歌をうたいながら、別のことを考えて

きょうは、小平の練習の日。
昼間、悲しい出来事があって、やはり身が入らなかった。

退職
別に次の仕事が決まっているわけでもなく・・・・

心の病気。
風邪や流感と違って、いつ完治するという目途があるわけでもなく。

郁子にも悲しい思いをさせているのが分かっていて。


おととい、退職準備で職場に行って。
まあ、書類の作成とパソコン内の整理をしていたら、
職場に常勤している役員に呼ばれて。

契約職員にならんか、再雇用。

代表者名での条件記載用紙までもらって。


不平も不満も、愚痴一つつかずに、附いてきてくれている郁子を
少しばかり安心させたくて。彼女の喜ぶ顔が見たくて。

そして、自分も無職になる不安から逃げたくて。

おとといの晩、彼女が帰宅してから、ちょっと話して。
「一年契約なんて、あたしとお揃いだね」って喜んでいたのに。


今日のメール。

（その話はなかったことにしてほしい。病気療養に専念されたし）
との、クールな回答が来て、契約社員のはなしは流れた。

役員会で、常勤さんの提案は簡単に否決されたらしい。

だったら、素直に辞表受取って、笑顔で別れたかったな。

今の役員に、アキの友達が誰もいないのも不利だったようだ。


ホールで歌の練習をしながら、郁子を喜ばせてあげられなかったな。
そう思ったら悲しくなってきて。
つらかったなあ。

ま、友達力のない、あたしが悪いんだろうなあ。