カルカッタより愛を込めて・・・。

アピア40にて9月6日{水}に歌います。良かったら来てください!

フレッシュ。

2017-05-05 18:01:18 | Weblog

 私がコルカタで滞在していたホテル・マリアには二匹の猫がいた。

 人懐っこい黒猫と警戒心の強い白に少し柄のあった猫だった。

 この猫たちは悠々自適にホテル内を歩き回っていた。

 黒猫などは何か食べ物があるのではないかと、少しでも部屋のドアが開いていると、素早く入ろうとするくらいだった。
 
 猫は嫌いではないが、そこら中を歩き回っている猫なので決して綺麗とは言えないので、私は触ろうとはしなかった。

 あれはイネスの誕生日パーティーをホテル・マリアの屋上でした時、やはり黒猫は何かをあさりに来ていた。

 カナダ人のクレイグが動物好きで猫を抱き、匂いを嗅ぎ、「フレッシュ」と言って笑っていた。

 私はそれを聞きながら、この「フレッシュ」はどんな風に訳せば良いのかと考えた。

 「新鮮」ではないし、「新しい」でもないし、たぶん、あまり汚れなく、臭くないと言う感じでクレイグは「フレッシュ」と言ったのだと思うが、こんな風に「フレッシュ」を使うものだと何だか勉強になった気がした。

 このクレイグは最初はシアルダーにいたが、ハウラーのボランティアが少なくなっていたので奥さんのエミリーと一緒にハウラーに行ってもらっていた。

 彼らは新婚旅行中だった。

 インドに来る前は二週間日本にも来ていて、二人とも日本好きだった。

 クレイグはオタクであろう、アキバのゲームセンターで物凄い上手いゲーマーを録画していたり、宮崎アニメはほとんど見ていて、「君の名は」までスマホのなかに持っていた、そして良くスターウォーズのTシャツを着ていた。

 それを見て、ケンはたぶんクレイグは同じのをあと二三枚は持っていて、着ていない袋に入ったものも持っているよと冗談を言っていた。

 ある日はケンがクレイグが「もう人間相手の仕事は疲れたから、帰国したら動物相手の仕事をしたいと思っている」と言っていたと笑いながら教えてくれた。

 ケンも犬好きだけど、クレイグはそれ以上に犬好きで、良く通りの犬を録画したり、遊んだりしていた。

 ホテル・マリアの周辺にはケンが「マンゴー」と名前を付けた犬がいて、インド犬{路上にいるのはほとんど一種類の犬、ほとんど髪の毛は短い}であるが少し毛の長い犬だった。

 ケンがそのマンゴーと良く遊んでいるので、クレイグもイネスの誕生日パーティーの帰りであろう、マンゴーと遊び、酔っていたからか、終いにはマンゴーにキスしていたとのことだった。

 インドではほとんどの犬が狂犬病を持っているし、またとても汚いのに、クレイグはそんなことは構わない男だった。

 クレイグは面白くて優しい男であるが、猫や犬と遊んでいるからかは分からないが、ほとんど病気の毎日を過ぎしていた。

 ケンに「クレイグはどうしている?」と聞くと「病気」といつものように答えていた。

 クレイグはもうそろそろ帰国するだろう、大きな病気になっていなければ良い、また好きな動物相手のフレッシュな仕事が見つかれば良いと思っている。
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