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声だそう多数派のみなさん

山岳遭難事故訴訟判決

2017-12-08 21:17:02 | 日記
 京都地方裁判所は、富士山で発生した山岳遭難救助活動の是非をめぐる民事訴訟で、遺族側の請求を「いずれも理由がない」として却下した。至極当然の判決ではあるが、裁判所の判断に胸をなでおろした。
 過酷な条件下であらゆる努力に努めた隊員たちにあらためて敬意を表する。
 事故後は、高山での救助活動は行わないと宣言していたが、委縮することなくこれからも士気高く活動されることを祈っています。この件は、私のブログの「ひろば」にも掲載していますのであえて申しませんが・・。
 ただひとつ、腹立たしいのは判決の法廷に原告側の代理人が出廷しなかったことだ。詳細は知る由もないが何か無責任さを覚える。訴訟提起は自由だが、ある意味不十分な見識で提訴したとあれば許せない。静岡市はこれまでに被った様々な労力や精神負担を算定し、逸失財産として静岡市に還元するよう原告に対し反訴したらいかが?
 公的機関は、全体の奉仕者として常に受け身の立場ではあるが、自由奔放でなんでも訴訟の今の時代、個別具体的に検討し必要認めるときは反訴してしかるべきだ。


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