西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

保育所×待機児童解消のためには施設整備だけでなく、保育士の確保が必要!なのです。

2017-04-24 11:46:07 | すべての人にやさしいまちを実現するために

毎年4月・5月は各種イベント&各種団体の総会等でてんやわんや。
昨日も「定例の公園清掃→定例の地域会議→某団体の総会に来賓として出席」てな感じで、こら、なかなかの大車輪やわ。。。


んで恐る恐るスケジュール帳を見てみたら、そっかー一日ガッツリ休ませてもらったんって4月9日が最後なんや。。
ああ、ゴールデンウィークが待ち遠しい。。。

と、そんなボヤキはさておき、残り少なくなってきた代表質問のご報告の続きですよ。
それでは早速どうぞ。

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【質問】<待機児童対策と保育所の整備>に関連して質問します。
3年で1500人の受入枠確保のためには200人の保育士が必要との議会答弁が過去にありましたが、保育士確保策である宿舎の賃借料補助は新規採用者限定であり、前年以前の採用者との取扱に格差があります。
そこで質問します。
この点に対する市の見解はどうか?
また保育士確保に向けた取組として、就職フェア・資格取得費用補助が行われているが、この施策で十分と考えているのか?

【答弁】
民間保育所の保育士採用については、各園から年々、厳しくなってきているという声をお聞きする中、本市では、保育士確保についてどのような対策が必要か、民間保育所の関係団体と常に協議を行っております。

来年度から実施する保育士宿舎借り上げ支援事業は、関係団体との協議内容も踏まえた上で、今後採用する保育士を対象として 実施することにしたものです。
仕組みとしては、法人が住宅を借り上げて保育士を入居させるものですが、既に採用している保育士には適用しないため、今後、新規採用される保育士との間に差ができる可能性があることについては、ご指摘のとおりです。
運用にあたっては、その他にも保育士の採用時期や雇用形態、住宅の条件など様々なケースが想定されることから関係団体との協議も適宜行いながら対応してまいります。

保育士確保については、個々の事業ではなく、保育士就職フェアを始めとする様々な事業を重層的に実施して効果が出るものと考えており、保育士リクルートバスツアー、保育士試験による資格取得支援補助など年々、取り組む事業を増やしているところです。
今後も保育士不足の状況が続く限り、民間保育所の関係団体とも継続して協議を進めながら、その時点においてどのような事業が必要とされているか、保育士確保に向けた対策の検討を続けてまいります。

【意見・要望】
保育士宿舎の借り上げ援助が、既に採用している保育士には適用されないため、今後、採用される保育士との間に差が出来る可能性があることを認めた上で、関係団体との協議も行いつつ適宜、対応していくこと。
また今後も保育士不足の状況が続く限り、対策を進めていくという答弁でした。

子育てするなら西宮を掲げる本市にとって、保育所待機児童の解消は、喫緊かつ重要な課題です。
答弁にあった内容はもちろん、考え得る方策を尽くして、その実現に取り組んで頂きたい。
強く要望しておきます。

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本年4月1日時点の待機児童の状況については、今週中に正式に公表されるとのこと。
いろいろと思うところもありますし、そこらへんについては、またブログでも書いていこうと思います。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


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