柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

ホテルのレストランで、淋しい想い

2016年06月12日 | 世の中
あるホテルでの事です。

朝食のために、レストランで食事をしていました。

隣のテーブルに男性3人が座りました。

その中の比較的若い方が、右半身が不自由で杖をついています。

年配の男性二人がその方を座らせ、ビュッフェ形式の食事を取りに向いました。

テーブルに食事が並びはじめた頃

私はホールスタッフの女性に歩み寄り

「私の隣のテーブルに右手が不自由な方がいるので、フォークをお持ちしたらどうかしら。
黒いシャツを着ている方だけど」

と伝えました。

会場の何処にもフォークがなかったからです。

「はい、ありがとうございます」とそのスタッフは厨房に姿を消しました。


やがて、そのスタッフが隣のテーブルに近づいてフォークを差し出しました。

「宜しかったらこのフォークをおつかいください」といって去りました。

しかしその相手は、右手の不自由な男性ではなく

その中で一番高齢の男性でした。

隣の人たちは意味が分からずポカーンとしています。

右手の不自由な方の横には杖が立てかけてあります。

その高齢の方は向かい側に座っています。


このスタッフは勝手な思い込みで、高齢者にフォークを提供しました
この方は白いシャツを着ています。

テーブルを立つ時、事のいきさつを隣の方たちに話し
「余計な事をして申し訳ありませんでした」と伝えました。

「ご親切にありがとうございます」といって頂きましたが・・・


たぶん30代後半か40代のスタッフです。

フォークは無駄にはならなっかtけど

私は、がっかりして、淋しくなりました。


今までこんな気遣いをしたことがなかったのでしょうね。

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