2015年の「表現」、、、断スマ？

昨日に引き続いて、二つ目の「表現」のクラス。


クライアント中心主義と言う言葉を聞いたことはありますか？


カウンセリングを勉強した人なら、きっとなじみのある言葉でしょう。


カール・ロジャースという、日本のカウンセリング手法に最も影響を与えたひとの、考え方。


そして、そのロジャースの娘、ナタリーロジャースが取り組んだのが、アートセラピー。


それも、エクスプレッシブ（表現）アートセラピー。


ボク自身も、彼女が来日した時に、ワークショップに参加したことがあります。


心と体のかかわりを、アートを通してたっぷりと味わえた３日間でした。


千桂子先生はかなり長い間、ナタリーの手法を学び、その後独自の理論と手法で、アートセラピーのプログラムを創り続けてきました。


その集大成と言われるものが、年に一回の「女神山」で行われる、３泊４日のワークシップです。


長野県にある女神山ライフセンターは、まさにリトリートには最適な環境。





4回シリーズ～つまりすべてのテーマを体験するには4年がかりと言うことなのですが～、コアなファンが多いワークショップです。


外界から遮断された空間に身を置き、静かにアートで内省する。


まるで瞑想するような、贅沢な時間を過ごしていくのです。


また、そこで提供される食事も魅力の一つ。


オーナーご夫妻の手による自然食が並び、まさに心と体の一致感を味わえるのです。





最近、「断スマ」なる言葉をよく聞きます。


あふれるネットを遮断して、小旅行を楽しんだり、人とのかかわりに没頭する。


ややもすると、誰かと話している最中にも、スマホを操作してしまうような、おかしな世の中になっています。


完全に、外界から遮断された空間で、自分と言う存在を心行くまで味わっていく。


３泊４日は、プログラムがびっしり、、、ではありません。


クリエイティブタイムは、お散歩をしてもいいし、アートを楽しんでもいいと言う時間の過ごし方。


そして、自分とコンタクトをした瞬間に湧き上がるクリエイティビティと、ともにある感覚を味わっていくのです。





自分の内側で、表現されたくて仕方がないというエネルギーを、ゆっくりと優しく受け止めてあげられます。


今回のテーマは「Magical Body　～　魔法のボディ　～」


お待ちしています。