クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

もうすぐ実技試験

2017-02-26 | 下の娘ごと

娘たち、実技試験が目前に迫っています。

まず下の娘から、そしてその1週間後に上の娘です。

実技試験に先立って、E先生門下の試演会が行われました。

本番慣れしていないので、試験では毎度あり得ないほど緊張してしまう下の娘。

本番の経験がそれなりにあって、ある程度本番慣れしているかと思われる上の娘でさえも、

実技試験というのは特別な緊張感を伴うようです。

そんなだから、下の娘にとっては本当に恐ろしい存在。

試演会では、E先生を中心に門下生が見つめる中、課題曲を弾くわけですが、

試験ほどではないものの、それなりの緊張感はもちろんあります。

この日は、そんな緊張感の中でも、まあまあの演奏ができたようです。

前回の試演会では散々の演奏を披露してしまい、E先生からも雷が落ちたそうなので、

まあ良かったです。

講評では、これだけはいつも言っていただける「音が良い」が今回もありました。

しかしながら、いまだに舞台に出てくるときの立ち居振る舞いを注意されるとは、

本当に困ったものです。

本人はしっかりやっているつもりなので、なおさら厄介です。

「速く弾こうと思いすぎない」というのがありました。

私も録音を聴きましたが、ギリギリの危うさを感じました。

「今日のテンポ(速め)でも良いから、その中でゆったり」とおっしゃっていて、

それはすごくわかりました。

「速くなったなあと思ったら、一音一音に魂を入れて」とありました。

実際の試験では、その場にいる者にしか感じられないピーンと張り詰めた独特の緊張感

が支配しています。

そんな空気感の中で、自分を出し切れるって、本当にすごいことだと思う。

でも、できる人はできるんですよね。



お雛様の季節ですね。

     



     




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