


あらすじ
ある夜、牧師のブルースはヒッチハイクをする美女シンをトラブルから救った。
女の行き先は偶然にもブルースが暮らす町だった。
つらい過去を背負い、17歳で故郷を捨て娼婦として生きてきたシン。
22歳になった彼女が再出発を誓い、夜ごと見る夢に導かれるように選んだ町がヴィジテーションだった。
自分が元娼婦だと知っても軽蔑するどころか、一緒に仕事まで探してくれるブルース。
どこまでも親切なうえに罪深いほどセクシーな彼にシンはしだいに惹かれていくが、
この想いが叶うはずはないとあきらめていた。
そんなある日、夢のなかで見た男が現れ、シンに危険が迫っていると告げる―。
感想
『さざ波に寄せた願い』『聖者の夜は謎めいて』のシリーズです。
先の主人公たちも出てきますが、これ1冊でも十分楽しめます
ヒロインは、家を出てから娼婦として耐えてきた女性ですが、
クヨクヨとした感じや卑屈さなく気持ちの良い人です。
前向きでは有りますが、自分の出る幕でない場面を見極められる
空気の読める所もあります。
ただもうちょっと人物的な深みが有るといいな
ヒーローは牧師でありながら、普通の男性の様にヒロインにポー
となっていますが、
ヒーロー気質は健在です。
『聖者の〜』ではかなりお堅い感じでしたが、人間味のある男性でした。
前作品では、周りの元娼婦たちなどが作品を盛り上げて楽しさを加えましたが、
今回はその要素がなく、いたって平坦な印象です。









