった少々難しい箇所が残ってしまいました。しかしこれまでの道のりを思えば、あと1歩のところまで来たと言えるのではないでしょうか。

今後は1月19日まで仮設橋の撤去工事が行われ、2018年3月(末?)に橋全体が開通する予定となっています。
その際は式典も行われ華やかな開通となるでしょうね。今からとても楽しみです!
そして直後にはSKIPシティに隣接する新市立高校の開校もありますから、一気に上青木地区が賑やかになるんじゃないでしょうか。

(新・川口市立高等学校)



前回の記事>"里上青木線橋りょう" 12月5日から南側の歩道を開放!(予定)

"里上青木線橋りょう" 12月5日から南側の歩道を開放!(予定)

2017年12月02日 | 川口市
建設中の里上青木線新設橋りょうを見に行ってきたのですが、現場の人に伺ったところ
12月5日から仮設の人道橋の撤去工事が始まるのに伴い、新しい橋梁の南側の歩道が通れるようになるそうです。
2018年の春にならないと渡れないものと思ってたのでちょっと得した気分。

<地図>


<工事のお知らせ看板>


<鳩ケ谷側の様子>

左側の歩道だけアスファルト舗装が完了しています。
車道と右側の歩道はまだ砂利道。

<仮設人道橋>
見納めということで渡ってきました。


殺風景な人道橋に華を添えていたかわいらしい絵もこれで見納めです。



12月5日当日また行って渡ってこようと思います!
その際は橋の前後の道路の状況についてもお伝えしますね。

前回の記事>"里上青木線新設橋りょう"名称募集!