眠りたい

疲れやすい僕にとって、清潔な眠りは必要不可欠なのです。

アンドリュー・ラティマーと浅井健一

2005-04-05 | 音楽
アンドリュー・ラティマーは70年代のプログレッシブロック、「キャメル」のオリジナルメンバーだ。「キャメル」というバンドは何度もメンバーチェンジを繰り返し、いつしか活動を中止した。ラティマーがほとんどソロ名義でキャメルの活動を再開した時、あわてて僕はアルバムを手にいれた。「怒りの葡萄」というアルバムは、永い間活動を停止していたラティマーにとった渾身の一枚だ。スタイン・ベックの小説をモチーフにしたこのアルバムは、とても美しい音楽の世界につらなっているのだ。ラティマーはこのアルバムで活動を再開するにあたって、小さな自分たちのレーベルを立ち上げたようだ。音楽産業はムツカシイ。そういえば、何年か前、あのアラン・ホールズワースがレコード業界に嫌気がさして音楽から足を洗った、なんてウワサも耳にした。ギターの神様でもそうらしい。
ラティマーのギターの魅力はなんてったって音色だ。独特なトーンをしている。
そして、なにより痛いギターを弾く。
フレーズは今のギタリストよりもテクニック志向ではない。一音のトーンが氷のように背筋をゾクッとさせる。

痛いギター。
椎名林檎がいっていた。浅井さんのギターの痛さが欲しかったってね。分るような気もする。
始めて浅井さんの音を聴いたのは、沖縄のライブハウスでだ。
それまでブランキーもあまり耳にしなかった僕には、そのプレイはあまりにも衝撃だった。痛み、繊細さ、ロックンロール、完璧だった。一発でほれ込んだ。飲んでいたビールの紙コップを興奮して握りつぶしていた。
友達に薦められ、「シャーべット」の1stアルバムも手にした。
あまりにもその世界にはまり込み、そのアルバムは僕の大好きで大切のアルバムになった。
詩の世界、そしてあの切ない叫びにもにた声。
よく外国のアーティストの音楽を聴くと言葉がわからなくて、悔しかったりもする。
そんなとき、浅井さんの世界が感じれる日本人敵な僕でよかった~、っておもうんだ。

酒を飲みながら、AJIKOの映像を眺める。
非常~にかっこいい。
   
      グレッチのギターは浅井さんによく似合う。
      僕もグレッチ欲しいな~・・・。






























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