序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

粋でしょう

2017-11-05 13:56:35 | 本番稽古


昨日は本番2週間前稽古の最終日。

今回の稽古はディテールを大切にということで、全体の中の細部に渡って神経を使うよう要求しています。

なので役者は自ずと自らと向き合い検証する時間を持つようになります。

これは結構神経を使う作業なのですが、本番十日前を切り独裁者と化した演出の私は結果を求めます。

至らぬ役者には容赦も呵責もない怒声を浴びせ奮起を促します。

昨日もそうでした。

稽古場の都合で時間が来て稽古終了。

片付けも稽古の余韻で重苦しい空気です。

と、突然電気が消され、ハッピーバースデーの歌。

昨日は客演の春田ゆり君のチョット遅れた誕生日祝いでした。



劇団員の企画です。

最後の全体へのサゼッションを与え、「お疲れ」と言った途端劇団員が私に近づき事情説明です。

そうなったらダメなんて言えないでしょう。

まあ、やるのは良いんです、仲良きことは良きことですから。

しかし、何という切り替えの早さでしょう。

彼らは本当に私の言葉を聞いているのか、疑心暗鬼になる私でした。




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