柴田典子の葬儀の話でごめんなさい

葬儀の未来に命を賭ける、エンディングデザインコンサルタント、柴田典子のブログです。

エンバーミングでとりも戻した面影

2010年01月12日 | ご遺体のケア
今、お通夜から帰ってきました。

おじが亡くなりました。

亡くなってから、4日目の通夜です。

疎遠になっていたおじですが、2年ほどの闘病生活をしていました。

痴呆は7年まえから出ていましたが、最近は意識も半濁と聞いていましたので
私なりに死顔をなんとなく想像していたのです。

高齢者の死顔は闘病が長いと顔色も悪くやつれた表情が多いものです。
くちもともや、目元が落ち込み元気な時の面影は薄れます。

しかし、柩に納められていたおじの顔をみて安堵しました。

色は白く艶があり、目元は穏やかに閉じられ
頬は頬骨に沿った自然な傾斜を保ち
口元はキリリと結ばれていました。

自宅に安置されたおじは目も口も開き加減だったそうです。

安置が長いこともあり昨日、エンバーミングが施されていました。

もう10数年前に夫を亡くしたおばは
「主人の時はガンで見る影も無かったのに、兄さんの顔は何てきれいなの!」と
ため息を漏らしていました。

おじの変わりように
家族が満足したことは言うまでもありません。

私も久しぶりに
エンバーミングの威力を実感しました。

安置が長いからエンバーミングをするのではなく
家族やおじを知る人々が、こんなにいい顔と別れられることが出来る為に
エンバーミングの価値があります。

おじの顔からは痴呆の面影は消えていました。

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キーワード
エンバーミング
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