クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

ヴァイオリンを替えました その5

2016-10-14 | 上の娘ごと

今すぐに、どうしても、というわけではないので、夫には、

「自分の中で折り合いがついて納得してからでいいよ。気持ち良く譲ってあげてね。」

と伝えました。

夫にしてみれば、ゆくゆくは娘に譲るつもりだったものの、

思っていたよりちょっと早かったな、という感じだったのだと思います。

この話が出た時、所属する某区管弦楽団の定期演奏会が近づいていて、

その時の曲目の一つが、「マーラー 交響曲第3番」という大曲。

夫曰く、「一生に一度演奏できるかできないか」という程のものだそうで、

自身のソロパートもあるから、「まだ譲れない。」と。

そんなまさか、無理やり取り上げるつもりなど毛頭ありませんw

まずはその演奏会でしっかりと自分の役割を果たして、

その後ゆっくり考えてもらって、納得ができた上で譲ってほしいな、

と私は思っていました。

長年連れ添って、大切に大切に扱ってきた相棒を、娘にとはいえ、

そんなに簡単に渡せるわけはないですからね。

ところが意外にも、その演奏会が終わると、もうその日のうちに、

あっさりと娘に自分のヴァイオリンを譲ったのでした。



     




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