shiba's scope

めざせ、ロジカルなロマンティスト。 

監理ポストと大リーグボール。(66.8)

2006-02-18 08:00:03 | 日々のあれこれ

 今週は、終わってみれば何だかドタドタな5日間だった。

 ベースラインがマイルドなスランプなところに、週明けから仕事アタマモードを「強」に固定(させられる)。木曜の早い時間にフィードバックをよこせとアオるからけっこうヘロヘロになって間に合わせたのに、アオったヤツが木曜日一晩それを寝かせていた、という、割とありがちな攻撃を食らったりもして。(煮込み料理じゃないんだから寝かせてどうする...)まあそんなにムキになるような相手ではないけど、自分の中ではそいつを「監理ポスト」に入れておくことにする。

 さて。

 監理ポスト君のことなんかよりも、ドタドタと過ごした今週、風呂に入っていた時にふと思ったこと。

 「大リーグボール」。

 まずは巨人の星のことを抜きにして字面だけ読んでみてください。そのネーミングの破格さが突然立ち上がってくるような気がしませんか?直訳すれば"Major League Ball"、いや、"Big League Ball"の方が相応しいだろうな。巨人の星を知らないアメリカ人の野球ファンに「Big League Ballって、どんなボールだと思う?」って訊いたら、どんな答えが返ってくるだろうか。

 ちょっと古い話だが、4日に放送された「世界一受けたい授業」で茂木先生が、アハ体験を星飛雄馬の「大リーグボール」になぞらえて話しておられた。

 そういえば飛雄馬って子どもの頃、「大リーグボール養成ギプス」という、ものすごい器具を一徹に着けさせられてたよなあ。「アハ体験」を「大リーグボール」と関連づけて考えると、「大リーグボール養成ギプス」は、どういう状況になぞらえることができるんだろうな、と、思ったのです。

 ご存じない方のために、これがそのギプス。これで星飛雄馬はピッチング練習をやるのです。


 なぜこのことを今週思い出したかというと、わりと色々とあったせいか、こう、ギリギリと頭を締め付けられるような感覚があって、それがこのギプスと関連付けられたわけです。で、お、ここを乗り越えると何かひらめくの?というような期待感がちょっとあったりしたと、いうことのようです。

 まあ、考えてみれば「マイルドなスランプ状態」も、「アハ体験養成ギプスを着けてるようなもの」、と言い直してみることができるのかもしれない。


「突破する前は、行き詰まり、ざらざらとするものである。」(茂木先生の「クオリア日記」より引用)


 一球でいいから、いつかBig League Ballを投げられますように。


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